「テラスハウス」出演のスターダム木村花さん死去…ソルリさんやク・ハラさんに思いを馳せる韓国エンタメファンも

スターダム

写真:スターダム公式Twitter

「テラスハウス」出演で知られるスターダム所属の木村花さん死去のニュースが日本中に大きな衝撃を与えている。

23日、女子プロレス団体のスターダムは、団体所属の木村花さんの訃報を公式ツイッターなどを通じて発表した。
衝撃的なニュースに、発表直後からスターダムの公式サイトにはアクセスが殺到し、サーバーがダウンした。

1997年9月生まれの木村花さんはまだ22歳という未来のある年齢だった。

木村花さんは出演する「テラスハウス」の放送内容がネット上で炎上したことをきかっけに、アンチによる辛辣で悪質な言いがかりや暴言に苦しめられてきた。

これまでもSNS上で「生きててごめんなさい」「良い人じゃなくてごめんなさい」「嫌な気持ちにさせてごめんなさい」「消えて亡くなったら許してくれますか」「動やったら消えられますか?」「消えたらみんなに愛してもらえますか」など、苦しい胸の内を吐露していた。

さらに、亡くなる直前と思われるツイートには
「毎日100件近く率直な意見。
傷付いたのは否定できなかったから。
死ね、気持ち悪い、消えろ、今までずっと私が1番私に思っていました。
お母さん産んでくれてありがとう。
愛されたかった人生でした。
側で支えてくれたみんなありがとう。
大好きです。
弱い私でごめんなさい」
と綴られ、血まみれのリストカットの写真が添えられていた。

ネット上では、突然の訃報に悲しみのコメントが殺到、「言葉による殺人」との指摘が相次いだ。

また、韓国エンタメファンは、同じく90年代生まれの20代という年齢で昨年10月に亡くなったソルリさんと昨年11月に亡くなったク・ハラさんに思いを馳せながら、木村花さんの死去のニュースに心を痛めた。

ソルリさんもク・ハラさんもネット上で執拗に繰り返されるアンチコメントに苦しめられ続けていただけに、ネットユーザーは悪質コメントを「指殺人」と糾弾した。

韓国ではソルリさんの死をきかっけに、大手ポータルサイトの芸能ニュースのコメント欄廃止が論議され、今年3月に廃止となった。

生前、ク・ハラさんは自身のSNSに「皆さんの表現は自由です。でも、悪質なコメントを書き込む前に私がどんな人間なのか、考えてみることはできないでしょうか」と悪質なコメントを書き込む人たちに呼びかけていた。




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