韓国の新型コロナ感染者数が50日ぶりに1日20人台に、大邱市は2月18日の最初の感染者発生から初めてゼロを記録

  • 2020/4/10
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韓国の新型コロナ感染者数

写真:中央災難安全対策本部 公式サイト

韓国の1日当たりの新型コロナウイルス感染者数が50日ぶりに20人台となり、感染者が続出した大邱市では初めて0人を記録した。

9日午前0時から10日午前0時までの間の韓国の新型コロナウイルス感染者は27人確認された。日別感染者数としては、50日ぶりの20人台となった。
さらに、韓国内で最も多くの感染者が発生していた大邱市ではこの日、感染者の確認は2月18日の最初の感染者発生から初めてゼロとなった。

大邱市では、2月18日に最初の感染者が発生、2月29日にはその数が741人とピークを迎えた。その後、毎日300~500人の感染者が報告されてきたが、4月に入ってからはその数が急減した。
今月1日は20人、2日は21人、3日は9人、4日は27人、5日は7人、6日は13人、7日は13人、8日は9人、9日は4人と徐々に数が減り、10日は0人となった。

韓国全国の感染者数は10日時点で累計1万450人となっているが、このうちの6,807人が大邱市に集中しており、全体の60%以上を占めている。

写真:中央災難安全対策本部 公式サイト
黄緑色:完治者数(1日)、オレンジ色:感染者数(1日)、水色:治療中の患者数(累計)、青色:完治者数(累計)

韓国全体の日別の感染者数も4月5日と6日はそれぞれ47人、7日は53人、8日は39人と減少傾向にあり、9日は27人となった。

10日午前0時基準で、韓国の新型コロナ感染者数は1万450人、隔離解除(完治)数は7,117人、死亡者数は208人。

また、これまでに実施された新型コロナウィルスの検査人数は50万3,051人で、このうち47万7,303人が陰性判定を受け、1万5,298人が検査結果を待機中だ。

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