芸能界からの引退を宣言した歌手兼俳優のパク・ユチョンが、活動復帰への意志を伝えたことが報じられ、関心が集まっている。
6日、韓国メディアは一歩遅れて、先月25日にタイ・バンコクで開催されたパク・ユチョンのファンミーティングについて伝え、この中でパク・ユチョンがステージ上で芸能界復帰の意志を伝えたと報じた。
ファンミーティング後に公開された現場映像では、パク・ユチョンはファンが準備した映像を見て目頭を熱くする様子が映っていた。
パク・ユチョンは、「今日は本当に泣かないつもりだったけど…」と言葉を濁しながら、「実は頑張って耐えてはいるが、少し辛いです。皆さんにこんなにしてもらっていいものか分かりません」と涙を流した。
そして「とても辛いけど、うまく乗り越えて活動してみます」と述べ、活動復帰を示唆した。
しかし芸能界復帰の最大の障害は世論の厳しい視線だ。
特に韓国ではパク・ユチョンに対する世間の目は相当厳しいものがあり、今回の「ユチョン、活動復帰の意思」という報道にもアンチのコメントが殺到している状況だ。
パク・ユチョンは麻薬投薬の疑いが浮上した当時、記者会見を開き、「私は決して麻薬を使用していません」と身の潔白を訴え、「麻薬容疑が認められれば芸能界引退だけでなく、私の人生を否定することになる」と強く反論した。
当時の会見で世論は一気にパク・ユチョンに同情的に動いたが、麻薬の陽性反応が出たことが報じられ、韓国世論は嘘の記者会見で欺かれたと激怒、特にネット上の関連ニュースは大炎上しパク・ユチョンは非難の集中砲火を浴びることになった。
陽性反応の結果を受け、2019年4月24日に所属事務所はパク・ユチョンの専属契約解除と芸能界引退を発表した。
最終的にパク・ユチョンは昨年7月2日に懲役10ヶ月・執行猶予2年の判決を受け釈放された。当時、「社会に貢献しながら努力していく」との心境を伝えていた。
韓国世論は相変わらず厳しい状況だが、各国のパク・ユチョンのファンは現在も温かい応援エールを送っている。
タイでファンミーティングが開催されるにあたって、日本のファン連合はSNSイベントを開催するなどファンミ成功を応援した。
現在も国内外に一定のファン層を持つパク・ユチョンだけに、今後の歩みに注目が集まっている。
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