【取材レポ】「ディズニーランドに行きたい」シム・ウンギョン日本初舞台『良い子はみんなご褒美がもらえる』4月20日開幕!初日前会見&舞台稽古

『サニー永遠の仲間たち』『王になった男』『怪しい彼女』などで知られるシム・ウンギョンが日本で初舞台を踏む『良い子はみんなご褒美がもらえる』が、4月20日(土)~5月7日までTBS赤坂ACTシアターにて上演。4月19日(金)に初日前会見と舞台稽古が行われた。

この舞台は、日本でも多くのファンを持つ英国劇作家の巨匠トム・ストッパーが書き下ろした異色作。精神病院を舞台に、誹謗罪でつかまった政治犯の男役に映画やテレビで活躍する堤真一と、自分はオーケストラを連れているという妄想に囚われた男役に俳優としても注目されるA.B.C-Zの橋本良亮が主演を務める。

シム・ウンギョンは、堤真一の息子(サーシャ)役として全編日本語で初舞台に挑む。
ほかに小手伸也斉藤由貴外山誠二と実力派俳優が肩を並べ、演出にはオリヴィエ賞を受賞した世界的に活躍するウィル・タケットが舞台を創作する。

初日前会見では、日本の豪華俳優陣と一緒にボーイッシュな姿で登壇したシム・ウンギョン。意気込みを聞かれると「今回初舞台なので、今すごく緊張していますがとても楽しみにしています。キャストのみなさんと一緒に楽しく頑張りたいと思っています。」と緊張気味ながらも丁寧な日本語で意気込みを語った。オーケストラと一緒の舞台について問われると、オーケストラが大好きというシム・ウンギョンは、「音楽が素晴らしいです。音楽があることで役に気持ちを乗せられます。すごく楽しい経験だと思います。」と演技者としての気持ちを語った。

『良い子はみんなご褒美がもらえる』のタイトルにちなんで、どんなご褒美が欲しいですか?という質問には「どこかに遊びに行きたい、ディズニーランドに行きたいです。」と目を輝かせた。
また、A.B.C-Zの橋本良亮は、ご褒美に、演出家のウィル氏に「お褒めの言葉がもらいたい」、久しぶりの舞台で最近はテレビドラマでも忙しかった小手伸也は「長めの夏休みが欲しい」、斉藤由貴は「高級トースターを買いたい」、外山誠二は「伊香保温泉に行く」と答え、役作りのために炭水化物ダイエットをしていたという堤真一は「大量の米が食べたい!」と言って笑わせた。「糖質をとらないと頭が働かないので、今は食べるようにしている。米は大事です、エネルギーです。」と声を大にした。
主演の堤と橋本は、互いの印象について問われると、今年冬公開予定の映画『決算!忠臣蔵』の撮影で先に共演し、2人で飲んだときに堤が「今度も難しい舞台あるけど、頑張れよ」と言ったら橋本が泣きだし、泥酔しながら「頑張りますから~」と言ってきたことを楽しそうに暴露する堤。橋本は恥ずかしそうに「この舞台でどれだけ巻き返せるか」と力を込めて語った。

舞台稽古 フォトレポ

「良い子はみんなご褒美がもらえる 」

俳優とオーケストラのための戯曲
作:トム・ストッパード
作曲:アンドレ・プレヴィン
演出:ウィル・タケット
指揮:ヤニック・パジェ
出演:堤真一 橋本良亮(A.B.C-Z)
小手伸也 シム・ウンギョン 外山誠二 斉藤由貴 他
公演日程:2019年4月20日~5月7日@TBS赤坂ACTシアター
2019年5月11日~12日@大阪フェスティバルホール
公式HP:http://www.parco-play.com/s/program/egbdf2




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