富司純子とシム・ウンギョンのダブル主演映画『椿の庭』第10回トロント日本映画祭で審査員賞を受賞!第24回上海国際映画祭正式出品も決定
- 2021/6/9
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- シム・ウンギョン
富司純子とシム・ウンギョンのダブル主演、鈴木香共演で、海近くの一軒家を舞台に女たちのそれぞれの人生を丁寧に描く、写真家上田義彦の初監督作『椿の庭』が、第10回トロント日本映画祭で審査員賞を受賞した。
さらに、今週末から開催される第24回上海国際映画祭では、パノラマ部門 NIPPON EXPRESS への出品も予定されており、日本のみならず海外からも注目を集めている。
アジアの美に、改めて世界から注目が集まる!
審査員賞受賞が発表された、今年10回目を迎えるトロント日本映画祭は、日系文化会館が主催する日本映画の祭典としても年々その注目度が高くなっている。
今年はカナダ全土からの視聴が可能で、6月5日~27日までオンライン上で開催されている。
審査員賞には、これまでに諏訪敦彦監督作『風の電話』(2020年)、吉田大八監督『羊の木』(2018年)、片渕須直監督『この世界の片隅に』など気鋭の監督の受賞が続いている。
受賞に際し、上田義彦監督は喜びのコメントを発表した。
上田義彦監督コメント全文
このたび「椿の庭」がトロント日本映画祭において、審査員賞を受賞したとの知らせを受け、たいへん嬉しく、光栄に思っております。
この賞を励みに、これからも、アジア独特の豊潤な香りのする映画を撮っていきたいと思っております。
ありがとうございました。
上田義彦
出品が決まっている上海国際映画祭パノラマ部門NIPPON EXPRESSは、日本国内で注目を集めた粒ぞろいの作品が出揃い、昨年は『劇場』(行定勲監督)や『街の上で』(今泉力哉監督)などの話題作も選出され、毎年その豪華なラインナップで人気を博している。
開催は、現地時間の6月11日~6月19日に行われる。
『椿の庭』は、椿が咲き誇る一軒の家に住む絹子(富司純子)と絹子の娘の忘れ形見である渚(シム・ウンギョン)、そしてそこを訪れる人々の一年間を描いた物語。庭に咲く色鮮やかの草花に季節を感じながら日々を生きる家族。
それぞれに想いを秘め絹子の家を訪れる訪問者たち。登場人物たちの所作、佇まいなど、毎日を丁寧に生きる人々の姿を通して、観る者の心を潤す。
演じるのは富司純子と、映画、ドラマと大活躍のシム・ウンギョン。さらに鈴木京香、チャン・チェン、田辺誠一、清水綋治ら艶やかな俳優陣が脇を固めている。
メガホンを取ったのは写真界の巨匠 上田義彦。
構想15年、脚本・撮影・編集も務めた渾身の一作となった。
4月9日(金)よりシネスイッチ銀座ほか、現在、全国で公開中だ。
映画『椿の庭』の場面写真多数あり↓
『椿の庭』
出演:
富司純子、沈 恩敬(シム・ウンギョン)、田辺誠一、清水綋治、内田淳子、北浦 愛、三浦透子、宇野祥平、松澤 匠、不破万作、張 震(チャン・チェン)(特別出演)、鈴木京香
監督・脚本・撮影:
上田義彦
製作:
ギークピクチュアズ、yoshihiko ueda films、ユマニテ、朝日新聞社
配給:
ビターズ・エンド
制作プロダクション:ギークサイト
2020年/日本/128分
©2020“A Garden of Camellias” film partners
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