現在、中国に滞在中とされるタレントのエイミーが、歌手フィソンについて「フィソンの心からの謝罪」を望んでいると語り、注目が集まっている。
先月26日、3度目のプロポフォール投薬疑惑が報じられたフィソンは、3月31日に松坡(ソンパ)区にあるビル内のトイレで麻酔薬を投薬し、倒れた状態で発見された。
韓国メディアMBNニュースは、フィソンが倒れる直前に売人と思われる人物から黒いビニール袋を受け取る場面として、CCTVの映像を報道した。
映像では、帽子を深くかぶったフィソンがタクシーから降り、誰かに電話をかけた後、駐車場の方に向かって歩いていき、男としばらく話をして中身を確認した後、黒いビニール袋を受け取る様子が映っている。
フィソンはこの後、松坡(ソンパ)区にあるビル内のトイレで倒れた状態で発見された。
発見後の薬物反応で陰性と判定されたフィソンは、そのまま帰宅することになったが、4月2日に再び、薬物を投薬し倒れた状態で発見され、大きな衝撃を与えた。
フィソンが倒れていた現場では、エトミデートと書かれた薬物の瓶が発見されている。
エトミデートは、プロポフォールと似た成分を持つ睡眠麻酔薬だが、プロポフォールとは異なり、麻薬類には分類されていない。そのため、薬物検査では陰性反応が出たようだと伝えられている。
一連のフィソンの薬物疑惑関連ニュースにより、昨年のエイミーの暴露と2人の真実攻防に再び注目が集まることとなった。
当時、フィソンは、エイミーの暴露はまったくの嘘だとし、エイミーとの通話録音ファイルをYou Tubeに公開して、エイミーの主張を全否定した。
エイミーは世間の大バッシングを浴び、その後、動向が伝えられることはなかった。
そんな中、今月10日、韓国メディア スポーツ朝鮮が、エイミーとのインタビューを公開した。
インタビューの中でエイミーは、この過去の電話音声についても語っており注目が集まった。
エイミーは、電話の会話が録音されていることは全く知らなかったとしたとし、会話中に泣いた理由について、「フィソンが父親が亡くなった話や、知人の死などを語りながら『とても辛い』と言うので、それを聞いて私も心が痛くなりました。かけがえのない友人であった人が、電話で嗚咽するので心が弱くなり、涙が出ました」と話した。
そして「それで『元に戻すよ』と言いましたが、フィソンがそれをYou Tubeで公開し、私は一瞬で嘘つきになりました」と当時の顛末について説明した。
エイミーは、自身のSNS暴露について「すべて事実でした」とした上で、「私が望むのはただ一つです。フィソンの心からのお詫びです。本当に信じていた友人に裏切られた心の痛みは、経験したことがない人には本当に分かりません」とし、「フィソンを心から信じていたし、大切にしていました。私に心からのお詫びの一言を言ってほしいです」とフィソンからの謝罪を望んでいると語った。
一方、フィソンの所属事務所であるリアルスローカンパニーは今月3日に、フィソンが帰宅措置を受けた後、うつ病やパニック障害の症状が見られたため病院に入院し、現在は精神科の治療を受けているという公式の立場を伝えている。
2002年にソロデビューしたフィソンは数々のヒット曲で人気を集めており、2018年にはTWICEの2ndスペシャルアルバム「SUMMER NIGHTS」収録曲「Dance The Night Away」の作詞を手掛けたりもした。
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