”兵役逃れ”で国外追放された歌手ユ・スンジュン、11年ぶりのカムバックにブレーキ…「発売も未知数に」
ユ・スンジュンの韓国でのカムバックに対する世間の反発は大きく、最終的にブレーキがかかった。
ユ・スンジュンは、本日(22日)11年ぶりに韓国でアルバム「Another Day」のタイトル曲「Another Day」を先行公開する予定であったが、音源流通社が最終的な発売を取消し、カムバックに向けた動きが全てストップした。
今回のアルバムは、2007年に発売した7集「Rebirth Of YSJ」以来、約11年ぶりの発売になる予定であった。
アルバムには、ユ・スンジュンが過去の選択を後悔し、反省する内容も込められており、また自ら歌詞を書いたタイトル曲「Another Day」や「情熱」など全盛期時代に人気となった「ダンス曲」などが収録されている。
しかし、今回ユ・スンジュンの韓国での復帰に対して世間は冷ややか反応を送り、カムバックは遮られることとなった。
ユ・スンジュンは、2001年8月に身体検査当時4級補充役判定を受け、入隊を3ヶ月後に控えた2002年初めに韓国国籍を放棄し、米国の市民権を得て兵役を免除された。この事実が報じられると、当時、ユ・スンジュンに対する世間の怒りと非難が集中することになった。
その後、法務部は、ユ・スンジュンが兵役忌避を目的に国籍を放棄したと報告、出入国管理法に基づいてユ・スンジュンの入国禁止措置を下した。
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新曲リリースキャンセルを受けて21日にはYouTubeチャンネルで公開されていたタイトル曲「Another Day」のティーザー映像も削除された。
関係者は、新曲リリースキャンセルについて「リリースを検討したことは事実であるが、最終的にユ・スンジュンの音源をリリースしないことにした」とコメントした。
ユ・スンジュンは、「Another Day」を通して「いつか会えるようになれることを願う」という自分の思いを込めていたという。自ら作詞した歌詞で韓国ファンにメッセージを伝えようと、音源の収益金を全額寄付すると約束していた。しかし後悔と反省をの思いを込められたユ・スンジュンの11年ぶりアルバムは、ユ・スンジュンに対する批判や反発の前に不発となった。
国内の音源流通社は、ユ・スンジュンのアルバム流通に難色を示しており、本日(22日)リリース予定であった「Another Day」もこの日に公開されることは難しくなった。 これにより、12月5日に全体公開予定であったアルバムリリースも先行きは危ぶまれる状態となった。
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