23日、俳優オム・テウンが性的暴行で訴えられたと報道され衝撃が走った中、オム・テウンを告訴した元マッサージ店の女性従業員が過去にカラオケ事業主を相手に常習的に前払い金詐欺をはたらき法廷拘束されていた事実が明らかになり、性的暴行の被害を主張する信憑性に疑問が広がっている。
告訴したAさんは、2011年から2013年までの京畿道(キョンギド)と忠清北道(チュンチョンプット)の遊興酒屋7カ所で3,300万ウォンの前払い金を受け取り、これを横領したまま潜伏した。多数の事業主がAさんを告訴したことで、関連捜査が開始され、裁判所は先月12日にAさんに対し懲役8月の実刑を宣告している。
Aさんの詐欺は、平沢、ウォンジュ、プヨなど韓国の複数の都市で行われた状況にあると捜査機関は伝えている。
そしてAさんは、法廷拘束3日後の先月15日にオム・テウンを性的暴行の疑いで告訴した。このような状況から、Aさんの訴えの信憑性に疑問の声も上がっている状態だ。詐欺容疑の過去や、借金が多く経済的困難に直面しているAさんが現状から抜け出すためにオム・テウンを告訴したのではないかという主張だ。
もちろん、きな臭い過去があったからといって、それだけで性的暴行の主張が事実ではないと判断することはできないが、ネット上には今年の夏相次いだ芸能人の性的暴行事件の報道や、Aさんの経済的状況、犯罪歴等から冷静な感想を持つ声も多い。
警察関係者は「詐欺犯罪があったとしても、本件(性暴行事件)は別件として、先入観を持って捜査することはない」と前置きをした上で、「真実を確認するために、多角的に調査する予定だ」とコメントを伝えている。
Aさんは「今年1月、城南(ソンナム)市 盆唐(ブンダン)のオフィステルマッサージ店で従業員として働いていた当時、オム・テウン氏が暴行した。私たちの店は売春業者ではなかった」と主張したと報じられている。
一方のオム・テウンの所属事務所であるキーイーストは、「告訴人が主張する性暴行は事実無根」であると完全否定の立場を公式に明らかにするとともに、「今後、警察からの要請があれば誠実に調査に取り組む予定」であるとし、一方的な主張に対する根拠のない推測を自制するよう、マスコミに要請した。
オム・テウンは、2013年にバレーリーナのユン・ヘジンと結婚、一人娘のジオンちゃんがいる。
オム・テウンとジオンちゃんは、過去「スーパーマンが帰って来た」に出演し、人気を集めた。
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