ハ・ジウォン「お気に入りの写真は水着姿で…」1st 写真集 発売記念記者会見【取材レポート】

  • 2015/1/27
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人気ドラマ「ファン・ジニ」「シークレット・ガーデン」「奇皇后 」などに出演した韓国を代表する女優ハ・ジウォンがデビュー18年目にしての初の写真集「HAJIWON’S SECRET」を1月17日に発売。1月23日(金)タワーレコード渋谷店B1F「CUTUP STUDIO」にて写真集発売記念の記者会見とサイン会が行われました。

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会場には、取材陣のほかにファン50名が招待され、写真集の撮影ハイライト映像が流れたあと、拍手と歓声の中、鮮やかなブルーのニットを着たハ・ジウォンがステージに登壇。「こんにちは、ハ・ジウォンです。このように皆さんにご挨拶することが出来てとても嬉しいです。とてもドキドキしています。本当にありがとうございます」と挨拶し、フォトセッション後に会見がスタートした。

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―デビューして18年目で初めての写真集を発売したいと思ったきかっけは?
ハ・ジウォン:実は2012年に「今この瞬間」というエッセー本を出したことがあるのですが、残念なことに日本では発売することはありませんでした。それでこの写真集を出したいと思い、素晴らしい機会が訪れましたので勇気を出して写真集を出すことにしました。

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―タイトル「HAJIWON’S SECRET」には、どのような意味が込められていますか?
ハ・ジウォン:私はデビューして今まで、映画やドラマの撮影にずっと追われていて一度も休んだことがなかったので、ファンの皆さんに私の日常のシークレットを見せる機会がありませんでした。このたび、より皆さんに近づくために私のシークレットを公開して皆さんと共有したいなという気持ちからこの「HAJIWON’S SECRET」というタイトルは、私が直接つけさせていただきました。

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―企画・構成もハ・ジウォンさん自身が行ったそうですが、どんな構成になっているのですか?また写真集で一番表現したかったもの、伝えたかったものは何でしょうか?
ハ・ジウォン:今回の写真集を作るにあたりまして、衣装のコンセプト、小道具、メイクに至るまで、コンセプト作りから全ての作業に参加させていただきました。私が表現したいと思っていることをこの写真集のチームの皆さんと一緒に共有していきながらコンセプトを作っていきました。今回私が写真集の中で表現してみたかったのは、「自由」です。実は、私のハ・ジウォンという名前は芸名で、本名はチョン・ヘリン(田海林)というのですが、私、チョン・ヘリンが女優であるハ・ジウォンに変わっていく過程や俳優業をするうえで、抱えているさまざまな苦悩や葛藤、さまざまな顔や感情を表現してみたいなと思いました。

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―衣装のコンセプトは?
ハ・ジウォン:現代の街並みを歩いている場合は、女優としての感情を出してみたいなと思い、小物にはアイスクリームや風船なんかを使ったのですが、その時間が現代なのか過去なのかよく分からないような姿や、私のなかにある自由や、子供のような天真爛漫な姿を表現してみたいなと思いました。また海辺で撮ったシーンの際には、ちょっとクラシカルな水着を着用して、走りながら思い切り大好きなジャンプをするというシーンを撮影してみました。とにかくその瞬間瞬間、私が好きな洋服を着て、自分の本当に素直な感情を全面に出そうと思いました。

―撮影は全て台湾で行われたそうですが、理由は?
ハ・ジウォン:初めての写真集だったので、とにかくさまざまな感情を写真集に盛り込みたいという希望があり、天気や自然の環境を見て亜熱帯地方を選びました。本当にそこで撮影して良かったなと思います。台湾は、東洋的な部分もありながら西洋的な街並みもありますし、森も海もあって、本当に雰囲気がある撮影をすることが出来ました。

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―台湾での撮影で印象に残っていることや、場所はありますか?
ハ・ジウォン:(笑)とても面白いエピソードがあるのですが、実は水着を着て撮影をする際に、海で私が水着を着用して、その上から短いホットパンツを着て撮影をしたのですが、台湾で私が出演したドラマ「奇皇后」が非常に人気があったために、パパラッチの方達がずっと追いかけてきたんです。ちょうど私が水着を着用して撮影をするときに追いかけて来ましたので、スタッフの皆さんは、私を遠ざけようと防いでくれて、逃げたり、隠れながら撮影を行いました。本当に楽しく撮影をさせていただいたのですが、本来は、もう少し露出のある水着を着用する予定でしたが、それを着ることはありませんでした。次回はもう少し露出のある水着を着用して写真集を撮ってみたいと思います。

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―写真集のパッケージの写真を選んだ理由は?
ハ・ジウォン:私が60歳になっても70歳になっても、「マンマミーヤ」に出てくるメリル・ストリープさんのような率直な姿を見せる人間であり続けたいと思い、この写真を表紙として選びました。あまり着飾ってはいないのですが、率直な姿を見せることが出来るという思いからこの写真を選びました。

―写真集の中でご自身が気に入ってる写真は?
ハ・ジウォン:気持ちとしては全てを選びたいのですが、この中からひとつだけ選びたいと思います。(ページを念入りにめくって…笑)パパラッチの皆さんに追いかけられた場所で撮った写真です。逃げながら撮った写真なのですが、本当に短い時間の中で自分が表現したいと思っていることを思いっきり表現しました。(海辺でジャンプしている写真を見せ)私はジャンプするのは好きなんですが、水着を着た状態でジャンプをするのは生まれて初めてでした。(写真の)横に書かれているのは私が一年ほど前に書いた詩をこの写真の隣に添えてみました。

―今NHKで放送されているドラマ「奇皇后」では、51話という長い撮影に挑んで、演技大賞も受賞されましたが、「奇皇后」を通じて、これからの女優人生の糧になるような、学んだものはありますか?また、逆に、こうすればよかったと今だからこそ思う点はありますか?
ハ・ジウォン:(会見を見学しているファンを見て笑顔で)後ろの方に大勢のファンの方がいらしてるんですね。私にとりましてもこの51話の作品というのは初めてでしたので、体力的にも、私が演じたキ・スンニャンというキャラクター自体が私にとって本当に大きな挑戦でした。はじめは51話、果たして私に出来るだろうか?という思いから、勇気を出して決定を下してこの作品に臨むことになりました。実際に撮影に臨んでみると、日本のみならず、いろいろな地域の方々から、本当に思いもよらず沢山の愛情を得ることが出来ましたので、本当にありがたいなと思っています。この「奇皇后」を通じて、私はこのドラマの中で、男装から始まり、皇女、側室、そして最終的に皇后になるという一人の女性の一生を描く演技をしたわけですが、そういった演技をしたあとにもう少し、特定の人物の一生、人生についてもう少し深く、率直に表現してみたいなという気持ちを抱くようになりました。とにかくこの51話というのは本当に大変でした。

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