京畿道 龍仁市にあるエバーランド、そしてソウルランドとともに韓国を代表するテーマパークが、日本人観光客にもお馴染みのロッテワールドです。
1989年に開園したロッテワールドはアクセスに便利な都心に位置し、負担なく気軽に楽しめるのが最大の長点です。百貨店、ホテル、スポーツセンターも備わっており、複合レジャー空間として多くの人の関心を集めています。
ロッテワールドは冒険と神秘をテーマにした室内アドベンチャーと、湖公園である室外マジックアイランドの二つに大きく分かれています。
シーズン別に多様に繰り広げられるフェスティバルとパレードも有名な見どころの一つです。室内アドベンチャーには22種、室外マジックアイランドには17種、計39種のアトラクションがあり、中でもジャイロスイング、ジャイロドロップ、アトランティス等の乗り物はスリル満点。
特にジャイロドロップは国内最高の高空自由落下体験アトラクションで、2秒の間心臓が止まるような無重力体験が出来ます。
このように、「小さな地球村」をテーマに建設されたアドベンチャーは巨大なドーム型の室内テーマパークになっているため、天気や季節を問いません。暑い真夏でも凍えるような真冬でも常に人で溢れており、その人気ぶりは海を越えて外国人観光客の間でも必須の観光スポットとなっています。ホームページを訪問するとパレードや舞台公演のスケジュールも記載されているため、観覧したければ事前に調べていくと良いでしょう。
また、季節を問わず年間を通して楽しめるスケートリンク、ロッテワールド・アイスリンクも外せません。
ドーム型の透明な天井から自然光を多く取り入れ、氷の質がしっかりと保たれているリンクは、まるで野外でスケートをしているかのような錯覚に陥るほど。
客席どの席からも、またロッテワールド内からも、リンク内の様子を観覧することも出来、アドベンチャー内と一体化しているような雰囲気を味わえるのが特徴です。リンク内は初心者用の安全区域と熟練者用の滑走区域に分かれているので、初めての方でも安心して滑ることが出来ます。
第二のキム・ヨナを目指す子供たちやカップルなどの利用が多く見られ、料金は大人8500ウォン、小人7500ウォン、スケートシューズレンタル料が4500ウォンで利用可能です。
その他の見どころとして「ロッテワールド民族博物館」があります。韓国民族の長い歴史と文化遺産をたくさんの人々に優しく伝達するために誕生した歴史、文化の教育場です。
主に「歴史展示館」「模型村」「日帝時代室」に分かれていて、たくさんの写真や模型物を使い韓国人だけでなく外国人にも、韓国の歴史と文化を知らせようと努めています。
利用時間は9時30分から20時まで、料金は大人5000ウォン、学生3000ウォン、小人2000ウォンと負担のない金額で気軽に入場できるのが魅力です。
ロッテワールドの楽しみはそれだけではありません。
ロッテワールド芸術劇場では「B-BOY専用劇場」というものがあります。B-BOYとはブレイクダンスを踊る男の子のことを指し、「B-BOYに恋したバレリーナ」という作品を常時上演しています。
迫力ある舞台パフォーマンスとダンス、ロマンチックなストーリーが国境を越え、多くの観客に感動と喜びを与えているB-BOY専用劇場。
月曜日と火曜日は上演されませんが、その他の平日一日一回、週末は一日二回公演が行われており、R席50000ウォンで鑑賞することが可能です。
このようにたくさんの見どころ、楽しみが詰まっているロッテワールド。テレビでのロケやドラマ撮影にもよく利用され、国内外問わず有名な大変大きなテーマパークとなりました。誰と訪れるかによって様々な楽しみ方が出来、その一つ一つは一生忘れない特別な経験となることでしょう。韓国に訪れた際は必ず立ち寄りたいスポットの一つです。
ロッテワールドの基本情報
住所 | ソウル市 松坡区 蚕室洞 40-1 서울시 송파구 잠실동 40-1 ソウル市 松坡区 オリンピック路 240 |
営業時間 | (月~木)9:30-22:00、(金~日/祝日)9:30~23:00 |
交通アクセス | 地下鉄2号線 蚕室(チャムシル、Jamsil)駅下車、4番出口を出て右方向に。地下広場を通り左手の入口まで連結 |
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