お笑い芸人ユ・サンムが性的暴行の疑いで起訴されたことについて、ユ・サンムの所属事務所が「納得し難い」との立場を明らかにした。
21日、ユ・サンムの所属事務所は「本日、起訴意見で検察に送致したとの警察発表について、所属事務所とユ・サンム氏は、納得し難いと感じている」と明らかにした。
そして「所属事務所をはじめ、ユ・サンム氏の法律代理人は、まだ彼の無罪を推定しており、さらに綿密な検察の調査が行われた場合、真実は明白明らかであろうと期待している」とし、「これまで所属事務所とユ・サンム氏は、事実とは異なる一方的な主張や憶測報道があっても対応を自制してきた。これは不快な論議に巻き込まれた事が自体が申し訳ないという気持ちと、不要な誤解を招かないためであった。ユ・サンム氏の被疑事実について疑いがないことを立証するいくつかの状況と追加証拠などを継続して収集、確保しているにもかかわらず、相手女性の方へ配慮と事件の本質から外れた2次的な議論が起こることを憂慮して公開していない」と伝えた。
所属事務所は「ただ有名人という理由だけで所属芸能人が悪意のある被害者になることも決して座視しない方針であり、いかなる不純な目的にも妥協しない。改めてご心配おかけしたことをお詫び申し上げ、最終的な捜査結果が出るまで忍耐を持って見守って下さることをお願いしたい」と呼びかけた。
ユ・サンムは、5月18日午前3時頃、ソウル市江南(カンナム)区のモーテルで20代の女子大生Aさんに性暴行をした疑いで拘束されたが、その後釈放された。
当時、ユ・サンムの所属事務所は、ユ・サンムとAさんが恋人同士であるという立場を明らかにしたが、Aさんは警察調査で恋人関係ではなく意思に反するものだとの趣旨を証言していた。
21日にソウル江南(カンナム)警察署は、性的暴行の容疑でユ・サンムに対し「部屋の中で意思に反する性的関係を試みたものと認められる」として強姦未遂容疑を適用、22日に検察に起訴意見で送致すると明らかにした。
警察は、5月18日に訴えが受理された後、2ヶ月に渡って捜査を進めてきた。5月31日には、ユ・サンムを召喚して調査し、ユ・サンムとAさんを対象に対面調査と嘘発見器の調査も行ったことが明らかになっている。
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