BTS(防弾少年団)が今月開催の「2021 Mnet ASIAN MUSIC AWARDS(2021 MAMA)」に出演できないことが明らかになり、ファンの落胆の声が広がっている。

現在世界中で警戒が高まっている変異ウイルスのオミクロン株。日本を含む世界27カ国と地域で確認されており、各国が感染急増を防ぐべく規制を実施している。

韓国でも今月1日に、11月24日にナイジェリアから帰国した40代夫婦、30代男性、50代女性2人の合計5人がオミクロン株に感染していたことが明らかになった。
韓国の新型コロナウィルスの感染者数は11月30日の5,123人に続き、12月1日は5,266人を記録。ソウルを中心とした首都圏で特に急増中だ。

韓国政府は今月3日から2週間、韓国へ入国する全ての人に対し、ワクチンの接種有無を問わず「10日間の自主隔離」を導入する方針を明らかにした。

この方針により、現在コンサートのために米国に滞在しているBTSの韓国内でのスケジュールに支障がでそうだとの報道が出た。

BTSは、現地時間の2日までロサンゼルスのSoFiスタジアムでコンサートを開催、3日にはiHeartRadioの「2021Jingle Ball(ジングルボール)ツアー」のステージに立つ予定だ。

そのため、米国での全スケジュールをこなして韓国に帰国すると、11日に開催が予定されている「2021 MAMA」は自主隔離期間中となり、事実上、参加が困難な状況になる。

BTSの「2021 MAMA」不参加の可能性浮上ニュースは、世界中のファンの熱い関心を呼んだ。日本ではTwitterのトレンドワードに「MAMA不参加」がランク入りした。
生パフォーマンスを期待していたファンからは落胆の声も続いている。

MAMAの関係者はこの日、「BTSは（2021 MAMAに）出演しないことが決まった。スケジュール上、公演映像の制作は厳しいが、ファンのために短い映像の準備を検討したい」とのコメントを伝えた。

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