KEVIN(from U-KISS)ソロデビュー!アーティストKと合同会見「本当に天使みたい」【取材レポ】

  • 2016/8/9
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ケビン&K12016年7月6日に韓国ダンスボーカルグループU-KISSから、『Make me/Out of my life feat.K』でソロデビューしたケビン(KEVIN)。今回『Out of my life feat.K』で一緒にコラボした韓国人アーティストKとともに同日都内で合同記者会見が行われた。
白い衣装の2人が取材陣の前に登壇し、まずは自己紹介へ。

ケビン&K4ケビン&K6K「今回ケビン君からの依頼を受けまして作詞作曲、歌を一緒に出させていただきました。アーティストのKです。よろしくお願いします。」
ケビン「今日デビューしたソロアーティストとして挨拶します。U-KISSのケビンです。よろしくお願いします。」

Q.ソロデビューおめでとうございます。ソロ活動が決まった時の感想を教えてください。
ケビン「最初に聞いた時はビックリしました。スヒョンさんがU-KISSの中で初めてソロデビューして、次のソロデビューはフン君かなと思ってたので、僕に決まってビックリして、でも嬉しかったです。U-KISSとは違う姿をKISSme(U-KISSのファン)やU-KISSを知らない人に僕の魅力を見せることを楽しみにしていました。」

Q.U-KISSとして活動していますが、小さいころからソロのアーティストへの憧れはありましたか?
ケビン「中学生のときから音楽に興味があって、アメリカに住んでいたので、クリスブラウンとかジャスティン・ティンバーレイクとか、ソロアーティストを見てすごくカッコいいなと思っていて、ステージでダンスや歌のソロアーティストへの夢が始まりました。」
―いつかソロができたらいいなという気持ちは持っていましたか?
ケビン「(照れながら)U-KISSで一生懸命頑張ってきましたが、今年ソロデビュー出来てちょうどいいタイミングだと思います。なぜなら以前は僕の個人の経験も足りなかったし、U-KISSとしていろんなことをやってきて、今の自分が一番準備できたと思いますので頑張っていきたいと思います。」

Q.U-KISSではスヒョンさんが先にソロデビューしましたが、その時は羨ましかった気持ちはありましたか?
ケビン「それは無かったです。もちろんスヒョンさんのほうが僕より歳が上なので(笑)、スヒョンさんが先にソロデビューするのが当然だと思って応援していました。スヒョンさんはやっぱり歌が上手いし、日本語がペラペラで1人のインタビューの番組を見て、スヒョンさんプロだ~と思いました。」

Q.今回3曲が揃いましたが、こんな姿を見せたい、こんな曲を歌いたいというのはありましたか?
ケビン「ファンから言われたのですが、ステージの上と普段のイメージのギャップが大きいから、この部分をソロデビューのときに全部見せたかったです。柔らかいイメージとステージ上でのパフォーマンスやセクシーな姿を沢山見せたかったので、今回、『Make me』と『Out of my life feat.K』の2つの曲を準備しました。」




♪『Make me』について
Q. 『Make me』を初めて聴いた時の印象は?
ケビン「中毒性のあるメロディが印象的でした。サビ部分がずっと僕の頭で回って何度も聴きたくなるので、みなさんも沢山聴いてほしいです。」

Q.ダンス曲を選んだ理由は?
ケビン「U-KISSといえばパフォーマンスが凄いグループのイメージだと思うので、U-KISSのケビンのソロでダンスパフォーマンスをみなさんに見せたかったです。今回初めてのソロのダンスは、最初はちょっと難しかったのですが、もっとカッコよく自分らしく表現できるように頑張りました。MVは僕一人で撮りましたがステージでのダンサーを交えたパフォーマンスも楽しみにしてください。」

ケビン&K7Q.レコーディングではグループとの違いはありましたか?
ケビン「ちょっと時間が掛かりました。U-KISSの時は自分のパートだけレコーディングして早めに終わるのですが、僕一人のダンス曲は5~6時間くらい一人で歌ってコーラスも全部僕だから全部気にしないといけなかったのでちょっと大変でした。」

Q.曲の内容で、手に入れたいけどなかなか手に入らないと思うものは?
ケビン「やっぱり“時間”。この前U-KISSの韓国でのカムバックのために忙しく活動をして、すぐ日本のソロデビューがあり、U-KISSのツアーもあるので時間がもっとあったらいいなと思います。」
―もうちょっと時間があったら何をしたいですか?
ケビン「眠りたいです(笑)。寝る時間が足りなくて大変ですが…今はちょっと慣れてきました。」

Q.断ち切らなければならないと思うものはありますか?
ケビン「寝る時間です(笑)。まだ若いから寝る時間はあとで沢山あるから。」

♪『Out of my life feat.K』について
Q.Kさん、『Out of my life feat.K』について、今回コラボの依頼が来たときの印象は?
K「もともとU-KISSの楽曲を一緒にやっているクリエイターさんと同じグループなので、そこで楽曲を提供させていただいたのが縁だったのですが、ケビン君から話をいただいて素直に嬉しかったです。ただ、U-KISSじゃなくてケビン君一人で表現するということで何が出来るのか、どこまでやれるのかなと期待半分、心配半分とあってドキドキワクワクして楽しみでした。」

Q.ケビンさんは大先輩のKさんとコラボすることになってどうでしたか?
ケビン「初めて聞いた時は信じられなかったです。U-KISSのメンバーも僕も本当に昔から尊敬していたアーティストなのでコラボが出来て本当に嬉しかったです。(Kに)ありがとうございます!」

Q.今回、会うのが初めてだったそうですが、お互いの第一印象は?
K「第一印象は、かわいい、チューしたくなるくらいかわいい(笑)見た目とのギャップがなくて喋れば喋るほど本当に天使みたいです。すごい透明感があって声もそうですし、一回会うと好きになりますね。」
ケビン「すごいカッコよかったです。レコーディングのときに初めて会ったのですが、先にKさんがスタジオにいて、僕が韓国から来てちょっと遅くなってしまったのですが、挨拶するとき、日本語がすごいペラペラで日本の人かと思うくらい日本語が上手かったです。」
K「カメラが回ってないときはハングルで喋るんですが、レコーディングスタジオって僕ら2人以外みんな日本人のスタッフだったので日本語のほうが仕事が早いので、2人でも日本語で喋っていて、何の問題もなくスムーズに出来ました。さすがだなと思いました。」
ケビン「でもたまに韓国語が出ちゃったら、え?何ですか?って、Kさんが逆に韓国語を忘れる感じで…(笑)」

ケビン&K6Q.ケビンさんのほうから今回、歌いたい曲をリクエストしたそうですが?
K「歌詞の内容をこういうものをやってほしい、具体的にこういう言葉を使ってほしいとかが僕に来て、最初に全くない状態から作るよりはキーワードや歌いたいものをしっかり受け止めたあとに作るほうがゴールが見えました。」

Q.ケビンさんがKさんに伝えた歌詞のキーワードは具体的にどのようなものですか?
ケビン「恋愛はまだあまり経験がないのですが、僕にとって一番切ない気持ちをテーマにしようと思い、おばあちゃんが亡くなった時の気持ちを思い出しました。それでKさんと話して『Out of my life feat.K』に決まりました。」

K「ケビン君が言った“別れ”というテーマもあったのですが、僕も3、4年くらい前におじいちゃんが亡くなったんですが、ちょっと時間が経って悲しい気持ちより、いただいたものや次に繋げていく希望だったり喜びだったり、一緒に過ごせて良かったという部分や、亡くなってから初めて気づくものが凄く多くて、その辺を表現出来たらなと。ただ悲しいだけじゃなくて自分が経験することで変わったことだったり得たものを表現出来たらと思いました。」

ケビン「そうですね。歌詞は切ないですが、メロディやinstrumentを聞いたら明るい感じもあるので、切ない歌詞と希望的な音楽を合わせたらもっと切なくなる曲ですね。」

Q.作詞作曲もKさんが担当されたそうですが、作曲されるうえで、ケビンさんの声や二人で歌うことを想定して意識されたのですか?
K「もちろんケビン君に合わせてというのもあったのですが、一番やりたかったのはU-KISSのケビン君を今まで知らなかった方が、ケビン君というソロシンガーを聴いて、いいなと思うようなアーティストへというチャレンジすることに意味があると思うんです。ちょっとキーが高いかな?とか、難しいかな?と思う曲をどんどん歌ったほうが次のゴールが見えると思うので、ケビン君のそういうきっかけになればいいなと思いました。壁にぶつかったケビン君のほうが何かを得るんじゃないかなと思って、歌わせてみたら思っていた以上に素晴らしいパフォーマンスをしてくれたんです。(チャレンジ曲ということでしょうか?)そうですね、絶対できると思っていたので。」

Q.期待の曲ということですが、ケビンさんの印象はどうでしたか?
ケビン「僕も挑戦したかったジャンルでした。初めて聞いた時はピアノの部分がとても綺麗でメロディも凄くよくて、でもキーがやっぱりちょっと高くて心配だったのですが、レコーディングでK先輩からアドバイスをもらったので出来たと思います。」

Q.具体的にどんなアドバイスをされたのですか?
K「びっくりしたのが、ケビン君はアメリカに住んでいたので音楽の壁を感じない感じがするんです。僕の時は洋楽って海を越えた向こうのものという感じだったんですが、ケビン君の世代はワンクリックで洋楽が見られるので僕らより遥かに近いんですね。それに楽曲に対する吸収力がアジア人離れしてる感じがします。特にケビン君は楽器を弾いて歌う人ではないのに楽曲の組み立て方を体で感じてる気がしてて、歌も具体的ではなく、こういうニュアンスもあるという話しをしたら自分のものにしていました。僕が言ったというよりは本人がどんどん感じてやってくれたので、お世辞抜きで僕も勉強になりましたし、スタッフとも凄いなと話しながら帰りましたね。」
ケビン「(Kが流暢な日本語で自分を褒めていると知って)どんな話をしてるか分からないんですけど(笑)ありがとうございます。嬉しいです。」

ケビン3Q.二人の声が合わさったものを聴いての感想は?
ケビン「Kさんは感情が心まで伝わります。そして僕とは違う美声だと思います。(K「汚れた美声?」(笑))経験も僕よりあるし、ちょっとハスキーで綺麗な声です。僕と一緒に声を合わせたらすごくいいハーモニーになって嬉しかったです。」
K「僕はケビン君のこれからの可能性というものを見たような気がして、スタッフの方とケビン君がこれからどうしたらいいのかを考えたときに“今回の楽曲が出来て良かったです”という話しをさせてもらったんです。やっぱりポテンシャルを持ってて、まだまだ本人も気づいてないものをあるかもしれないし、これからもっと発見していくものがある気がしました。それだけの可能性がある気がします。」

Q.MVを2人で撮影していましたが思い出に残ることは?
K「ケビン君が凄く白くて、僕はご覧のとおり黒いので“オセロ”みたいという話しをしてました。(笑)」
ケビン「K先輩がピアノを弾きながら撮影しましたが、たまに休憩時間で一緒にピアノで歌ったり、僕がU-KISSの曲を教えて歌ったり、好きなPOPSを一緒に歌ったり凄く楽しかったです。MV撮影で会うのが2回目だったので仲良くなったと思います。」

Q.MV撮影を終えて、今はどんな間柄になったと思いますか?
K「年は離れてますが、一緒に歌ったりセッションしたりすると距離が縮まる感じがあるなとあらためて思います。」

Q.Kさんのようなお兄さんがいたら?
ケビン「いたら嬉しいです。僕はお姉ちゃんがいるから」
K「僕はお姉ちゃんがほしい。お姉ちゃんがいたらこういう柔らかい子になるでしょ?いつまでたっても汚れない感じが…お兄ちゃんいたらすぐ汚れるから(笑)」
ケビン「僕はスヒョン(兄)さんがいるから(笑)」
―連絡し合ったりは?
K「マメにカカオトークしてくれて返事も早いんです。僕は弟がいなかったので、こんな弟がいたら可愛いだろうなと…(笑)」
ケビン「僕が韓国にいたとき、KさんがMCをしている番組で僕のことを沢山話してくれて本当に感動しました。ファンの方からSNSでKさんがケビンのことを褒めてるよって来たので、Kさんに“ヒョン(お兄さん)ありがとうございます”と連絡しました。今回のプロモーションでリリースイベントやU-KISSのツアーでも一緒にコラボするので、お仕事じゃない日もお酒飲んだり食事したりしたいです。(K「しましょう!」)よろしくお願いします!」

Q.歌詞は恋愛の内容ですが、忘れられない愛の思い出や愛のある景色があったら教えてください。
K「僕は音楽をやり始めたきっかけが教会に行き始めて、そこで夢を持ち始めたのがスタートだったのですが、そんなに歌もピアノもそんなに上手くはなかったのですが、アーティストになりたいという情熱を初めて応援してくれたのが、教会のスタッフや牧師さんだったりするので、今思えばその後押しがあったので、これでやっていこうという気持ちになれたのかなと思うので、あの時の“愛”というのは深かったのだろうなと思うんです。それがなかったら今ここにいないかもしれないですしね。」

ケビン「僕はコンサートのとき、ファンのみなさんが僕たちの歌を聴きながら泣いてる時が忘れられない景色でした。音楽で気持ちを伝えるのが本当に素敵なことだと思って、ソロアーティストとしてU-KISSとしてどんどんいい音楽を用意してみなさんに感動をあげられるように頑張ります。」

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