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EPIK HIGH、Block B、MYNAME登場!1万1,000人を魅了。「a-nation island 2016 powered by dTV」最終日は、三浦大知、SKY-HI、超特急ほかアジアを代表するアーティストたちの豪華競演!【オフィシャルレポ】
今年で15周年を迎えた国内最大級の夏フェス「a-nation」。7日間にわたって様々なアーティストが登場する「a-nation island 2016 powered by dTV」最終日を飾ったのは、5周年となる「AsiaProgress~5th Anniversary~」。三浦大知、SKY-HI、DA PUMP、超特急、Block Bなど強力なラインナップのアーティストたちが国立代々木競技場第一体育館に集結、熱いパフォーマンスを披露した。
オープニングアクト1組目は、天才凡人。シンガーMiNEとDJ Shimada、元サラリーマンのHyonnからなる3人組ダンス(できない)ボーカルグループとのことだが、リーダーのMiNEは、嵐やKis-My-Ft2に楽曲提供をするなど、その才能を発揮。この日は8月10日リリースの新曲「蚊が嫌いだと叫びたい」「夏物語」も飛び出し、オープニングアクトとしての大役を果たした。2組目には、昨年誕生したばかりの9人組ダンス&ボーカルユニット・SUPER★DRAGONが登場。Dubstepとヘヴィーロックをミックスした重低音が響く楽曲に、目まぐるしく変わる9人のフォーメーションタンス。そしてキャッチーなサビと一緒に踊りたくなる振り付けが印象的。ミクスチャーサウンドな「BAD BOY」や「KITTO→ZETTAI」を最年少12歳の新世代グループながらセクシーなステージングで魅せた。
オープニング映像が映し出され、大歓声が上がる中、メインアクトステージ1番手を飾ったのは韓国ヒップホップ界のレジェンド3人組、EPIK HIGH。DJ TUKUTZが流すクラシックサウンドで現れた彼ら。まずは挨拶がてらに「BORN HATER」。「LOVE LOVE LOVE」では、MITHRAとTABLOのキャッチーな掛け合いが絶妙だった。最後は「DON’T HATE ME -Japanese Version-」で大合唱をさせ、オーディエンスにその圧倒的な実力を見せつけた。
続いてステージに現れたのは、新世代EDM/シンガーDJデュオ、FUTURE BOYZ。メロウ系からパーティーなラップソングまで、全曲英語詞のEDMをベースにしたニュー・エレクトロ・サウンドで世界を席巻中。「わっしょい!」の掛け声が印象的な「FUTURE PARADE」に始まり、キラーチューン「TOKYO STYLE」と続き、ラストナンバー「Best Night of Your Life」まで勢いは衰えず。曲中には「今日1番のジャンプを見せてくれ!」と会場をアオり、サウンドに合わせたジャンプで会場を一体にして次に繋いだ。
続くPrizmaXは、代々木ストリートシーンから選ばれた本格派ダンスボーカルユニット。EBiDAN(恵比寿学園男子部)内の“兄貴ユニット”。結成は2002年ながら、デビューは3年前。ついにこの大舞台に登場ということで、元気と笑顔を存分に振りまいていた。キャッチーで切ない「HUG&KISS」で、オーディエンスの心を掴む。森崎ウィンがハリウッド映画の撮影のため本日は参加していないことを告げたが、彼の不在を補って余りあるほどの見事なパフォーマンスを魅せた。ハンドクラップを促しての「Pleasure」、そして「Three Things」でさらにハッピーな気分にさせてくれた。
続いて、YouTubeのMusic Video再生回数が軒並み1,300万回を突破しているBlock Bが登場。新曲「Toy」から始まり、キャッチーなメロディーと切ない歌詞が心に響く。メンバー自らプロデュース、作詞作曲を手掛ける彼らのオリジナリティー溢れるサウンドならではだ。そして「次の曲は静かです」というMCから、にぎやかな「HER」でカウンターアタック。静寂とは真逆のアグレッシブな掛け声が会場を包み込んだ。ラストナンバー「Very Good(Rock ver.)」では、オーディエンスは興奮のるつぼと化し、大団円を迎えた。
次は「日本発、4オクターブダンス&ボーカルグループ」と称されるDa-iCEが登場。これまでのリリース作品は全てオリコンデイリーランキングTOP3入り、週間ランキングTOP10入りを記録する大人気グループ。1曲目の「FIGHT BACK」のイントロが始まると、会場はのっけからヒートアップ! サビでは悲鳴にも似た大合唱に。「Splash」でも、当然「Splash!」と叫ぶ観客たち。ラストの「パラダイブ」では会場中がタオルを回転させ、太陽のように眩しい夏の思い出になった。 そして場内が暗転し、VTRが流れると大歓声が沸く。「SUPER FICTION casts SKY-HI」の映像だ。再びステージに現れたDa-iCEと、SKY-HIによるこの日しか見られないレアなアクトに会場中が狂喜乱舞に。満を持してのコラボ曲、SKY-HIの巧みなラップと5人のエモーショナルな歌声が絶妙に絡む。ロウエンドなクールさに誰しもが酔いしれた。
その興奮冷めやまぬまま、2012年に日本デビューを果たした韓国5人組ビジュアルアイドル、MYNAMEが颯爽と登場。高い身体能力と完璧な肉体美を持つ彼らのショーは「MIRACLE」からスタート。黄色い声援が沸き起こる中、激しいパフォーマンスで観る者を釘付けにした。観客たちと息の合った掛け合いを見せた「Hello&Goodbye」、「タッマレ~!」と大合唱する「タンマレ(Just tell me)」、そして「Everybody Say Ho!」の掛け声でアオる最高のサマーチューン「SUMMER PARTY」で全開に駆け抜けた。
スクリーンにDA PUMPの姿が映ると割れんばかりの大喝采が。「Rhapsody in Blue」のイントロが始まると、国民的夏ソングに盛り上がらないわけがない。間髪入れずに「ごきげんだぜっ!~Nothing But Something~」へのコンボが炸裂。最後はこれまた大ヒット曲「if…」から「Feelin’ Good ~It’s PARADISE~」へ。会場中は、もちろん大合唱となり最高潮のボルテージの中、「まだまだ楽しんでください!」と笑顔でステージを去った。
スクリーンに映し出されると同時に超特急が登場すると、会場は再び大歓声に包まれる。メインダンサー・バックヴォーカルグループであり、5人のメインダンサーから、シングルごとにセンターが変わるのが特徴。コミカルなアゲアゲナンバー「バッタマン」から始まると「8号車」と呼ばれるファンはペンライトを振り上げて応戦。「Believe×Believe」など、元気担当・6号車のユースケの突き抜けっぷりも含め、エンタテインメント性の高いパフォーマンスを存分に発揮。globeのカヴァー曲「Love again」、トドメは「Burn!」で、オーディエンスを盛り上げた。
そしてDa-iCEとコラボ曲を披露したSKY-HIが、SKY-HI & THE SUPER FLYERSとして再びステージへ。手を挙げ「ハッ!」と叫び、ステージは幕を開ける。ソロアーティスト・SKY-HIとしての強力な歌声・ラップスキルは唯一無二のインパクトを放つ。ダンサブル&メロディアスな「スマイルドロップ」、続いてはライブならではのアレンジだった「Limo」を披露。曲間で「今日はここからMCなし、バラードなし、ひたすら盛り上げます!」と宣言。続く「Count Down」でさらにアッパーな空間に。「TOKYO SPOTLIGHT」ではハンドクラップに包まれ、宣言通りノンストップでラストナンバー「ナナイロホリデー」まで皆をハッピー感いっぱいにして盛り上げた。
「AsiaProgress」5周年のヘッドライナーは、スーパーエンターテイナー、三浦大知。イントロで華麗なダンスを披露しながら「I’m On Fire」で口火を切った。ポップな歌声と卓越されたダンス、彼の一挙手一投足に注目してしまう。アダルトな雰囲気の「Right Now」、一転して「music」では朗らかにと、多面的に繰り広げられるステージ。ここで「1曲スローなバラードで一旦休憩していただいて(笑)」と、ピアノの音色から「ふれあうだけで ~Always with you~」を力強く歌い上げる。さらには未発表の新曲「Rise up」も初披露。ラストは最新作「Cry&Fight」をアカペラから入り、繊細かつダイナミックな歌声とキレキレのダンスで強烈な存在感を放ち、「みんな最高です!最後の最後に自分自身に拍手を。またお会いしましょう!」とこの日を締め括った。「a-nation」15周年、「AsiaProgress」5周年というダブルアニバーサリーとなったこの日。年々進化を遂げる「AsiaProgress」のさらなる進化を、観客たちがひとつになって体現できた夜だった。2016年の「a-nation island」は、7日間でのべ10万人を動員。この熱狂と興奮は、8月27、28日に東京・味の素スタジアムで行われる「a-nation stadium fes. powered by dTV」へと引き継がれていく。
(取材・文 山崎光尚)
2016年8月27日(土)東京都 味の素スタジアム
<出演者>
BIGBANG / 超特急 / DAIGO / ET-KING / iKON / lol / 三浦大知 / ソナーポケット / 和楽器バンド
and more
2016年8月28日(日)東京都 味の素スタジアム
<出演者>
浜崎あゆみ / AAA / Acid Black Cherry / 防弾少年団 / Da-iCE / 倖田來未 / SKE48 / テミン / TRF
and more
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