2日、ジェジュンの日本公式サイトは「『ミュージックステーション 3時間SP』出演について」とのタイトルで、「出演を予定しておりました、明日4月3日放送の『ミュージックステーション 3時間SP』につきまして、
諸般の事情により出演を見合わせる事になりました」と告知した。
ジェジュンは1日、自身のインスタグラムに新型コロナウイルスに感染して入院中だという文章を掲載したが、これがエイプリルフール発言であったことが明らかになり、批判を浴びることになった。
その波紋は大きく、同日予定されていた生放送のNHKラジオ第1「古家正亨のPOP★A」への出演も急遽キャンセルとなった。番組中、MCの古家氏は自分の影響力を認識していてほしかったとしながら、残念な気持ちを伝えた。
また、今月5日のNHK BS プレミアムの「The Covers(ザ・カバーズ)」への出演もキャンセルとなった。
ジェジュンが過去に出演しパフォーマンスした「♪化粧」が「中島みゆきカバーセレクション」内で放送される予定であったが、急遽取り止めとなった。
3月11日に3rdシングル「Brava!! Brava!! Brava!! / Ray of Light」をリリース、日本でのスケジュールをこなしていたジェジュンだが、今後はしばらく活動を自粛することになる。
波紋は、韓国にも広がっている。
1日には韓国大統領府の国民請願に処罰を要求する請願まで登場し、ジェジュンの発言は公人として軽率であったと非難が殺到した。
2日の中央災難安全対策本部の定例ブリーフィングの席では、「歌手キム・ジェジュンさんの新型コロナ感染の嘘に関連し、どのような方式で処罰についての議論がなされているのか。進行中の場合、法的根拠はあるのか」という質問が出た。
この質問にユン防疫総括班長は「疫学調査官や医療関係者に虚偽の情報を提供する場合、感染症の予防及び管理に関する法律に基づいて処罰される可能性があるが、今回のケースはこれらの事例に該当しない。個人のSNS投稿により社会的物議となったものだ」とし、「他の処罰に該当するかについては確認をしなければならないが、感染症の予防及び管理に関する法律に基づいての処罰は難しい」と答えた。
そして「法的処罰の観点よりも、現在、全国民が新型コロナウィルスのために、かなり敏感な状況にある。そのような点を十分に考慮した上で、発言やSNS上での表現についてはできるだけ慎重に行うことが望ましいと考える」と苦言を伝えた。
また、今回の件を受け、1月31日からスタートしたジェジュンのアルゼンチン旅行記「Travel Buddies」は、2日にEP.10の公開がYouTubeで予定通り行われたが、監督版のテレビ放送については放送中止も検討中であることがこの日、報じられた。
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