同作で子役として天真爛漫な可愛さを見せたユ・スンホは、今やすっかり成長し人気俳優に。多くの人に時の流れの速さを感じさせた。
映画「おばあちゃんの家」は、2002年に韓国で公開された。
ソウルから田舎に住むおばあちゃんの家にやって来た少年サンウとおばあちゃんの交流を描いた感動作だ。
おばあちゃんの無償の深い愛、そしてまるでドキュメンタリーかと錯覚させるようなリアルな描写は、見る人にあたたかい祖母のぬくもり、懐かしさ、切なさなど、自身の祖母を思いおこさせ、映画を見て号泣する人が続出した。
キム・ウルブンさんの訃報が伝えられると、過去、「おばあちゃんの家」を鑑賞したことがある人たちが映画を思い出し、メッセージを残した。
ネット上には
「この映画を見ると、亡くなった祖母を思い出して泣いてしまいます」
「本当に心温まる感動の映画でした」
「祖母の孫を思う気持ち、愛情に号泣しました」
「おばあちゃんのために たくさんの針に糸を通すシーンがすごく印象に残っています」
など、キム・ウルブンさんを追悼するメッセージとともに、作品の感想コメントが書き込まれた。
キム・ウルブンさんとユ・スンホは、同作が公開された2002年に開催された第39回 大鐘賞映画祭で、それぞれ新人女優賞・新人男優賞にノミネートされた。
当時、キム・ウルブンさんの新人女優賞ノミネートは、過去最高齢であることでも話題になった。
2008年には、ユ・スンホがMBCの「ネバーエンディングストーリー、その後」で映画公開から6年ぶりにキム・ウルブンさんと再会、「結婚は当分先になりそうですが、おばあちゃんには必ず来てほしいです」と語り、キム・ウルブンさんへの愛情を示していた。関連記事
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