「ボクスが帰ってきた」ユ・スンホ オフィシャルインタビュー公開!
- 2021/2/17
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- ユ・スンホ
「ロボットじゃない~君に夢中!~」でラブコメ新境地を開拓したユ・スンホ主演のリベンジ・ラブコメディ「ボクスが帰ってきた」が、現在TSUTAYA先行でDVDレンタル中&発売中だ。
劇中、本作で正義感が強くて人気者のカン・ボクスを爽やかに好演したユ・スンホのオフィシャルインタビューが届いた。
「ボクスが帰ってきた」ユ・スンホ オフィシャルインタビュー
まず、本作に出演を決めた理由を教えてください。
ユ・スンホ:シナリオを興味深く読みました。そして学生服を着るという設定は、時間が経つにつれて難しいと思ったので、学生の姿を最後に残したいと思いました。出演した俳優たちもとても素敵でしたし、いろいろな部分が魅力的に感じられたので、出演を決めました。
カン・ボクスというキャラクターに魅力を感じたのは具体的にどんな部分ですか?
ユ・スンホ:過去に学生時代の誤解と暗い時間を過ごしたボクスが、誤解を解くために復讐(ボクス)をする機会を得て、母校に再入学するという設定にとても興味を持ちました。そしてボクスの優しさと、復讐をするという意思を持っているにも関わらず、繊細な性格も気に入りました。
ボクスを演じる際に何か心がけた点や努力した点はありますか?
大人になって便利屋として働くボクス、復学生としてのボクス、高校生としてのボクスなど同じ人物でもいろんなシチュエーションを演じられたと思います。
ユ・スンホ:時間別、状況別にしなければならないことが多かったです。もちろん、完全に別の人物を演技するわけではなかったので、思っていたよりも難しくはなかったですね。“あなたのお願い”のような場合は、僕がある人物としてその人格を憑依させてお願いを聞いてあげることもあるけれど、大半はお使いのようなことが多かったので、難しくなかったんです。一番心配していたのは、大人になったボクスと学生だった時のボクス、そしてスジョン(チョ・ボア)との関係ですね。この状況を自然に演じられるように努力しました。
ボクスとご自身との似ている点はありますか?また、異なる点は?
ユ・スンホ:僕が今まで演じてきた人物の中で一番性格が似ているのは、ボクスではないかと思います。撮影をしながら、飾ることなく演技をしましたし、時にはよくする習慣や癖などが出たりしました。
ボクスの初恋相手であり、運命の再会を果たしたソン・スジョンを演じたチョ・ボアさんと共演してみていかがでしたか?
ユ・スンホ:とても魅力的な俳優なんですよ。演技の呼吸はもちろんですが、休憩時間にもいつも笑いが絶えない俳優です。撮影がとてもつらい状況もあったけれど、笑顔を忘れずスタッフや俳優たちの力になれる本当に良い俳優ですね。
スジョンとスホの裏切りによってボクスは退学させられることになってしまいます。最初は2人への復讐をするために復学しますが、いつしかスジョンとは再び恋仲になります。スンホさんだったらボクスのようにスジョンを許せますか?
ユ・スンホ:よくわかりません。でも、演技をしている間ずっと感じていたことは、とても寂しかったということです。誤解によっておかしな噂が僕について回って、誰も僕の味方になってはくれませんでした。実際の状況だったらこの寂しさはとてもつらいことだと思います。スジョンとの関係は結局のところ学生の時も現在も、愛という感情があるから口ではひどいことを言っても、心では愛という感情が変化しなかったから、ボクスも最後には許して、また愛することができたんだと思います。
スジョンはあまり恵まれない状況から努力に努力を重ね、学生時代は学年一位だったし、現在は学生と常に向き合う熱意ある教師という印象です。学生時代も大人になってからもボクスはそんなスジョンを愛しく思っていますが、一生懸命な女性は好きですか?こんな姿を見たら支えてあげたい!と思うのは?
ユ・スンホ:僕だけではなく多くの男性たちが、全てのことに一生懸命努力する女性たちに魅力を感じるのは当たり前のことだと思います。女性たちも同じじゃないでしょうか。仕事に熱中したり、全てのことに最善を尽くす姿が、魅力的に映ると聞きました。僕も一緒ですね。
因縁のライバルであるオ・セホを演じたクァク・ドンヨンさんと共演してみていかがでしたか?
ユ・スンホ:クァク・ドンヨンさんは僕より年下だけど、一緒に演技をしながら本当に驚きました。この年齢でなぜこんな感情をうまく表現することができるのか…とても驚いたし格好良いと思いました。演技をする時ドンヨンさんの目を見ると、とめどなく崩れ落ちてしまう僕がとても辛かったです。
最初は仲のいい友達だった二人がいつしか恋敵になってしまいます。不器用なセホはスジョンへの感情がボクスへの恨みに代わってしまい、陥れることになりますが、スンホさんがもしボクスの立場だったらセホを理解できますか?
ユ・スンホ:理解しようと努力すると思います。一時、良い同級生であり友達だったので、先に理解しようと努力してから、対話で解決しようと努力すると思います。でも、到底話が通じないとか、本人の主張があまりにも強かったらその人を諦めてしまうかもしれません。
もし親友と好きな人が一緒になってしまったら、スンホさんならどうしますか?理由は?
ユ・スンホ:僕の性格上、言い争ったり競い合ったりすることがすごく嫌いなんです。もちろん争うことが嫌いだからと言って、競争心がないとかうやむやにしたりはしません。お互い気分を害さない程度に、冗談のように争います。でも恋に関しては話が違ってくるかもしれませんね。いくら仲がいい友達と言えども、確実にあの行動は度を越えていると思います。現実の僕でも、もしあんな出来事があったら、その時はボクスのように行動すると思いますね。
セホも単純に「悪」という人物ではなかったと思います。ボクスとセホは時がたって友人には戻れると思いますか?ボクスとしてセホにかけてあげたい言葉があるとしたら?
ユ・スンホ:幼い年齢ですし、十分にあんな行動をしてしまうかもしれませんが、一度元には戻れない状況にまでなってしまっているので、以前には戻れないかもしれません。セホに何と声を掛けたらいいかわからないですね。
もし学生時代をもう一度やり直せるならいつに戻りたいですか?理由も教えてください。
ユ・スンホ:高校生に戻りたいです。その時の記憶がまだ生き生きとしていますね。登校から友人たちと一緒に立ち寄った場所、一緒に食べた給食やバスケットボールをした時間。こんな些細なことまでひとつひとつ全部鮮やかに思い出されて恋しいです。特別な理由がなくても、ただ友人たちと一緒だったら楽しいという感情を今は簡単に感じられなくなってしまったことがすごく寂しいです。そしてもしその時に戻れるなら、勉強をもう少し頑張りたいですね。
印象に残っているセリフはありますか?
ユ・スンホ:“ソン・スジョンの彼氏”このセリフを一番大切に思っています。ボクスの純粋な本心を表していると思います。単純だけど切ないセリフですね。
アドリブなどありましたか?
ユ・スンホ:アドリブはとてもたくさんあって…こんなにたくさんアドリブを入れた作品は初めてでしたね。アドリブをした瞬間瞬間に、監督が全部“OK”というサインを出してくれたので、時間が経つにつれ、気軽にアドリブができるようになったんです。
撮影裏話や、空き時間の想い出など、撮影エピソードを1つで結構ですので、教えてください。
ユ・スンホ:舞台が学校なので、教室で過ごす時間が多かったです。実際に僕も学生時代には先生に隠れてメモを書いて渡して遊んでいたのを覚えています。ここでも同じで、スジョンの撮影シーンでは、横でメモのようなものを渡しながらいたずらをしたり、ノートでゲームをしたりして待ち時間を過ごしました。まさに学生時代に戻ったような気分でしたね。
本作の見所を教えてください。
ユ・スンホ:復讐(ボクス)という…もしかしたら怖いと思われるかもしれないけれど、とても美しくて悲しいドラマです。誤解と裏切りがあったけれど、これさえも愛という感情の前に何の力もないということをお見せしたいです。そして学生時代の記憶を思い出すことができる、美しい作品だと思いますね。
日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。
ユ・スンホ:状況が落ち着いたら、できるだけ早くご挨拶できるように努力したいと思います。「ボクスが帰ってきた」たくさんの応援をお願いします。
「ボクスが帰ってきた」
TSUTAYA先行でレンタル中
DVD-BOX1&2発売中
発売・レンタル販売元:PLAN Kエンタテインメント
セル販売元:ハピネット・メディアマーケティング
© SBS
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