ファンからの「オッパー!」という呼びかけで、グレーのセーターを着たチソンがジャズナンバー、ナット・キング・コールの『L・O・V・E』を軽快に歌いながらステージに登場、大きな歓声が沸いた。
「こんばんは。お久しぶりです」と日本語で挨拶したチソンは「時間が経つのは本当に早いものだとあらためて感じます。僕が20年間俳優として活動できた理由は誰のおかげでしょうか?みなさんのおかげです」と感謝し「僕には20年以上もずっと愛してくださるファンのみなさんがこんなに沢山いらっしゃいますし、いつも僕のことを信じて励ましてくれる家族がいますので、まだ果たせていない僕の夢は、これから先がもっともっと楽しみなんです。いつまでも今のように応援してくださいますか?」とファンに問いかけると会場は大きな拍手に包まれた。
悩み相談コーナー
悩み相談コーナーでは、ファンから事前に寄せられた悩みに答えた。
1人目「目上の人に可愛がられるのはどうしたらいいですか?」という悩みに「いつも明るい笑顔で挨拶をして」「前向きな気持ちで一生懸命頑張っている姿を見せれば、周りからも認められるようになると思う」「感謝の気持ちを忘れないでね」と自分の経験を元にアドバイス。
2人目の「彼氏いない歴25年の娘が不憫です」という悩みには「その時が来れば素敵な彼氏が現れると思うので、その日が来るまではなるべく一緒に過ごされてはいかがでしょうか?」とアドバイス。
さらに「チソンさんは友達から恋人へ進展したきっかけはなんですか?」というきわどい質問に、ドラマ『ラストダンスは私と一緒に』の共演で知り合い、軍隊の時に休暇で会う機会があり、話しをしているうちに本当に気に入ってしまったんです」と、照れながらもなれそめを明かした。
今も100日ずつ記念日を数え4300日を迎えたことや「娘がどこに行くときもお父さんと一緒がいいと言ってくれて、とっても幸せなんです」と家族との幸せなエピソードを嬉しそうに語ってくれた。
3人目は「チソンさんとなかなか会えなかったので、チソンさんが出てないドラマを観て若いナムジャ(男性俳優)に目移りしてしまいました」という告白にチソンは「これはありえないことです!なぜだか涙が出ます」と大慌て。(笑)
「それはごくごく自然なこと。あなたのために面白いドラマを準備しています。僕から離れないように!」
「ずっとこれからも僕といてくれませんか?若いナムジャに行かないでください!」とお願いする姿に会場は笑いに包まれた。
ついには「僕は悩みがあります」と言い出したチソン。「みなさんが僕から離れていったらどうしよう。若いナムジャに目移りしたらどうしよう」とつぶやき「今年僕はもっと一生懸命作品で頑張って、みなさんを喜ばせ、目移りしないように頑張ります!」と宣言。
会場は拍手と声援が飛んだ。
会場を見渡し「みなさんの顔を見ると、デビュー当時の頃を思い出します。ファンになってくれたエピソードを聞くと、凄く幸せな気持ちになって、この仕事をやっていてよかったなとやりがいや幸せを感じるんです。そしてもっと頑張らなければならないなという責任感と義務感を強く感じます。みなさんがまさに僕にとって人生なんです。ありがとうございます。」と、あらためてファンに感謝を伝えた。