ノ・ミヌ(MINUE)独占インタビュー!『GRAVITY』で日本メジャーデビューへ!「音楽で勝負したい」
- 2016/10/14
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- ノ・ミヌ
「フルハウスTAKE2」「私の残念な彼氏」などに出演し、俳優としても大人気のノ・ミヌ(MINUE)が、ミュージシャンとしても高い定評を受けている。そしてついに11 月 16 日にポニーキャニオンより日本メジャーデビューすることが決定。
デビューシングルのリード曲である『GRAVITY』は作詞作曲を自ら手がけたほか、ギターやドラムの演奏も彼が担当しているという。お台場で初の野外デビューコンサート(10/5)を目前にしたノ・ミヌ(MINUE)さんにインタビューさせていただきました!
Q.このたびは日本メジャーデビューおめでとうございます。今のお気持ちをお聞かせください。
「夢みたいです。ずっと目標だったので。自分がプロデュースした曲でデビューするのが夢だったから、こんな日が来るんだなぁと思ったら本当に幸せです。」
―以前と気持ちの変化はありますか?
「今は、今日からプロモーションスタートという感じで、夢みたいな気持ちと、集中してシングルを準備してきたから、今は静かな落ち着いた気分です。」
Q.タイトル曲『GRAVITY』は、どのような思いが込められていますか?
「ラブストーリーなんですが、運命というか重力というか引き寄せるというか。運命の2人が恋に落ちちゃうというか離れないし、無条件で相手を大好きになる恋のことを男っぽくロックな感じで表現しました。」
―曲は、いつ頃作られたのですか?
「もともと15曲くらいは作っていて、その中から今回3曲を発売するのですが、5年くらい前に作った曲もあります。」
Q.全部自分で楽器をこなされたそうですが、大変ではなかったですか?
「楽器を誰かにやってもらったりもしたのですが、逆に時間がかかってしまうので。自分で曲を作るときにイメージネーションしたり、こういうギターの音がいいなとか、思ったことを言葉で説明して頼んでも、理解してもらうことはちょっと難しいので自分でやりました。ジャケットのコンセプトとか、衣装もメイクも全部自分でデザインして考えました。」
ー3枚とも素敵なCDジャケット写真ですが、お気に入りはありますか?
「僕は個人的に帽子被って顔が見えないのが気に入ってるのですが、自分の顔を見せることが時に邪魔になることもあって、顔だけ見せた写真だとアイドルみたいで…。それでデビューしたんじゃないか?と言われたくないので、逆に『音楽』で勝負したいと思ってます。」
Q.PVが公開されましたが、どの部分を注目してほしいですか?
「わざと真っ白なバック(背景)で撮ったのですが、初めてのシングルなので、プロフィールみたいな、説明書みたいな、“ミヌはこういう人です”というイメージです。だからここでもギターも弾いてドラムも自分で叩いたり歌ったりしました。自分で全部レコーディングしたものがPVに全部入ってるんです。」
Q.音楽に目覚めるきっかけは何だったのですか?
「7歳からピアノをやってたのですが、その時は目標とかはなかったんです。13歳頃の思春期で悩んでいたときに、お母さんがX-JAPANのラストライブのビデオをプレゼントしてくれて、それを観てたら“アジアでもこんなカッコいいロックバンドがいるんだ”と思ったんです。今も一番好きです。YOSHIKIさんプロデュースでデビュー出来たのは運が良かったと思います。」
Q.今回『ICON』ではなく『MINUE』として活動されますね?
「同じ読み方のアイドルグループが日本で先にデビューしていて、どちらも“アイコン”になってしまうので、今回MINUEでデビューすることにしました。それに日本でもっと日本語の勉強して、日本で俳優も出来たらいいなと思ってます。本名がノ・ミヌなので、言いやすくて覚えやすいかなと思って。」
Q.日本に来た時に楽しみにいていることはありますか?
「この前、初めて担々麺を食べたんですが“今まで何しながら生きてきたんだろう?”と思ったんです!(笑)こんなに美味しいものだったんだ!って。もともとあまりラーメンは好きでなかったので、今まであまり食べなかったんですけど。」
―韓国は辛い物が沢山ありますよね。
「もともと辛い物もあまり好きじゃないのですが、日本に最近長くいるから辛いものがちょっと食べたいなと思って、“辛いのが食べたいです”と聞いたら担々麺を勧められたんです。担々麺と餃子は美味しいですね。」
―どのあたりで食べたのですか?
「どこでも行きますよ。渋谷とか六本木とか。『担々麺』という文字が見える場所に行くんです。1人で“担々麺ツアー”をやってます。(笑)だから失敗することもあります。(照)」
―1人で行って周りに気づかれませんか?
「1人で帽子を被って行きますよ。お腹空いちゃうと1人でやる気が出過ぎて食べに行ってしまうんです。日本の人はよくマスクをしてるので僕もマスクしたりして。逆に韓国ではマスクしてると目立つのであまりしないんです。ブラックマスクとかも、逆にアイドルですって感じになるので恥ずかしくて出来ないんですよ。」
Q.今後、挑戦してみたいことはありますか?
「まず、デビュー曲がいい結果になりたいです。シングルのメジャーデビューなので、オリコンチャートがいい結果になりたいというのが一番あって、そこから始まりなので。」
Q.日本語が本当に上手ですが、どうやって覚えたのですか?
「ほとんど日本のドラマで覚えました。木村拓哉さんのはほとんど見ました。(笑)」
―ものまねが似てますね。
「(笑)いつもドラマを見てるから、その表情が出ちゃうんだなと思ってます。」
Q.10月5日に初の野外ライブがありますが、どのようなイメージの予定ですか?
「まず雨じゃなかったらいいなと心配があります。僕はライブで汗が沢山出るからそんなに心配はいらなんですが、見に来てくれる方が寒くなったらどうしようと心配しています。とにかく野外のライブってすごく憧れていました。内容はこれからだと思うんですが、ちょっと明るい時間から始まって、夜になる時間帯の日が暮れていく感じがカッコイイなと思って、そういう感じになるといいなと思います。」
Q.いつもライブで心がけていることは?
「この時間は戻らないし、一回きりの人生だから楽しんで、ここに来てくれたファンの方に夢と希望をあげれるような気持でいつもやってます。」
Q.ライブの時にファンの方からどんな掛け声が嬉しいですか?
「“ミヌ~~!”と呼んでくれる時の、声とイントネーションに特徴があって日本だなぁと思います。」
―日本のファンとほかの国のファンは違いますか?
「違いますね。“ミヌ~~!”“ミヌ~~!”(語尾の「ヌ」をちょっと上がり気味に伸ばす)」っていうのが独特です。韓国では『ミヌヤ~!』とかなので…。」
Q.最後にファンの方にメッセージをお願いします。
ファンのみなさん、今回デビューすることになって、夢みたいで幸せな日を毎日過ごしていますが、ここまでこれたのはファンの皆さんの気持ちと応援があったからだと思います。本当に感謝してるし、これからいい曲を作っていい作品で演技をして、皆さんに感謝の気持ちを伝えたいなと思ってるので、これからもぜひMINUE(ミヌ)のことを楽しみにして見守ってください。愛してます。」
取材後記
クールな印象を持っていたのですが、実際はとても気さくで笑顔が優しい方でした。俳優としても人気がありますが、アーティストとしても多才な才能の持ち主でもあり、日本メジャーデビューに向けて「音楽で勝負したい」と意気込みを語ってくれました。先日行われた初の野外ステージでは台風も心配されましたが、無事に行われ、時折吹く風や小雨も素敵な演出となってくれて、特にドラムパフォーマンスは圧巻!独特の雰囲気で素晴らしいライブパフォーマンスを見せてくれました。
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