コン・ユ主演「ビッグ~愛は奇跡〈ミラクル〉~」ライブイベントin日本武道館【取材レポート!】
- 2013/3/1
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- イ・ミンジョン, コン・ユ, ペ・スジ, シン・ウォンホ, CROSS GENE
5年ぶりのドラマ出演となったコン・ユ主演の「ビッグ~愛は奇跡〈ミラクル〉~」のライブイベントが2013年2月3日(日)昼・夜と日本武道館で開催されました。昼の部では主演のコン・ユをはじめ、「マイダス」「花より男子~Boys Over Flowers」などに出演したイ・ミンジョン、そして女優としても人気のmiss Aのペ・スジ、CROSS GENEのシン・ウォンホが舞台に登場しました。またそのシン・ウォンホが所属し、3月に日本デビューが決定したCROSS GENEもライブパフォーマンスを披露しました。
ドラマに登場する天使や部屋が再現されたステージに、コン・ユを中央に左にイ・ミンジョン、右にペ・スジの3人がステージに登場すると会場は大歓声に包まれました。
コン・ユ:皆さん、お久しぶりです。久しぶりに日本に来ることが出来ました。今日は楽しい時間を過ごしてください。いつもファンミーティングでは1人ですが、今回はドラマの作品を持って隣に綺麗な女優さんたちとご一緒出来て本当に心強いですし、嬉しく思っています。(司会「目の前(客席)にはさらに美しい方々が!」)どこ?(会場笑)
イ・ミンジョン:皆さんこんにちは、イ・ミンジョンです。こんなにも沢山の日本のファンの皆さんの前でご挨拶するのは初めてだと思います。本当にお会い出来て嬉しいです。今日は楽しい時間を過ごしてください。(ステージのセットを見て)皆さん天使のことを覚0えていますか?これを見ると童話の世界を思い出すセットですね。
ぺ・スジ:今日はお越しいただきありがとうございます。皆さん楽しい時間を過ごして気を付けてお帰りください。(司会「まだ始まったばかりですが(笑)今日はmiss Aの時と雰囲気が違いますか?」)miss Aの時はブラックの衣装とスモーキーなメイクなのですが、今日はラブリーな姿(笑)で登場しました。この作品で俳優の先輩方と一緒にファンの皆さんに会えて嬉しいです。
まず、ドラマのキョンジュン役として出演したシン・ウォンホが所属する日本・中国・韓国の3カ国からの6人組のアジアグローバルユニットのCROSS GENEが『La-Di Da-Di(JapanVer.)』でパフォーマンスを披露し自己紹介。
(右から SANGMIN、YONGSEOK、TAKUYA、SHIN、SEYONG、CASPER)
「今日は「ビッグ」のスペシャルイベントに参加させていただくことになり光栄に思います。」と続いて『One Way Love(JapanVer.)』を披露しました。
昨年8月の渋谷でのイベント以来の日本でのステージになったというCROSS GENE。「僕達が武道館でパフォーマンスをしてるのが信じられないです。」と語り、名前の由来に「CROSS GENEとは遺伝子の結合で日韓中の3カ国から集まった遺伝子として名付けられました。(TAKUYA)」
また、ドラマに出演したメンバーのSHIN(シン)はドラマについて「ご存知だと思いますが、僕はドラマの中でずっと寝ていました。(会場笑)素晴らしい先輩と一緒にドラマをご一緒出来て本当に嬉しいです。」と答え、「3月13日に日本デビューが決定しました。これからもっと努力して皆さんの愛を貰えるように頑張りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。」と意気込みを語りました。
次にキル・ダランの弟チュンソク役のペク・ソンヒョンからビデオメッセージ。「チャン・マリ、ファイティン!」と言うと、マリ役のペ・スジが登場しOSTからマリがキョンジュンを愛してる気持ちを歌った曲『それでも愛してる』をしっとりと披露。さらに中島美嘉の『愛してる』を日本語で歌い、観客を魅了しました。
<コン・ユ、イ・ミンジョン、ペ・スジ、シンの4人のトーク>
Q.印象に残っているシーンは?
コン・ユは、「ダランとキョンジュンが本心を知っていながら別れようとする悲しいシーン。名付けて“涙に濡れたパンのシーン”寝る時間もなくて大変な撮影だったのですが、早朝の撮影で泣きながらパンを美味しくいただきました。パンが食べたくて何回かNGを出しました。」大変な撮影のなかでメンタルを維持するには?に「自分では一番大切なのはしっかり食べて寝ることが原動力。実際エネルギーを持ち続けるのは大変なことなので共演の俳優さんたちとお互い頼り合いながら撮影をするというのが一番いいと思います。(ミンジョン「それは私のことですよね?」)はい、そうです!」
イ・ミンジョンは、キョンジュンのところに走って駆け付けるシーンで、「ダランはユンジェに元に戻ってほしい気持ちとキョンジュンがいなくなるのも、どうしていいか分からない、こうなっても怖いし、あーなっても怖いというのを表現したシーンでした。」(コン・ユ「僕が個人的に一番記憶に残っているのがこのシーンで、急に目を覚ましてミンジョンさんの顔を見たら本当に役になり切って集中していて凄く悲しい気持ちになったのを覚えています。」)
ペ・スジは、キョンジュン(ユンジェ)に頭をポンポンされるシーン。「マリはキョンジュンだけ見ているのですが、この時初めてアジョシ(おじさん)に感情を感じてしまって当惑してしまうシーンなので記憶に残っています。」(コン・ユ「おじさんじゃなくてお兄さんとよんでくださいね。(笑)」)
シンは、ユンジェとキョンジュンが水の中に落ちて魂が入れ替わるシーン。(コン・ユ「このシーンは僕が今まで演技をしてきた中でもっとも大変な撮影でした。ずっと水の中にいたので体がふやけてしまい、水も冷たかったので低体温症になってしまわないように撮影が止まったこともありました。車の中に閉じ込められた状態で撮影したので心理的に閉所恐怖症のような感じで怖かったです。僕はどんなに大変な撮影でもベストを尽くしますので皆さんは家で気楽に見てください。」(会場笑)
Q.一番NGを出してしまったシーンは?
ペ・スジ『パシン』…3話の病院で横になっているキョンジュンの頬を叩くシーン。申し訳ないと優しく叩いたら何度もNGになってしまった。噂では20回以上という。
イ・ミンジョン『ドキドキしたいのに』…ユンジェが自分が寝てる時に頬にキスをしてくれたことを説明するダランのシーン。コン・ユのセリフで何度も笑ってしまったとのこと。
シン『申し訳なくて』…水の中のシーン。とても大変で記憶に残るシーンでもあり、NGも沢山ありました。
ミンジョン「シン君は病院に行くくらい具合が悪くなってしまって2日間くらい体調を崩していました。」と言うと、コン・ユ「水中で体が浮んできてしまってコントーロールしながら撮影するのが本当に大変でした。もし僕が水泳が下手だったら不可能だったと思います。僕はつまり水泳も得意な俳優です。(ここでなぜか椅子からこけるスジに会場笑)さらに「さっきCROSS GENEのサインを見て手で(『コン・ユです!』とUサイン)僕はアイドルでもないし35歳になるのにこんなことしてすみません…(笑)」
コン・ユ『スパシーバ』…ロシア語で『ありがとう』という意味。「ロシア語で『こんにちは』が『バカ』と発音するんです。気持ちを込めてやっていたら本当に笑えました。相手の方も何食わぬ顔でやってくれたのでみんなで笑ったんです。皆さんも友達にやってみたら面白いかも」と言うと(司会からのムチャぶりで客席に向かって「バカ(こんにちは)」と掛け合いをすることに…)「気分がいいものではないですね」(笑)
続いて<抜き打ち絵心対決・画伯は誰だ?>
くまの絵をパンダに塗る(塗り絵)…罰ゲームは“プインプイン”をやってもらう。
特に期待されたミンジョンの絵が怖いものになってしまい会場は大笑い。コン・ユ「なにか社会に不満をもっているような感じがしますね」。と言ったコン・ユは会場の拍手の大きさで1位になったものの、なぜか“プインプイン”をやることに。「リハーサルと違う!」と言いながらもステージで可愛くやってくれました。(会場笑)さらに優勝賞品は“雷おこし”でした(笑)。(このパンダのイラストはサインをつけて抽選でプレゼントされました。)
<イ・ミンジョン、ペ・スジのトーク>
Q.理想の出会い像は?
ペ・スジ:バスに乗って隣の席に誰かが座って、その人が自分の理想のタイプだったらいいなと思います。
イ・ミンジョン:やはり偶然の出会いが素敵だなと思うのですが、運命もあるのかなと思います。
ここでダランの父親役のアン・ソクファンからメッセージ映像からイ・ミンジュンがドラマ挿入歌『Hey U』を元気に披露してくれました。
<ソ・ユンジュ先生の出張診察コーナー>
看護師姿の通訳さんに突然大うけするコン・ユ「通訳さんも大変ですね」と話し、会場にカラーボールを投げキャッチした1人をステージへ。先生に恋をして熱があるという患者さんに処方箋としてベンチで記念写真となり、白衣姿のカメラマンが登場し会場の羨む声のなかツーショット撮影となりました。
コン・ユ:ある意味、ステージで行なわれるコントで心配していたのですが、看護師姿の通訳さんが最高に笑えます。全く知りませんでした。まさか通訳さんやカメラマンまでこんな姿で現れるとは監督さんさすがですね。僕はとても楽しかったです。
<コン・ユ、イ・ミンジョンのトーク>
Q.お互いに意外な面、おちゃめな面は?
イ・ミンジョン:コン・ユさんは懸けごとが好きで、とにかく勝負に勝ちたいと意欲に満ちている方で、バトミントンの懸けをやったのですが3回私達が負けました。コン・ユさんは運動が出来て体格も良くてすばしっこいんです。いつも負けていたのでご飯をおごらなければならないのですがまだおごりきれてないんです。(コン・ユ「水泳も上手だし、バトミントンも上手で出来ないものがない俳優ですね。」)(笑)
コン・ユ:イ・ミンジョンさんは、凄く綺麗でお姫様のような顔をしていますが、性格は弟のような大ざっぱですぐに誰とでも親しくなれるような性格、私にとっては凄く魅力ですぐに仲良くなることが出来ました。ミンジョンさんはいつも笑っていて、周りの人達にハッピーなウィルスを振り撒いている人です。(ミンジョン「どうもありがとう」)
ここで<ビッグ カルトクイズ>
ドラマの事なら何でも知っているという2人に、ちょっとマニアックなクイズでは3問中2-1でコン・ユが勝ちましたが全問正解ではないので残念ながら何もありませんでした。
―ここまでどうでしたか?
イ・ミンジョン:昔の事が思い出されて記憶が蘇ってきました。皆さんも私達と同じ気持ちだったでしょうか?とても気になります。(拍手)
コン・ユ:(退場するミンジョンさんを見て)可愛いでしょう?
ーコン・ユさんにとって久しぶりのドラマでしたがどんなドラマになりましたか?
コン・ユ:「コーヒープリンス1号店」以降いつになったらドラマに出るの?という要請が沢山あったのですが、僕自身映画に出演したいという気持ちもあって映画ばかりに出演していました。僕自身にとっても凄く久しぶりの作品で沢山の期待を抱いていました。この作品は日本でも認知度の高い作家の方々の作品でしたので、本当に楽しみでいっぱいでした。でもあまりにも自分が多くの期待と欲を出し過ぎてしまったかなと思いがしました。これは全ての俳優に共通だと思うのですが久しぶりに出演した作品というのは沢山のことに期待をしてしまうので、より楽しく、より素晴らしい姿を見せたいという思いがあるんです。そういった意味では少し物足りなかった部分もあるのかもしれませんが、皆さんがより楽しく見ていただけて良い感情を持っていただいて本当に嬉しくてありがたいなと思います。
ーラストシーンはどのように解釈されて演じたのですか?
コン・ユ:もともと悲しい童話のようなコンセプトで僕自身も悲しい結末を望んでいたのですが、僕自身は作家ではないので悲劇的なものよりもちょっと開かれた余韻を残すようなエンディングになりました。ラストで傘の中に入っている姿ですが顔が見えないのですが、皆さんが好きなように解釈してほしいとそうなりました、見る方の感性にお任せします。
<コン・ユのステージ>
コン・ユ:ドラマのOSTは聞いていただけましたか?今回OSTに参加するのは初めてだったのですが、とてもいい曲でレコーディングも楽しんで出来ました。ドラマの通していい経験になりました。今日はそのなかの曲を日本語で歌ってみたいと思います。至らないところがあると思いますが聞いてください。
『君だから』を日本語バージョンでしっとり披露し「この歌を歌っているとキョンジュンを思い出します」と大きな拍手に包まれました。「撮影ばかりしていてステージで久しぶりに歌ったので胸がドキドキしました。ありがとうございます。」さらに自らの曲『そばにいるから』を会場の手拍子の中、透き通るような歌声を披露しました。
そして最後はステージに全員集合。
CROSS GENE:今日は「ビッグ」のスペシャルイベントに出れて嬉しく楽しいステージになりました。3月13日にデビューが決まったのでよろしくお願いします。
ペ・スジ:一緒に時間を過ごしてくださってどうもありがとうございます。これからも「ビッグ」に対して沢山の声援よろしくお願いいたします。本当に今日はどうもありがとうございました。これからも温かく見守ってください。皆さんお気をつけてお帰りください、お元気で!
イ・ミンジュン:楽しくお話をして歌を聞いているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいました。もうお別れの時間ということでとても残念です。今日は皆さんにお会い出来て嬉しかったです。ドラマ「ビッグ」を沢山愛してくださって本当にありがとうございます。
コン・ユ:今回僕は久しぶりに日本に来ました。これまで毎日映画の撮影だったので、こんな風に皆さんに会えて歌を歌って触れ合うことが出来て本当に幸せな時間でした。そしてCROSS GENEの皆さん、イ・ミンジョンさん、スジさん、これからも僕達は一生懸命頑張りますので沢山の関心と応援をお願いいたします。そして元気に過ごしてください、愛してます。(Uサイン)
会場の大きな拍手のなか昼の部は終了しました。
この日の昼の部では通訳さんの白衣姿を見て笑いのツボに嵌ったコン・ユさんの可愛らしい姿も見られ、出演者それぞれが素敵な歌声やCROSS GENEのライブパフォーマンスを披露するなど、終了時間を越えるほど大変な盛り上がりを見せたイベントとなりました。会見後の夜の部に続き、2月16日(土)には神戸ワールド記念ホールでも同イベントが行なわれました。
取材日:2013年2月3日(日)
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