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Block B、初の試みのフェス方式で開催! ソロ、ユニット、グループまで多彩なステージで魅せた Block Bの夏ライブでパワーチャージ完了!【オフィシャルレポ】
- 2017/7/13
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- Block B
2017年7月5日(水)、6日(木)グランキューブ大阪、7月8日(土)、9日(日)TOKYO DOME CITY HALLでBlock Bの1年ぶりとなるライブ『2017BLOCKBUSTER IN JAPAN~Festival set~』が開催された。
今回のライブはタイトル“~Festival set~”にもあるように、世界各地で夏に多く開催される音楽フェス方式を初の試みとして採用。Block B初の生バンドのドラム、キーボード、DJを従え、ソロ、ユニット、グループの各ステージとステージの合間に、モニターで次のステージ出演者名を告知、Block Bの大ヒット曲でのDJタイムが設けられるなど、趣向を凝らしたライブとなった。
『2017BLOCKBUSTER IN JAPAN~Festival set~』の最初のステージはもちろんBlock Bから。1曲目はパクキョンが作詞作曲プロデューシングした最新曲『Yesterday(Japanese Version)』。ずる賢いのを隠している彼女と、その彼氏の姿をかわいらしく描いたダンス曲で、会場には早くもBlock Bメンバーとファンの笑顔があふれる。その後、ジコが作詞作曲した切ない男心を描いた名バラードで、韓国でも大ヒットした『Toy (Japanese Version)』、パクキョン作詞作曲の『Walkin’ In The Rain(Japanese Version)』と続く。
『Walkin’ In The Rain(Japanese Version)』では、しっとりとした高音ソロパートを歌うテイルの周りに集まったメンバーが、テイルにちょっかいを出したりとBlock Bの自由な悪ガキっぷりも垣間見えるシーンも。その後、ポップかつ速いテンポと、可愛らしいダンスで会場が一体となる大ヒット曲『HER (Japanese Version)』、Block Bのライブの定番曲『Tell Them』までアクセル全開のまま駆け抜けた。
続いてステージに登場したのは、このライブのために結成された新ユニットROOMMATES。韓国で同じ宿舎に暮らすテイル、ジェヒョ、パクキョンの3人で結成されたのだが、なぜかあまり揃わない決めポーズありの挨拶や、緩いトークも魅力のユニットのようだ。トップバッターのジェヒョは、自身が好きな曲だという『あなたのキスを数えましょう』をカバー。普段笑顔が多くいじられキャラのジェヒョだが、日本の名バラードを見事に歌い上げ、その歌唱力に改めて驚かされるステージとなった。
続いてテイルが登場。テイルの1番の武器でもある伸びやかな高音が堪能できる『君はどこに (Japanese Version)』、テイルが大ファンの清水翔太の名曲で『君が好き』をバンドバージョンで披露。ファンと一緒にラブバラードを歌いあげ会場は優しい雰囲気に包まれた。
ROOMMATESのラストは、パクキョンが自作曲の爽快なポップナンバー『OgeulOgeul』で登場。GFRIENDのウナをフューチャリングに迎え韓国の音楽番組でも1位を獲得した『自責の念』では、ミニスカートの制服に三つ編みで女装したジェヒョがパートナーとして登場し、会場は爆笑と歓声の渦に。合間のMCでは、7月8日に誕生日を迎えたパクキョン祝うためメンバー全員がケーキをもって再登場。ファンの皆さんとの記念撮影では、ファンと自分だけで撮影したいので「メンバーはどいて!」とパクキョンが主張する場面も見られたが、最終的にはメンバー全員とファンの皆さんでの撮影になり、思い出に残る良い写真が撮れたようだ。
続いては本人たち曰くBlock Bの正式なユニット、ビボム、ユグォン、ピオからなるBASTARZが登場。ハードな楽曲と男らしさを全面に押し出した『Make It Rain』、男の色気を感じさせる楽曲でピオが作詞作曲した『チャーリー・チャップリン (Japanese Version)』、同じくピオが作詞作曲した大人の余裕も感じさせる『That’s Right』まで、2015年の活動スタート後に発売した2枚のミニアルバムからBASTARZの人気曲を披露した。
次がBASTARZラストの曲ですと伝えると会場からは、やだ!というたくさんの声が。その声にユグォンは、「嬉しい!最高」とキラースマイルを見せた。ラストのBASTARZのデビュー曲『品行Zero(Japanese Version)』で会場の熱気は最高潮に。男らしさ全開のBASTARZ色に染まったあとは、ビボムが1人残り、自身で初めて作詞作曲したという『YOU』をフューチャリングにピオを迎え披露。穏やかで優しいビボムの雰囲気にマッチした楽曲で、今後の制作者としての活動にも期待したくなる名曲だ。
続いてはBlock Bの日本語担当でもあるユグォンのソロステージへ。初主演映画「Qちゃん」の主題歌でユグォンが作詞作曲したミディアムバラード『痛くない』を披露した後のMCでは、BASTARZのハードなステージのすぐ後のソロステージだから大変なんですよ、、、(苦笑)と不満も漏らしながらも、さらに上達した日本語を駆使し会場を盛り上げる。ユグォンのソロ2曲目は映画「君の名は」主題歌の『前前前世』。ハードで歌うのが難しいと言われるザ・Jロックの大ヒット曲で甘い声を封印。ヘッドバンキングをしながらシャウトするように歌い上げ、まるでロックフェス出演者のようなパワーあふれるステージをみせてくれた。
フェスセットのハイライトステージには、ソロで昨年SUMMER SONICにも出演するなどフェス常連のジコが登場。ムードのあるバラード『I am you, you are me』から始まったジコのステージだが、バラードの優しいメロディが止むと一転。ジコのラップの技術の高さと、高速ラップが存分に味わえるハードなHIP HOP『亀甲船+Okey Dokey』、そして大人気楽曲の『言ってよYes Or No』へ。広い会場にはまるで小さなクラブではと錯覚するよう臨場感があふれ、ラップのかけあいによる一体感で会場はさらにヒートアップ。さすがフェス出演の多いジコ。観客をジコの世界に引き込む、カリスマ性あふれる圧巻のステージだった。
DJタイムの後の本編最後は再びBlock B全メンバーがステージに勢ぞろい。『NICE DAY(Japanese Version) +NolinA(Japanese Version) +Very Good(Japanese Version)』と、Block Bのライブでの定番曲のメドレーへ。ジコがユグォンやビボムに頭から水をかけたり、メンバーが客席に水をまく場面も見られるなど、バンドならではのアレンジもあいまって会場は熱狂の渦に。アンコールの『MOVIE’S OVER(Japanese Version)』まで、ステージを所狭しと駆け回りながら、観客と一緒に楽しもうとする彼らの姿からは、自由でパワフルで生きるパワーを感じる。
ソロ、デュエット、ユニット、グループと本当に1つのグループなのか?と思わせるほどの多彩なステージを披露し、改めてBlock Bの幅の広さと多様な魅力を見せてくれた『2017 BLOCKBUSTER IN JAPAN~Festival set~』。これからの本格的な夏の到来に向け、Block Bのライブに参加した誰もがパワーチャージできたのではないだろうか。これからのさらなる活躍にも期待したい。
2017年7月5日(水)、6日(木)開場18:00開演19:00 @グランキューブ大阪
2017年7月8日(土)、9日(日)開場16:00開演17:00 @TOKYO DOME CITY HALL
【セットリスト】
1 Yesterday(Japanese Version)/Block B
2 Toy (Japanese Version) /Block B
3 Walkin’ In The Rain(Japanese Version)/Block B
4 HER(Japanese Version)/Block B
5 Tell Them /Block B
6 あなたのキスを数えましょう(原曲:小柳ゆき)/ジェヒョ(ROOMMATES)
7 君はどこに (Japanese Version) /テイル(ROOMMATES)
8 君が好き(原曲:清水翔太)/テイル(ROOMMATES)
9 OgeulOgeul/パクキョン(ROOMMATES)
10 自責の念 with ジェヒョ/パクキョン(ROOMMATES)
11 Make It Rain/BASTARZ
12 チャーリー・チャップリン (Japanese Version) /BASTARZ
13 That’s Right /BASTARZ
14 品行Zero(Japanese Version) /BASTARZ
15 YOU/ビボム+ピオ
16 痛くない/ユグォン
17 前前前世(原曲:RADWIMPS)/ユグォン
18 I am you, you are me/ジコ
19 亀甲船+Okey Dokey/ジコ
20 言ってよYes Or No/ジコ
21 NICE DAY(Japanese Version) +NolinA(Japanese Version) +Very Good(Japanese Version) /Block B
アンコール
22 MOVIE’S OVER(Japanese Version) ※7/6、8、9のみ
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