イ・スンギ「LEE SEUNG GI REQUEST STAGE~Valentine’s~」取材レポート!
- 2014/3/3
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- イ・スンギ
昨年12月にソウルでのコンサートを大盛況で終えたイ・スンギが、日本でファンからのリクエスト曲を中心にしたコンサート『LEE SEUNG GI REQUEST STAGE~Valentine’s~』が幕張メッセ・イベントホールにて行なわれた。日本では、今年初めてのステージとなり、バレンタインシーズンの2月8日(土)、9日(日)の2日間の予定だったが、予想外の雪と荒天のため8日のイベントは残念ながら急遽中止となってしまった。心配された翌日の9日には無事に行なわれ大盛況でイベントを終えた。その9日(日)の様子をレポートします!
開演すると襟に赤い電光が縁取られた黒いスーツ姿で登場したスンギ。デビュー曲『僕の女だから』と『誰も』をエレクトリックバージョンで披露し、軽快なステップでダンサーとのパフォーマンスで華やかに幕を開けると、会場からは「スンギー!」と大熱狂の声援が溢れた。
ジャケットを着替えて登場したスンギは、懐中時計のバックスクリーンの前で『戻す』をしっとりと披露。オープニングのダンスパフォーマンスの余韻で、まだまだ汗が止まらないスンギは、度々タオルで汗を拭きながらファンに挨拶をした。
「日本の皆さん、こんにちはイ・スンギです。ずっと、ほんとに会いたかったです。皆さんもそうでしょ?」とファンに問いかけ、前日の公演が雪で中止になったため、「昨日はお会いすることが出来なくて悲しかったです。もう一度ここまで来てくださって心からありがとうございます。その感謝の気持ちは今日の歌で精いっぱいお届けしたいと思います。」と来てくれたファンへ感謝を述べ、「今からイ・スンギのバレンタインステージ始まります!」と再びライブがスタート!
『優しい嘘』などスンギの優しい歌声が会場を包んだあと、 「覚えてますか?初めて会ったのがいつか?2009年1月(ラフォーレ六本木でのファンミーティング)だそうです。考えてみると毎年新年に日本に来ています。韓国でない異国の地でコンサートが出来るのはとても光栄です。」と日本での活動を振り返り、「今年初めて韓国からバンドメンバーを連れて来ましたが、(雪の影響で)車での移動が8時間掛かってしまい、体力的に疲れていると思うので大きな拍手をお願いします。」とバンドメンバーを拍手で労った。
「今回はバレンタインがコンセプトなのでとてもワクワクしています。」と言うと、椅子に座り『チェバル』をアコースティックバージョンで感情を込めて披露。日本での大雪を目の当たりにして「今回日本に来て、こんなに寒かったのは初めてじゃないかと思います。雪も沢山降りましたね。個人的に雪は好きだったのですが、もう一度考え直すべきだなと思いました。」と言って和ませ、次にバレンタインにぴったりの曲『結婚してくれないか』をアコースティック調でファンと一緒に歌い、曲が終わると手で大きなハート作り、会場からは大歓声が沸いた。
ここで2004年のデビュー以来発表された93曲という楽曲の中からアンケートでベスト20を発表!
20位から11位までには『削除』や.『どうかしてたんだ』、『旅に出よう』などがランクインし、10位から3位までには『戻す』や『僕の女だから』『結婚してくれないか』などのヒット曲がランクインした。「昨日すでに順位を知ってしまったんです」と言いながら「個人的にはヒット曲『僕の女だから』が1位かと思いました。順位を見てみると1位が何なのか凄く気になります。(笑)」と照れながら言って会場を沸かせた。
「ここまでランキングされてない曲で聞きたい曲は?」にファンから沢山の曲名が挙がると、「CDに埋もれているような曲が好きなんですね~」と言って曲名が挙がった中から『ハッピーエンディング』を歌うことに。「レコーディング以来一度も歌ったことがないんです。」と言って、生バンドならではの即興でサビを披露すると会場は大歓声となった。
そして2位には『最後のその一言』、1位には『最初のようにあの頃のように』が選ばれると「びっくりしました!全然知りませんでした!」(笑)と、おどけて笑いを誘った。
2位の『最後のその一言』はドラマ『九家の書』のOSTで心残りがある曲とし、 「今度また作曲する機会があればもっと素敵な曲を作曲します。すでに何曲か作ってあるのですが、日の目を見ることがないです。この曲を聞きながらドラマ『九家の書』も思い浮かべてください。」と『最後の一言』を披露した。 「いかがでしたか?僕が作詞作曲した曲を2位に選んでくださってありがとうございます。今後ドラマに出演する度にOSTの作詞作曲しなければとプレッシャーを感じています。これからも頑張ります」と言うと大きな拍手が送られた。
そして1位の『最初のようにあの頃のように』は「この曲が1位になるとは思ってませんでした。この曲をデモ曲でもらった時に、“この曲は僕が歌わないと!”と思いました。冬やバレンタインに向けてこの曲を聞くと、とてもワクワクして好きな曲です。ここで皆さんと聞いて一緒にワクワクしてみましょう!知ってる人は一緒に歌ってください。」と言って星が舞うステージで『最初のようにあの頃のように』を披露。リズムに乗ってセンターステージで歌うスンギは、ファンに向けて数個の巾着を投げてプレゼントし「みなさん、ありがと~!」と感謝の言葉を叫んだ。
ランキング発表は終了したが、まだまだ聞きたいというファンに再びイ・スンギ登場!今度は『もういないから』を女性ダンサーとのクールでセクシーなダンスを披露し、最後の抱き合う演出に会場は大きな悲鳴が響いた。
続いてキラキラなジャケットを着て登場すると、韓国でカラオケの人気曲という『昭陽江の乙女』などをタンバリンを叩いて歌いステージを盛り上げた。
スクリーンに映し出されたVTRでは、バラエティー番組『花よりお姉さん』の撮影地であるクロアチアにて、撮影エピソードや「名前を覚えてもらうことが嬉しかった」など、デビュー当時のことを語った。「1集の時、芸能人を辞めると言ったことがあるが、辞めなくて良かった。歌手になってよかった。これからもずっと一緒にいてくれたら嬉しい、愛してます。」とファンに向けてメッセージを送った。
チェックのシャツに着替えて登場し「楽しんでますか?盛り上がってますか?」と声を掛けると、ジャンプをしながら『花のように』『Slave』を披露しステージをすみずみまで動き回った。「まだエネルギー残ってますか?準備いい?」と『Smile Boy』や『旅に出よう』を伸びやかな歌声で歌い、会場はノリノリで大熱狂となった。さらにスンギコール鳴り止まずアンコールでは『僕たち別れよう』『僕の女だから』をファンとともに歌い大声援が送られた。
最後に「デビュー10年にして公演が(雪の為)中止になったのは昨日が初めてです。昨日からずっと重い気分でした。(会場から沢山の「ケンチャナー!」の声)ですが、こうやって皆さんの顔を見ているとパワーが出てきます。これからもずっと歌手を続けていきますし、ずっと皆さんと一緒に過ごしていきたいです。これからもずっとこのように応援をしてください。これからの10年をずっと皆さんのそばで一生懸命頑張っていきます。(日本語で)日本の皆さんありがとうございます。また会いましょう。」とファンに誓い、手を振りステージを後にした。スクリーンには「ハッピーバレンタイン、愛してるよー!」というメッセージが映され、温かい雰囲気のなか終演となった。
デビューして今年で10周年、歌手、役者、MCなど万能エンターテイナーとして今後もますますの活躍が期待されているイ・スンギ。今回のイベントでは初日が雪の影響で中止となってしまったが、あらためてファンとの絆を確認し合えたイベントとなった。
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