ソン・ユリ Fan Meeting in TOKYO 取材レポート!

  • 2013/11/13
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ソン・ユリ公式

人気ガールズグループFin.K.L(ピンクル)出身、歌手から女優へと転身し、『雪の女王』『ロマンスタウン』『神々の晩餐』など人気ドラマでヒロインを演じたソン・ユリの日本での初ファンミーティングが10月27日(日)ラフォーレミュージアム六本木にて開催されました。

白いジャケット風のワンピースで登場したソン・ユリは「皆さん、こんにちは、ソン・ユリです。皆さんにお会い出来てとても嬉しいです。今日は一緒に楽しみましょう。どうぞよろしくお願いします。」と完璧な日本語で挨拶すると会場から大きな拍手が沸いた。

―今のお気持ちは?
ソン・ユリ:今日は私の日本での初めてのファンミーティングということで、とても緊張しています。皆さんが来てくれなかったらと凄く心配していたのですが、本当に沢山の方が来てくださってとても感動しています。今日は楽しい時間を一緒に過ごしたいと思っています。ありがとうございます。

まず最初のコーナーは<フォトタイム>
ステージの右に左に中央にと場所を変え、ファンの要望にハートマークを作ったり手を振って応えた。

ソン・ユリ公式2

―ファンミーティングは初めてですよね?
ソン・ユリ:ドラマのプロモーションで1度日本へは来たことがあるのですが、私のファンの皆さんだけと会うのは本当に初めてです。

―今、緊張していますか?
ソン・ユリ:最初にステージに上がる前は、とても緊張していたのですが、今日わざわざ会いに来てくださったファンの皆さんのお顔を見たら緊張も解れたようです。

―本番前のご飯は喉を通りましたか?
ソン・ユリ:食べることは好きなのですが、今日はご飯が喉を通らなくて…ケーキを何切れ、というより、何スプーンか食べました。

―昨日来日されて美味しい物を食べたりしましたか?
ソン・ユリ:はい。昨日の夜、日本に到着したので、美味しい夕飯をいただいて、ホテルに戻ってどうやったら楽しいイベントになるかな?と、いろいろ考えて準備をしてから寝ました。

―今日は沢山のファンの方が来ていますが、皆さんのお顔は見えてますか?
ソン・ユリ:皆さんのお顔はとてもよく見えます。韓国にも何度か足を運んでくださったファンの方もいらっしゃいますし、韓国から来てくださった方もいらっしゃいます。こんなに沢山の方が来てくださるとは思っていなかったので、本当にどうもありがとうございました。

―本当にお肌がつるつるですが何を食べてるんですか?
ソン・ユリ:特にこれと言って分からないんですが、フルーツがとても好きで毎日欠かさずに食べています。朝と夜はもちろん、お昼にも食べることがあります。それが秘訣といえば秘訣かなと思います。

―もともとFin.K.Lでデビューをして、今は沢山のドラマや映画に出演されていますが、まず、アイドル歌手としてデビューするきっかけは?
ソン・ユリ:高校生の時は、歌手になりたいとも考えなかった本当に平凡な高校生だったんです。ある時、学校で遠足に行って、そこでマネージャーさんに出会いました。「今、韓国ではS.E.Sというガールズグループがとても人気があるけど、それに対抗出来るグループを作るので、関心があったら連絡してほしい」と言われたんです。その時は特にダンスも歌も出来なかったので迷っていたのですが、同じ事務所に“ジャックスキス”というグループがいて、友達と見に行った時に、社長から「明日から練習に来い」と言われたのがきっかけでした。

―制服姿かわいいでしょうね。どんな制服だったんですか?
ソン・ユリ:ネイビーのジャケットにチェックのスカートです。次に呼んでくださった時には制服を着てきたいと思います。(笑)

―明日から練習と言われて実際に行ったんですか?
ソン・ユリ:実際に翌日から行って、オク・ジュヒョンさんが歌を教えてくれました。その時は彼女がメンバーと知らなくて歌の先生かと思っていましたが、彼女のおかげで楽しく歌の練習が出来たのを覚えています。本当に彼女は歌が上手で高校生とは思いませんでした。

―ダンスは大変じゃなかったですか?
ソン・ユリ:イ・ヒョリさんがメンバーに入ってくる前に、ヒップホップダンスの上手なお姉さんが教えてくれていたのですが、ちょっと無理だということでイ・ヒョリさんが入ったという経緯です。

―アイドルとして一世を風靡して、女優さんにフィールドを変えていろんな作品に出演されてますが、1人で女優さんになった時はどんな心境でしたか?
ソン・ユリ:最初のドラマの時は監督さんも私にそれほど期待をしていませんでしたので、「Fin.K.Lの時のソン・ユリさんの姿をそのまま見せてくれればいいよ」と言ってくれたので、それほど大変ではなかったのですが、2番目の作品の時は沢山怒られました。その当時は、歌手の人が演技をすることは少なかったので、メンバー達が恋しく思ったりしました。

―デビューして何年になりますか?
ソン・ユリ:98年にデビューして、もう15周年になります。
―おめでとうございます。15年間振り返ってみてどうですか?
ソン・ユリ:自分としては、まだどこに行っても“末っ子”“一番年下”と、思っているのですが、最近は「先輩!」と呼ばれたり、私に90度の角度で挨拶をしてくれる後輩もいますので、ちょっとぎこちなくも感じます。でも15年は短くていつも楽しくて幸せな時間でした。

―演技をしていて難しいところや楽しいところは?
ソン・ユリ:私は少し人見知りな部分がありますので、そんなに親しくないのにも関わらず相手役の人と愛情のシーンなどを撮らなければならないのは大変だなと思います。それから70~80人ほどのドラマのスタッフとは、撮影中ずっと一緒に過ごすので、段々と親しくなってくるのですが、最初のぎこちない時はちょっとしんどいなと思います。楽しいのは、数カ月間一緒に過ごしていくうちに親しくなって、本当に大切な絆が出来てくることが、嬉しいことだなと思います。そして、ドラマに参加することによって、こうして日本の皆さんにも愛されることでやりがいも感じますし楽しいです。(長いコメントを通訳してくれた通訳さんを「すごーい!」と絶賛するソン・ユリ)

―さっきは日本語で完璧に挨拶されましたが、日本語は結構勉強されたのですか?
ソン・ユリ:いつもドラマに入る前は、勉強しようと思っているのですが、実際ドラマに入ると2、3カ月掛かりっきりになるので、なかなか出来なくなってしまいます。でも日本語や英語の勉強は好きですし、面白いなと思います。
―最近覚えた日本語は?
ソン・ユリ:「ほんとにおもしろいですね(笑)」(-意味はご存知ですよね?)はい、分かってます。「いらっしゃいませ~!」が一番好きな日本語です。(笑)

ソン・ユリ公式3

<ソン・ユリの好きな韓国語を教えてもらおう>
ソン・ユリが色紙に書いた好きな韓国語は、「뜻이 있는곳에 길이있다」(トゥシ インヌンゴセ キリイッタ)…意味は「志あるところに道開ける。」「これは私の父が決めた我が家の家訓なんです。志があって、願いがあればそれを叶える道が開けるという希望に満ちた言葉で大好きなんです。」と答え、発音を伝授してみんなで声に出して練習。「とても上手ですね。私よりもいいです。(笑)」とファンの発音を褒め上げた。

<会場のファンから質問タイム>
会場から抽選で3人ステージへ。お気に入りの日本語「いらっしゃいませ~」と可愛くファンを出迎えた。

1人目:普段はどんなファッションをされてますか?
ソン・ユリ:普段は着ていて楽なのが多くてボーイッシュなスタイルが多いです。ジーパンにTシャツ、スニーカーやワーカースタイルです。今回日本で、コムデギャルソンなどのお店に行ってみたいです。

2人目:もし、お休みが出来て、海外に行くとしたらどこに行きたいですか?
ソン・ユリ:以前ドラマの撮影で、北海道の札幌の露天温泉で撮影があってとても良かったのですが、撮影後にまた行くことが出来なかったので、また温泉に行きたいなと思います。スキーもしたのですが、雪の質がさらさらしていて、ころんでも痛くないような雪質だったので、温泉とスキーのセットはどうでしょうか?(一緒に行きたい人続出(笑))

3人目は質問ではなく「息子の嫁にはもったいない」「『雪の女王』が大好きで、いつも見ていて勇気と元気を貰ってます。」と思いを伝えるファンに、ソン・ユリも「私も自分の作品のなかで『雪の女王』が一番好きなんです。心が通じ合いましたね。」と笑顔で応えた。

ソン・ユリ公式りんご

<料理コーナー>
ミニスカートにフリルのエプロン姿というキュートな衣装で登場!
「『神々の晩餐』で料理の天才をやらせていただいたのですが、その時に習った料理の腕前の味見をしてほしいので簡単なカナッペを作りたいと思います。」とリンゴの皮をむき始めた。普段あまり料理はしないが、ドラマのために「1ヶ月ほど料理の授業を受け、味は画面に出ないので包丁さばきだけをずっとやっていたんです。」と、リンゴの皮をむきながら語り、「皮が厚くて、全部むき終わったらリンゴが半分くらいになっているんじゃないかと心配です。」(笑)と会場を沸かせた。

「やはり緊張のせいか、家で作った時よりちょっと…家で練習した時に両親が「美味しい」と言ってくれたので、皆さんも期待してください!」と言いながらオリーブ、プチトマト、サラミ、チーズなどをサンドし、抽選で選ばれた5名がステージ上で試食。カナッペが大きすぎて1口では食べきれないが、直接本人から食べさせてもらったファンは「感動で胸がいっぱい」「味は分からない」とコメントし笑いに包まれた。

―皆さんの前で料理を作ることはなかなかないことですが、いかがでしたか?
ソン・ユリ:沢山食べてほしくて欲張り過ぎましたので、試食されたかたを苦しめてしまったみたいです。次は一口サイズの料理を開発しておきます。

ここで、チュ・サンウク、キム・ソナ、Fin.K.Lのイ・ジン、イ・グァンスから応援メッセージがスクリーンに流れ、「私は全然聞いていなかったので、ありがとうございました。ソウルに戻ったら何か美味しいものをごちそうしないといけませんね。」と嬉しそうに語った。

<ソン・ユリのプライベート写真公開>
幼い頃の兄と映っている写真や、友人との食事の写真、スイスの一番高い山であるユングフラウの頂上でジャンプをした写真など、3歳まで生まれ育ったドイツの街や家族とのヨーロッパ旅行の写真などを公開した。

<プレゼント抽選会>
ジャンケンで同じものを出して残った5名へ、ドラマ『皇太子の初恋』の撮影で札幌で着用していたもので自分で買ったというピンクの帽子、MCをしている『ヒーリングキャンプ』で着用した帽子、撮影で使ったイヤリング、さらには『雪の女王』で最初に登場する時に使った大好きなサングラスなど、思い出が詰まった愛蔵品をプレゼントした。

最後はファンへ感謝を込めて書いた手紙の朗読をして、ドラマ『ある素敵な日』より『あなたさえいれば(クデマン イッタミョン)』を爽やかに歌い、歌の実力も披露した。

ソン・ユリ公式歌ラスト

皆さんの前で歌ってみて気分はどうでしたか?に「とても緊張して足がガクガクしました。」最後は、「今日は本当にありがとうございました。楽しめましたか?これからも頑張ります。応援よろしくお願いします。またお会いしましょう。愛してます!」と挨拶すると、会場のファンからは「ユリシー!ファイティン!」と温かい拍手が送られた。終演後はファンとの握手会も行なわれ、日本での初めてのファンミーティングが大盛況で終わった。

温かくて素敵な家庭で育ったソン・ユリさんの人柄が分かるような、可愛らしくて、とても和やかなファンミーティングでした。最後の歌のプレゼントは本当に素敵でした!これからも美しく素敵な姿を楽しみにしています!




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