映画『ハルビン』ヒョンビンら豪華キャスト陣が役への情熱を語る インタビュー&メイキング映像解禁!応援コメントも到着!

ⓒ 2024 CJ ENM Co., Ltd., HIVE MEDIA CORP ALL RIGHTS RESERVED

韓国観客動員数4週連続第1位を記録した(2025.4.22/KOFIC調べ)ヒョンビン主演のサスペンス・アクション大作『ハルビン』が、全国公開中です!(配給:KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス)

1909年─祖国独立という使命を胸に命をかけて、中国・ハルビンへ向かった大韓義軍アン・ジュングン(安重根)と同志たち。『ハルビン』は、アジアを震撼させた歴史的事件を現代の視点から再解釈した極上のサスペンス・アクション・エンターテイメント。
ヒョンビンがアン・ジュングン(安重根)を熱演、パク・ジョンミン、チョ・ウジン、チョン・ヨビン、イ・ドンウク、そして特別出演のチョン・ウソンなど、韓国映画界の実力ある俳優たちが集結した。さらに伊藤博文役としてリリー・フランキーが出演を果たしている。韓国現代史を描くヒットメーカー、ウ・ミンホ監督と2023年韓国NO.1大ヒットを記録した『ソウルの春』制作スタッフがタッグを組み、ラトビア・モンゴルなど大規模な海外ロケーションを敢行して圧巻の映像世界を作り上げた。第49回トロント国際映画祭GALAプレゼンテーション部門でワールドプレミア上映され、5月に開催された韓国唯一の総合芸術賞である「第61回百想芸術大賞」(韓国のゴールデングローブ賞ともいわれる韓国映画・ドラマ界の最大級のアワード)では映画部門にて最優秀作品賞、大賞(ホン・ギョンピョ撮影監督)を受賞し2冠を達成した。

ⓒ 2024 CJ ENM Co., Ltd., HIVE MEDIA CORP ALL RIGHTS RESERVED

ⓒ 2024 CJ ENM Co., Ltd., HIVE MEDIA CORP ALL RIGHTS RESERVED

それぞれの使命を胸にハルビンへ。
キャスト、スタッフの熱い想いが詰まったインタビュー・メイキング映像解禁!

“怖い”“なぜ僕に?”とアン・ジュングン役のオファーを受けた当初は戸惑いもあったと明かすヒョンビン。しかし、この貴重な機会を“大きな祝福”だと感じ、脚本を深く読み込んで役に向き合ったという。覚悟をもってアン・ジュングンを演じ切るヒョンビンの姿に、思わず心を揺さぶられる。ウ・ミンホ監督が本作で特に重要視したのは行動を共にする同志たちの物語。監督の想いに呼応するように、パク・ジョンミン(ウ・ドクスン役)、チョ・ウジン(キム・サンヒョン役)ら同志を演じた豪華キャストが、自身の役どころを深く理解し、情熱を注いだことがインタビューから読み取れる。そしてウ・ミンホ監督がリアリティーを追求した戦闘シーンでは、「(ヒョンビン)直にぶつかりあう肉弾戦の非情さ」「(イ・ドンウク)残酷さを見せたかった」「(パク・フン)これこそが地獄だと思いました」の言葉通り、ヒョンビンやイ・ドンウクらが顔を泥だらけにしながら壮絶な肉弾戦を繰り広げ、息をのむようなシーンに仕上がっている。さらに本作の印象的なシーンの一つである、凍った湖上でアン・ジュングンが一人倒れこむシーンで、ヒョンビンは「アンの悲壮なまでの決意がわき上がる空間でした」と語り、過酷な環境が演技を後押ししたようだ。圧巻のこのシーンを監督が「完璧だよ」と称えるのも納得だ。最後にヒョンビンらが話す見どころにも注目して、ぜひ劇場でご覧いただきたい。

映画『ハルビン』絶賛公開中|メイキングムービー【ハルビンへの旅】

青木崇高、古川豪監督ら各界の著名人よりコメントが到着

本作にコメントを寄せた俳優の青木崇高は、「まるで油絵のように映し出された光と影が、歴史的事件に関わる者たちの希望や苦悩、怒り、祈りなど、複雑な心情を丁寧に描いている。」と映像表現に注目。『金子差入店』(25)の古川豪監督は「一生をかけて、この映画を観た爪痕と向き合うことになるのだろう。」と観る者の心に残す強いインパクトについて言及した。さらに監督の井筒和幸、元衆議院議員の金子恵美、ジャーナリストの辺真一、ライターの武田砂鉄よりコメントが到着した。※以下コメント詳細 ※敬称略、順不同

●青木崇高(俳優)

まるで油絵のように映し出された光と影が、
歴史的事件に関わる者たちの希望や苦悩、怒り、祈りなど、複雑な心情を丁寧に描いている。
極寒のロケーションや汽車のシーンも圧巻。

●古川豪(監督『金子差入店』)

戦争で英雄なんて生まれない。どこかの英雄は、どこかの悪党にしかなれないのだから。
ただ、彼の哀しみが、痛みが、高潔が問いかけてくる。お前なら、どんな選択をするのか?と。
一生をかけて、この映画を観た爪痕と向き合うことになるのだろう。
最期の時、アン・ジュングンの震える呼吸が忘れられない。

●井筒和幸(映画監督)

日本人は、安重根を知らねばならない。
韓国人は、伊藤博文を思い出さねばならない。
と、ボクもずっと思い続けてきた。
そんな執念の映画が初めて日本にも出現する。

●金子恵美(元衆議院議員)

建設的な日韓関係を築いていくためにも相手国がどのような歴史認識を持っているのかの本音を知ることができる作品。
抗日抗争に命を捧げた義士として 韓国では英雄視されている安重根。
一方で、日本では伊藤博文を殺害した者として認識されている同氏。
日韓両国が過去の歴史を乗り越えて、令和における真の友好関係を築くきっかけとしたい。

●武田砂鉄(ライター)

窮地に陥った人間は暴走する。歴史は暴走の蓄積だ。
なぜそうなってしまうのか。強烈に問う。
そして、私たちが生きる現代を不気味に照らしている。

●辺真一(ジャーナリスト)

宿命の関係にある伊藤博文と安重根を一体化させ、韓国の目線で描いた深みのある傑作品である。
歴史的評価は異なっても日韓の歴史が表裏の関係にあることを思い知らされる映画でもある。
2023年観客動員数1位の「ソウルの春」を手掛けた制作陣に米アカデミー賞受賞作品「パラサイト」の撮影者、
そして主演が「愛の不時着」のヒョンビンとはこれ以上の御馳走はない!

<あらすじ>
1909年10月、アン・ジュングン(安重根)と同志たちは伊藤博文を追ってある使命を果たすため中国・ハルビンへ向かった。そしてハルビン駅に銃声が鳴り響いた…。
1908年、咸鏡北道(ハムギョンブクト)シナ山で、安重根(アン・ジュングン)(ヒョンビン)率いる大韓義軍は劣勢にもかかわらず勇敢に戦い、日本軍に勝利を収める。万国公法に従って戦争捕虜たちを解放すると主張するアン・ジュングンに対し、イ・チャンソプ(イ・ドンウク)は激しく反論。結局、自らの兵を率いてその場を去ってしまう。その後、逃した捕虜たちから情報を得た日本軍の急襲を受け、部下たちを失ってしまったアン・ジュングンは、なんとかロシア・クラスキノの隠れ家に帰り着く。しかし、彼を迎えた同志たちの視線は厳しかった。1909年10月、日本の政治家である伊藤博文(リリー・フランキー)が大連からハルビンに向かうとの情報を得たアン・ジュングン。祖国の独立を踏みにじる「年老いた狼」を抹殺することこそが、亡くなった同志たちのために自分ができることだと確信した彼は、ウ・ドクスン(パク・ジョンミン)、キム・サンヒョン(チョ・ウジン)とともに大連行きの列車に乗るが、日本軍に察知されてしまう―

ⓒ 2024 CJ ENM Co., Ltd., HIVE MEDIA CORP ALL RIGHTS RESERVED

<作品概要>
製作:HIVE MEDIA CORP 『ソウルの春』
監督:ウ・ミンホ(『KCIA 南山の部長たち』『インサイダーズ/内部者たち』)
脚本:キム・キョンチャン、ウ・ミンホ
撮影:ホン・ギョンピョ『パラサイト 半地下の家族』『ベイビー・ブローカー』
出演:ヒョンビン「愛の不時着」『コンフィデンシャル:国際共助捜査』、パク・ジョンミン『密輸 1970』
チョ・ウジン『インサイダーズ/内部者たち』、チョン・ヨビン「ヴィンチェンツォ」
パク・フン『ソウルの春』、ユ・ジェミョン「梨泰院クラス」、イ・ドンウク「トッケビ ~君がくれた愛しい日々~」
リリー・フランキー『万引き家族』、チョン・ウソン(特別出演)『ソウルの春』

2024年/韓国/114分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/映倫G/字幕翻訳:根本理恵
原題/하얼빈 HARBIN
韓国公開日 2024年12月24日
ⓒ 2024 CJ ENM Co., Ltd., HIVE MEDIA CORP ALL RIGHTS RESERVED
新宿ピカデリーほか全国公開中

関連記事