K-POPボーカルグループ・CODE-Vの元メンバーである、SONI（ソニ）、RUI（ルイ）、SOL（ソル）、WOOSIK（ウシク）の4人がそれぞれソロ活動を経て『MIDNIGHT DRIVE』として2023年にチームを結成。
各地でライブを行い、12月17日（火）にシングル『DAY TO MIDNIGHT』で、ついにメジャーデビュー！全員がリードボーカルをはれるほどの歌唱力と、日本語も堪能でトーク力もチーム力も抜群！そんな4人にインタビューさせていただきました！

―よろしくお願いします。今回初めてインタビューさせていただくので自己紹介をお願いします。

ソル：MIDNIGHT DRIVEの入口と出口を担当しているソルと申します。
ルイ：僕はルイです。MIDNIGHT DRIVEでは王子様を担当しています。
ウシク：僕はMIDNIGHT DRIVEのウシクと申します。末っ子と金髪担当です。
ソニ：MIDNIGHT DRIVEのソニ（リーダー）と申します。フェロモン先生です。

Q.Zeppライブを終えての感想をお願いします。

ソル：凄かったです。今年一年Vo.1～５までやってのファイナルで、僕たちの全てを見せるライブだったので、演出からいつもよりもいろんなパフォーマンスや頑張って準備した分、凄く盛り上がったライブになりました。
―激しいダンスパフォーマンスもあったそうですが。
（全員笑）
ソニ：昔はやりましたが、6年位やってなくて久しぶりにやりました。
ルイ：自分たちには激しいダンスなんですが、ほかのK-POPグループと比べたら、まあまあ普通です（笑）
―ファンの方の反応は？
ルイ：今回2月から（ライブが）始まってVo.5までのファイナルで、去年グループがスタートして、今年は『MIDNIGHT DRIVE』としての土台となる年だったので、この一年間の全てを見せるライブ、そしてZeppだと照明も綺麗だしLEDもあって、今までより派手なステージを作れたと思うので、ライブ終わった後の評判も凄く良くて、ファンの方の反応も凄く良くて満足してくれたようなので良かったです。
―テフンさんも一緒の写真を見ましたが。
ソル：もともと末っ子のテフンがHEDY（ハディ）というHIPHOP系のソロアーティストとして活動するので、僕たちは兄貴分として一緒にサポートしながらやっていきます。

Q.12月17日のメジャーデビューについて、どんなお気持ちですか？

ソル：『MIDNIGHT DRIVE』として再デビューすることができて凄くラッキーだなと思います。日本で2回デビューするチームって、なかなかいないと思うので、僕らは凄くラッキーだと思いますし、これから今まで出来なかったことを、もっと上を目指して『MIDNIGHT DRIVE』として頑張って叶えていきたいという気持ちです。

ルイ：まずメジャーデビューすることができて凄く嬉しいです。ちょうど去年再結成してからライブ中心でやってきたんですけど、僕たちの音楽やライブをこれから世の中に見せるチャンスがやっと来たと思ったら、もっと気合入れてやっていきたいなと思います。

ウシク：自分たちの国じゃないところで、こうやって活動できるのは、凄くファンの皆さんの応援や愛がないと出来ないことだと思っているので、これからもその感謝の気持ちを素敵な音楽でお返し出来るように頑張ってやっていきたいと思っています。

ソニ：『MIDNIGHT DRIVE』として再結成して1年半くらい経ちますが、1年半間頑張って作ってきた楽曲を世の中に発信することが出来て本当に嬉しいですし、自分たちだけの思い出作りじゃなくて、ちゃんとメジャーアーティストとして、もっと大きい夢を見ながら、このメンバーで一緒に頑張って楽しくやっていきたいと思います。

Q.今回のニューシングルはどんな思いが込められていますか？

ソル：今回4曲入ってるんですが、全曲タイトル曲という感じで、どの曲も凄く力を入れて作った曲でめちゃめちゃいい曲なんですよ。『DAY TO MIDNIGHT』というタイトルで、これから『MIDNIGHT DRIVE』のスタートなので、その名前にしました。

Q.『MIDNIGHT DRIVE』というグループ名について教えてください。

ルイ：深い意味もあるんですが、ドライブしながらセンチメンタルになったり、昼はノリノリの曲を聞きたかったり、聞きやすい音楽をやっていきたいと思って決めた名前なんですが、もっと深いことはリーダー（ソニ）から。
ソニ：昼間と夜中を比べると、昼間はみんな元気でエネルギーの高い時を『CODE-V』で活動してた時代を表す時間帯だとして、いろんなことを乗り越えて今ちょっと落ち着いてる部分も沢山あって、年齢的にも大人っぽい沢山メッセージを伝えられるような音楽を歌っていきたいという気持ちで、例えるとしたら夜中の時間帯じゃないかなと思って『MIDNIGHT DRIVE』と言う名前にしました。
―どうしてこの4人になったのですか？
ソル：『CODE-V』を終えてから、それぞれソロ活動をしていたんですが、一昨年ちょうどCODE-Vのデビュー10周年だったので、スケジュールが合うメンバーで一緒に楽しいイベントをやろうと、たまたま日程が合ったのがこの4人だったんです。4人でツアーしながらファンの皆さんと会ったんですよ。僕たちも久しぶりに4人で歌うのが楽しくて、ファンの皆さんも凄く喜んでくれて、もう一回この4人で歌ってみませんか？という話になって結成するきっかけになりました。
ルイ：急に決まることが多いんです。もともとソロステージを見せるステージだったんですけど、たまたまソニから一緒にやったら楽しいんじゃない？って話になって急にやりことになりました。

Q.『MIDNIGHT DRIVE』としてこの1年は、どんな年になりましたか？

ソル：今年1年は凄く忙しかったですね。去年また集まって結成してから、曲もあまりなかったし、スタートしたばかりなので、今年は1年の中でも6か月くらいはツアーをやりながら新曲も作りながら、忙しくライブしながらファンの皆さんとライブで会いながら一緒に忙しく過ごしました。

Q.ライブで全国各地に行かれてるかと思いますが、印象に残っていることは？

ルイ：CODE-Vの頃からすると、唯一K-POPのグループの中では47都道府県を全部回ったんです。
ソル：K-POPグループの中で47都道府県回ったのは初のチームと聞いたので、僕たちにとっては全部が思い出で誇りです。
ルイ：日本の人もなかなか（47都道府県）回ったことないですよね。
―ないですね。それはすごいことだと思います。
ソル：全国に少しでもファンの皆さんがいるというのが、僕たちのひとつの自慢です。

Q.曲作りも自分達でやってるのですか？

ソル：一応メンバーのみんな作詞作曲も出来るんですが、基本リーダーのソニさんが全体のプロデュースをして音楽担当をやってます。
―音楽作りで大変なことはありますか？
ソニ：作るのに難しいとかはないんですが、あまり時間がなくて、韓国行ったり日本に来たり、月ごとに行ったり来たりしてるので、1か月で制作してレコーディングして、マスタリングまでしてとかで、間に合わない時はそれを持ってきて日本でレコーディングもしますが、それが毎月あったので、間に合うかどうかというところにプレッシャーを感じてました。

Q.『THANK YOU』のＭＶでは、「感謝」とか「推し」というイメージがありましたが、皆さんが推しているものや気になっているものはありますか？

ソニ：昔はいましたが最近はいないですね…
ウシク：やっぱり歳取ってくると…（笑）
ソニ：誰が誰か分かんなくなりますね（全員笑）

ウシク：僕あります！アニメが好きだからアニメの世界の中のキャラたちを推してます。特に『呪術廻戦』の五條悟さんとか、かっこいいですね。また復活してほしいなと思いますね。あと、『チェンソーマン』の主人公とかアニメの世界の人物を推してます。

ソル：僕もウシクの話を聞いて思い出しました！いま『クレヨンしんちゃん』に嵌って見てるんです。昔は見てなかったんですけど大人になってから見たらすごく面白くて、しんちゃんのお父さん（ひろし）にすごく嵌って、すごくカッコいいパパだなって思って、面白いアニメなのにすごく感動しながら見てるんです。

ルイ：僕は、ソロになった時に結構ギターを弾きながら歌ったりしたんですけど、ギター弾きながら歌が上手いアーティストが好きで、最近オーディション番組で結構バズってるんですが、ソ・スビンというアーティストで、ギター弾きながら歌うのがすごくかっこいいし歌が上手いんです。歌声とギターの弾き方がすごくかっこいいなと思って最近気になってます。

Q.みなさんが音楽をやりたいと思ったきっかけを教えてください。

ルイ：僕は小学生の時に夏休みや冬休みの宿題に将来の夢が野球選手と歌手だったんです。その時は歌手になりたいって、そんなに記憶がないんですが、実際にやろうと思ったのは高校卒業してから。やっぱり歌うことが好きだからやりたいなと思って始めました。

ソル：僕は中学生の時に友達とバンドをやっていて、バンドをやりながら自然に音楽が好きになって、歌手になりたいと思うようになりました。

ウシク：僕も中学3年生の部活で、本当はミュージカル俳優になりたかったので、歌の練習もやらなきゃいけないからやってたんですけど、20歳になってから“歌手になってみない？”と誘われました。なので20歳からです。

ソニ：明確には覚えてないんですけど、記憶のある時（小さい頃から）からたぶんずっと歌手になりたいと思ってました。

Q.もうすぐクリスマスですが、自分にプレゼントするとしたら何を買ってあげたいですか？

ソル：僕は個人的にカメラのレンズです。カメラに嵌ってて、ちょっと勉強してみたら、いいレンズがあったらもっといい写真が撮れるんじゃないか？と思うので、自分にレンズを買ってあげたいです。

ルイ：僕は最近趣味としてゴルフを始めたので、ドライバー。（笑）
―みなさんではで行かないんですか？
ルイ：誘ったんですけど（全員笑）

ウシク：僕はジムで筋トレをやってるんですが、もう少しで期限が切れるので来年まで更新したいです。

ソニ：お金の限界がないのであれば…家ですかね。ハリウッドにあるセレブたちが住んでる100億円くらいの家がほしいですね。（笑）

Q.休日に遊びに行くとしたら、メンバーの誰と、どこに行きたいですか？

ルイ：この前3人で富士急ハイランドに行ったんですよ。ソニも誘ったんですけど、「乗り物が怖いから」って一緒に行けなかったので…
ウシク：（ソニさんが）弱い男のイメージに！（笑）
ルイ：昔は（ソニさんは乗り物も）好きだったんですけど、歳とってやっぱりちょっと怖がってしまって（笑）
ソニ：いや！乗り物が怖くて行かなかったんじゃなくて、その時は何か用事があったんじゃないかな？
ルイ・ソル：いやいや、「乗り物にあんまり乗りたくない」「好きじゃない」って言ってた（笑）
ソニ：ほんと？それはないと思うんだけど…
ルイ：なので今度はソニを誘ってみんなで富士急に行きたいです！

ソル：僕は最近ルイとよく銭湯に行ってるんです。日本で銭湯に行ってお風呂から出て、ビンに入ってる牛乳を飲んだら最高に幸せに一日が終わるのでよく行きます。

ウシク：僕はソニさんとビンテージショップでショッピングしたいです！たまに（ソニさんが）おごってくれる時があるので（全員笑）気分が良さそうな日に誘ったら、たまに何か買ってくれたりとか、チャンスがあるかもしれないです。
ソニ：みんなで買い物行ったら、だいたいみんなのおススメで買ったりするんですよ。結構一番高いものを買ったりするのが、いつも僕なんですけど、自分の好みで買ったわけじゃないので結局飽きるので（メンバーに）あげるんですよ。それを狙ってやってるんじゃないか？って。作戦に引っかかってるんだと。（全員笑）
ソル：（ウシクは）自分が欲しいものをソニに「似合いますね～！」っておススメして、ソニが買ってそれを後からもらうんです。（笑）
ウシク：（ソニに洋服を合わせるジェスチャーで）こうしながら、（ソニと）自分の顔を入れ替える想像して、「似合うんじゃないですか」っておススメします！（笑）
ソニ：みんなのチームワークでやられるんです。「サイコーだよ」とか言ってくるので、自分の考えが麻痺して動かないんです。
―それはうまいですね！
ソル：ソニは月1回ずつブラックフライデーみたいな日があって、ソニがあげる日があるんです。その時にソニからの物をみんなでもらったりします。（笑）
ソニ：それで残るのが一番安いものとかなんです、いつも着てるやつとか（笑）

ウシク：もうひとつ面白いエピソードがあります！ソニさんが僕に「ウシク！これいらない？着ないから」って言うので「本当にいいですか？」って僕がもらって着てて、僕も飽きてきたので捨てようかなと思ったので、「これいる人いないですよね～？捨てますね～」って言ったらソニさんが、自分があげたのを忘れてて、「ウシク！そんなカッコいい服、なんで捨てるの？俺が着る！」って言ってソニさんの元に戻りました。その時ちょっとかわいそうになりました。（全員笑）
ソニ：唯一戻ってきたものです。（笑）
―自分があげたものだとは気づかなかったんですね。
ウシク：僕が正直に言いました。
ソニ：「もともと兄貴の物ですよ～」と言われて、あ、なるほどと…（笑）

Q.疲れてる時に癒しになっているものはありますか？

ルイ：やっぱり疲れてる時は甘いものです。僕は甘いものが好きで、最近はセブンイレブンで売ってるチョコパイみたいなのが好きなんです。

ソル：僕はクリスチャンなので疲れた時に讃美歌を聴きながら心をクリーンにしてリラックスさせます。
ウシク：問題があって、ソルさんは音をつけっぱなしで寝ちゃうので、みんなも（讃美歌を）聴くことになってしまって、それが面白いんですが。（笑）

ウシク：僕は沢山寝ます。一回寝たら一日中寝てます。
ソル：スケジュールが無ければ2日間くらい寝続けてます。（笑）
ウシク：ずっと寝てられる自信はあるんですけど、みんな一緒に寝てるから「ウシク、どっか行こう」とか「〇〇しよう」とか誘われるから起きるんです。
ソル：ウシクは自分の体を限界まで使う人なんですよ。どんだけ疲れても朝の4時までジムに行って寝たりするので寝る時はずっと寝れるんですよ。
ウシク：あと、こう言ったのは大丈夫だったかな？とか、自分が間違えたか？とか、いろいろ気にしすぎて疲れてしまって、寝る時は電源オフみたいに寝てます。

ソニ：僕は（疲れた）次の日に走ったりしてリフレッシュします。5キロくらい走ってます。

Q.ちょっと面白い失敗談があれば教えてください。

ソル：リーダーのソニは、よく物を忘れちゃうんです。空港で飛行機のチケットを手に持ってアイスを食べてたんですよ。そのアイスのごみを捨てようと思ったら飛行機のチケットのほうを捨てちゃったんですよ！（全員笑）飛行機乗るまでアイスのごみを持ってて、チケットがない！って。それでスタッフさんも大騒ぎで、ごみ箱の中を探しました。
ソニ：まさかここに捨ててないよね？っていうところを見たらあったんです。
ーあってよかったです。
ソル：いつもそういうことばかりです。

Q.今後の目標、どんなグループになりたいですか？

ソル：チームとしては僕たち『MIDNIGHT DRIVE』の目標は日本一のボーカルチームです。いろいろなK-POPチームの中でいろんなアーティストがいますが、ボーカルに関しては、僕たちは誰にも負けない自信があります。ずっと日本で長く活動しているので、日本でボーカル1位のチームになるのが僕たち『MIDNIGHT DRIVE』の夢です。

ソニ：韓国の映画のフレーズの中でこういうのがあるんですが、「強いから長く生き残るんじゃなくて、長く生き残るから強いってことだ」というのがあって、僕らは息の長いグループになって、いつかはレジェンドになるのを目指していきたいです。
ウシク：冷麺のように細くなが～く（笑）
ソニ：まだいたの？というの目指して（笑）
ルイ：高く飛ぶんじゃなくて低く（ずっと）飛んでるような（笑）上の世界を見ちゃうと下に行くのが嫌になるし、上の世界を見ず、地下を飛んでいるような（全員笑）
ソル：みんな（ファン）のそばで一番長く歌えたらいいなって思います！

Q.今後の予定は？

ルイ：まずは、12月21日に銀座の時事通信ホール、28日は大阪のYes Theaterというところでアコースティックライブがあります。あと来年は大きなライブが6月11日に豊洲PITであります。
ソル：今年の目標はZeppだったので、次のステップは豊洲PITを目指して活動していきたいと思います。

Q.最後にファンの方にメッセージをお願いします。

ソル：いつもMIDNIGHT DRIVEを応援してくれているファンの皆さん、いつもありがたい気持ちでいっぱいです。これからMIDNIGHT DRIVEは、もっともっと成長してあらたな夢を皆さんと一緒に叶えながら、その叶える瞬間を一緒に過ごしたいと思いますので、細長―く皆さんのそばでずっと歌っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

ルイ：今年はMIDNIGHT DRIVEとしては土台になる1年だったので、応援してくれて本当にありがたいです。そしてこれから12月にメジャーデビューしたら、たぶん今まで僕たちがやってきた音楽や歌を世の中に出すことになるので、もうちょっと沢山の人に愛されるように頑張っていきたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。

ウシク：僕は先輩たちが行く道を頑張って後ろで押しながら…
ソニ：（ウシクに）お前も一緒にいくんだよ！後ろじゃないから（全員笑）
ウシク：（先輩に）追いつきながら学ぶところは沢山学びながら、青春するところはちゃんと青春しながら2025年にあるビックなイベントに向けて、1曲1曲の作業も毎日頑張って、もっと自分の実力も含めてレベルアップして、少しでもチームをサポート出来る人になりたいです。頑張っていきます！

ソニ：人の前で歌える仕事なんて“なんて凄く素敵な仕事なんだろう”って、いつも感謝しながら、昔はあまり思えなかったことをあらためて噛み締めながら生きてる最近です。この1年だけでも沢山のライブをやってきたんですけども、すごい繋がる瞬間っていっぱいあって、ファンの方の目と僕の目、メンバーの目とファンの目が合う、一致する瞬間があって、その一致してる瞬間が“宝石”みたいに感じたりするんですけども、「メメントモリ」という言葉があって、「人は死ぬ」100年後にここにいる人は誰もいない。だからいくら金持ちだとしても貧乏だとしても、今の瞬間をちゃんと楽しめる人こそ『得』なんじゃないかと。だから皆さんが僕らのステージを見ながらキラキラしてる顔を見ると、僕らにもすごいエネルギーにもなりますので、そういう瞬間を沢山重ねて、もっと皆さんと忘れられない、楽しめる今を重ねていきたいと思います。