【取材レポ】グァンスがツンデレな神様に!?真琴つばさとWキャスト!ウゴン(TRITOPS*)も出演 韓国発ミュージカル『神が僕を創る時』開幕!ゲネプロ&取材会レポ

韓国発ミュージカル『神が僕を創る時』が10月18日(金)に初日を迎え、本番前にゲネプロと取材会が行われました。
取材会の会見では、神様役の真琴つばさ、グァンス(SUPERNOVA・超新星)そして、竹中凌平、渡辺みり愛、中山咲月、高橋駿一、藍染カレン、ウゴン(TRITOPS*)、演出の磯貝龍呼が登壇し、意気込みを語りました。

グァンス、真琴つばさとWキャスト!ウゴン(TRITOPS*)も出演 韓国発ミュージカル『神が僕を創る時』ゲネプロ&取材会レポ

マスコミに公開されたゲネプロでは真琴チーム(真琴つばさ、竹中凌平、渡辺みり愛、中山咲月)の4人が舞台に立ち、多彩な演技とエネルギー溢れるステージで2時間たっぷり楽しませてくれた。

「神が人間を創造する時、デジタルシステムを使って材料を配合するとしたら?
人間が死んだら破壊ドライブへ送られ削除させるとしたら?」
夢見る演者たちが、運命に向き合い、葛藤したり反乱を起こしながら、自分を見つめ直していく。
演者たちの個性溢れる演技と感情豊かな歌声にいつの間にか惹きこまれ、それぞれのキャラクターに共感したり、何かを考えさせられたりしながら、観ているほうもパワーがもらえるような舞台だ。

ゲネプロ後には、グァンスチーム(グァンス、高橋駿一、藍染カレン、ウゴン)演出の磯貝龍呼も登壇し会見がスタート。

【登壇者】
真琴チーム…真琴つばさ、竹中凌平、渡辺みり愛、中山咲月
グァンスチーム…グァンス、高橋駿一、藍染カレン、ウゴン
演出…磯貝龍呼

Q.チームごとに役名と初日を前にした今の心境、意気込みは?

真琴チーム
真琴(神役)「韓国ミュージカル初の日本公演初日を迎え、その楽しみと重責をとても感じています。いい意味でチーム力が高まってきたので、このパワーで初日を迎え、明日初日を迎えるグァンスさんチームにいい具合にバトンを繋いでいきたいと思います。」

竹中(ハヤシ役)「いまゲネが終わったところで、油断して怪我しない様に、最新の注意を払い、いい作品を届けられるように頑張りたいと思います。」

渡辺(ヤング役)「本日初日なんですが、ヤングはとにかく元気な子なので、皆さんに元気になってもらえるようになるべく明るくやってみますので、見てください。よろしくお願いします。」

中山(ナガイ役)「今回(磯貝)龍呼さんの演出でアドリブが盛りだくさんとなっております。このような役を演じるのは、ほぼほぼ初めてで、ちょっと緊張しつつ、探りつつやってはいるんですが、毎日違う公演が見れるんじゃないかなと思っておりますので、ぜひ何度でも足を運んでいただけたらなと思います。」

グァンスチーム
グァンス(神役)「さっき、真琴さんチームの公演(ゲネ)を楽屋の画面で観ながら、本当に自分が出演させていただく作品なのにも関わらず、“すごい楽しいな~この作品”って、あらためて大好きになったんです。なので明日の初日、怪我せずに僕たちも頑張って皆さんにお届けできたらって思います。本当に一刻も早くお届け出来たらいいなと思います。今日真琴さんチームの公演が終わったら、すぐ(自分たちも)本番やりたいなって、それくらい勢いがすごいですので、皆さん楽しみにしてください。」

高橋(ハヤシ役)「ハヤシ君は、喜怒哀楽をはっきりと表現させていただけるような役柄になってますので、その辺を皆さんに楽しんでいただければなと思いつつ、僕自身も楽しんで、このカンパニーの皆さんと素敵な作品を作り上げてきたので、あとはお客さんと言うピースが入って、最高に盛り上げて最後まで怪我なく走りたいと思いますので、どうぞ応援よろしくお願いします。」

藍染(ヤング役)「今回はヤングちゃんという役なんですけど、本当に経験したことのない役柄になっていて、とても貴重な経験をさせていただけてるなという気持ちです。それぞれのキャストが本当にいろんな形、すごく素敵な皆さんと一緒にお芝居できることを心から嬉しく思っております。お客様に心から楽しんでいただけるように頑張っていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。」

ウゴン(ナガイ役)「頑張ってナガイを演じれるように最後の最後まで頑張りたいと思います。ありがとうございます。」

磯貝(演出)「グァンスさんチーム、真琴さんチーム、ゲネプロ1回ずつ観させていただいたんですけども、両方とても感動いたしまして、早く皆さまにお見せしたいなという思いでいっぱいです。キャスト一人一人が、ものすごく良くて、本当に役者やめようかなと思いました。(笑)そのくらい素晴らしい作品です。よろしくお願いいたします。」

Q,お稽古の手応えや、本作の見どころについて教えてください。

真琴「この作品は神だけじゃなくて、みんなが主役だと思います。それぞれに見せ場があって、舞台という空間でもその力をバトンタッチし合って、バラバラだった人間が最後はみんな一つになっていく、そのチーム力というのも見どころのひとつかなと思っています。」

Q.今回ダブルキャストですが、それぞれのチームの雰囲気は?

真琴「同じチームかと思うほど全く違う作品になってます。これがダブルキャストの楽しみだと思うんですけど、グァンスさんチームは揃うと“入道雲”みたいな感じを受けるんですね。自分たちは、それぞれしっかりしてるんだけど4人揃うと、どっか抜けてて“綿雲”みたいな、ほのぼのとした雰囲気が出てると思います。違ったらごめんなさい。」(全員笑)

グァンス「真琴さんチームの雰囲気は、すごい穏やかで、皆さん仲良くて、すこーしだけうらやましいなと思ってるんです。こっち(自分たちのチーム)が仲悪いわけではないんです(笑)ただ、僕がすごく人見知りで、あまり自分から皆さんに行けない性格なので。真琴さんはそれぞれに声かけてたり、そういうのを見てたら、見習わなくちゃなぁって思いつつ、1人で無口な自分がいるので…。でも僕たちのチームの良さは、何も喋んなくてもお互いの“あ、うん”の呼吸が出来てるんじゃないかなと思って、すごく大好きです!」
グァンスチーム全員「ありがとうございます!」

Q.演出面での見どころ、ポイントを教えてください。

磯貝「やはり、この(舞台セットの)パネルの巨大なスクリーン。パーンと大きな映像を見せて分かりやすいという感じです。さらにこの素敵なきらびやかな照明。でもやっぱりこの個性豊かなキャスト陣の皆さまです。この広い舞台を駆け回る、そしてこの2時間で4人という、考えられないことをするわけですけども、本当に歌もダンスもナンバーもとっても素敵で、全てに見どころが集まってると思います。」

Q.今回、真琴さんとグァンスさんは神様を演じていますが、演じるうえで意識したことは?

真琴「私は若者についていくのが必死で、親子ほど年が離れてるんです。本当はウルトラの母(のような神様)になりたかったんです。でも結構ヌケてて、サザエさんだなって。サザエさんが神様だったらって。そんな気持ちでやってます。カツオ、ワカメ、タラちゃんと揃ってます!」
並びでタラちゃんになる中山が「僕がタラちゃん?」に笑いが起きた。

グァンス「僕はものすごくツンデレな神様になってるかなって自分で思ってるんですけれども、神様の役作りするときに、最初は神らしい姿勢だったり、言葉遣いだったりを研究してて、稽古が実際始まったら、この作品の中で神様っていう存在であっても、人間の世界の公務員みたいな存在の神様なので、より登場人物のことを理解して、自分がどうやって創ったのかだったり、内面的なことを研究したり、配信されてる(韓国)ドラマで、神様が実際に登場してるのがあって、そういうのを見ながら勉強させていただいてました。」

Q.いま神様にひとつお願いするなら?

磯貝「ランドクルーザーです」
中山「元気がほしいです、今よりさらに」
渡辺「身長がほしいです (何センチに?)161㎝です」
竹中「現金がほしいです(いくらほしいですか?)一生働かなくていいくらい」
真琴「私もグァンスさんと同じようにシャイだということをみんなに分かってもらいたいです」
グァンス「宝塚のチケットを自分が見たい日にちを取れるような能力を願いたいです」
高橋「ギャラを上げてほしいです」
藍染「ホームベーカリーをください」
ウゴン「今日の朝、本当に願ってましたけど、今回の作品が無事によくできて、いい思い出になってほしいです」
最後のウゴンの優等生な回答に、周りから「好感度~!」という声が上がっていた(笑)

真琴が来月還暦を迎えるという話題になると、キャスト陣からも「(還暦に)見えなーい」という驚きの声が上がるなか、恥ずかしそうな真琴は、共演者に「ほんと、もうちょっと労わって~!」と苦笑い。「若者たちのパワーをいただいて、私、頑張んなきゃなって、本当にパワー貰ってるんです。ありがとう、頑張ります!」と感謝し力を込めた。

最後に公演を楽しみにしている皆さんにひとこと

グァンス「ミュージカル『神が僕を創る時』すごくいい内容で、自分でもいろんなことを考えさせられるような作品になっております。皆さんにこの作品を通じて、それぞれの自分探しという旅を楽しんでいただけたらなと思いますので、千秋楽まで両チーム公演よろしくお願いいたします。」

真琴「みんなの毎回のエネルギーある公演を沢山の方に見ていただきたいと思います。“神があなたを創る時”と思って見にいらしてください。どうぞ(宣伝も)よろしくお願いします。」とアピールした。

個性豊かなキャストが魅せるミュージカル『神が僕を創る時』は、こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて10月27日まで上演される。

ミュージカル『神が僕を創る時』取材会編動画

ミュージカル『神が僕を創る時』ゲネプロ編動画

ミュージカル『神が僕を創る時』公演情報

【日 程】 2024年10月18日(金)〜10月27日(日)
【劇 場】こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ
【日本版キャスト】※Wキャストとなり回替わりで出演組が異なる
真琴つばさ / 竹中凌平 / 渡辺みり愛 / 中山咲月
グァンス(SUPERNOVA・超新星) / 高橋駿一 / 藍染カレン(ZOC) / ウゴン(TRITOPS*)

アフタートークイベント、生演奏でのスペシャルカーテンコールあり

オリジナルスタッフ
作/作詞 ウォン・チェヨン
作曲   コ・ヒョンジョン
演出/台本協力 ピョ・サンア
音楽監督/メロディー編曲 キム・ヒウン
オリジナルプロダクション (株)演劇列伝

日本版スタッフ
日本語翻訳/訳詞:安田佑子
日本版台本脚色:川尻恵太
日本版演出:磯貝龍乎
音楽監督:宮﨑誠
振付・ステージング:結樺レイナ
歌唱指導:咲山類




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