FIFTY FIFTY ビルボード人気でメンバー引き抜き疑惑?所属事務所「外部勢力はワーナーミュージックコリア」名指しで波紋
- 2023/6/27
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- FIFTY FIFTY
1stシングル「The Beginning:Cupid」のタイトル曲「Cupid」で米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」の100位に初登場後、10週以上の連続ランクイン記録を達成しワールドワイドな人気を集めるFIFTY FIFTY 。
昨年デビューしたばかりの4人組ガールズグループが大ブレイクに成功したが、専属契約を巡って所属事務所のATTRAKTとワーナーミュージックコリアの間で不穏な空気が漂っている。
目次
FIFTY FIFTYはメンバー4人の新人K-POPガールズグループ
FIFTY FIFTYは、2022年11月18日にミニアルバム「THE FIFTY」でデビューした新人ガールズグループだ。シオ(18歳)、セナ(19歳)、アラン(18歳)、キナ(20歳)の4人のメンバー構成される。
今年2月24日に1stシングル「The Beginning:Cupid」をリリース。
タイトル曲の「Cupid」は、米ビルボードの「ワールドデジタルソングセールス」で8位を記録し、その後「HOT100」に初登場した。
FIFTY FIFTYの所属事務所はATTRAKTで、韓国では中小企業に分類される。
無名な所属事務所からデビューしたK-POPアイドルとして初めて「HOT100」にチャートインするという大快挙を成し遂げたFIFTY FIFTYは業界で大きな評価を受け、人気を集めている。
FIFTY FIFTY大ブレイクでメンバー引き抜きを狙った外部勢力の存在を明かした事務所
大ブレイクの勢いに乗ってさらに躍進していくことが期待されるかと思われたFIFTY FIFTYだったが、今月23日にATTRAKTが「外部勢力がメンバーたちに接近している」と公式コメントを出したことで、暗雲が立ち込めることになった。
当時、ATTRAKTは、「メンバーのうちの一人が健康問題により5月に手術を受けた関係で、活動を中断することになり他のメンバーにも休みを与えることになった」と活動が途切れた理由を説明、目の前の利益を追ってスケジュールを詰め込むのではなく、長期的にメンバーが成長し発展できる道を選択したことを明らかにした。
メンバーやグループのことを考えた休息期間中だったわけだが、ATTRAKTによるとこの期間に「メンバーに接近してATTRAKTとの専属契約を違反するように誘導する外部勢力が確認された」といい、「外部勢力がATTRAKTへの非難と甘い言葉でメンバーをそそのかし、現在も有効な専属契約を無視して自分たちと契約を結ぶように誘導する違法行為をしている」と外部勢力の存在を明らかにするとともに、怒りをにじませた。
ATTRAKTはその外部勢力がどの会社なのか、具体的な社名を明らかにすることはなかった。
しかし、「弱小の事務所が成し遂げた奇跡を強奪しようとする不純な外部勢力の違法行為に怒りを禁じえない」とした上で「冷静に断固とした対応を取り、外部勢力といかなる妥協をすることなく最後まで戦って法的責任を問うつもりだ」と伝えていた。
FIFTY FIFTYメンバーをそそのかした外部勢力はワーナーミュージックコリア?
26日になり、ATTRAKTは名前を伏せていた外部勢力の正体が「WARNER MUSIC KOREA(ワーナーミュージックコリア)」であると突如発表した。
ATTRAKTは「最近浮上した外部勢力によるメンバーの引き抜き疑惑に、某アウトソーシング企業とワーナーミュージックコリアが関連している」と主張し、ワーナーミュージックコリアに対して内容証明を送付したと発表したのだ。
そして「ワーナーミュージックコリアに正確な釈明と立場表明を要請する」との立場を示した。
ワーナーミュージックコリアは引き抜き疑惑を否定
名指しされたワーナーミュージックコリアは同日すぐさま、「ATTRAKTが主張した内容は事実無根」と公式に引き抜き疑惑を否定する立場を示した。
そしてATTRAKTが内容証明を送ったことについて遺憾の意を表した。
また今後、今回の件について「確認されていないデマの拡散や根拠のない推測での報道は控えていただきたい」と要請した。
FIFTY FIFTYを巡る騒動は果たしてどのような結末を迎えることになるのか?そして、今後の活動に影響を及ぼすことになるのか?
業界関係者はもちろん、ファンもことの成り行きを見守っている状況だ。