【独占インタビュー】“#そろそろ日本で売れる韓国人” カン・ミンス「”LOVE”な気持ちになってほしい」12月17日にニューアルバム『蜃気楼』(シンキロウ) LOVEver.リリース!

“#そろそろ日本で売れる韓国人” カン・ミンス が2024 年12 月17 日にニューアルバム『蜃気楼』(シンキロウ) LOVEver.をリリースする。

グループ活動を経てソロとなってからは、日本でも歌手活動を中心に舞台やドラマなど精力的に活躍の場を広げている。さらにSNSでは現在総フォロワーが100万人超えの人気ぶり。モデルのような容姿でありながらも飾らない姿を発信するなど、世界中から注目されている釜山出身のカン・ミンスさんにインタビューをさせていただきました!

Q.今回新たに『蜃気楼』LOVEバージョンが、新曲2曲が追加されて12月17日に発売されますが、どのようなアルバムになりますか?

その名のとおり「LOVE」になる曲、他にもいろんな曲が入っていますが、聴きながら皆さんが「LOVE」な気持ちになってほしいなと思って作ったアルバムです。今年も終わりに近づいて、どんな気持ちか考えたんですが、今まで沢山の皆さんに、自分は自分らしく「LOVE」を送ったつもりだったんだけど、韓国人らしく「好き」とか「大好き」とか言うことが自分には出来なかったんですよ、釜山の人なんで。(笑)なので、「LOVE」な気持ちをもっともっと持って、みんなに「LOVEだよ」って。「好き」は言いにくいけど、「LOVE」は英語だから言えるんじゃないかと、伝わりやすいように作ったアルバムです。

Q.新曲『花火の歌』の「ポンポン~♪」と言うのが印象的ですが、ミンスさんが考えたのですか?

はい、自分がめちゃ進めてました。スタッフのみんなと話し合って「バンバン」とか「ドンドン」とかいろいろ出し合ったのですが、音って難しいじゃないですか。いろんな人たちの花火の思い出に「バンバン」「ドンドン」は激しい、一番聞きやすくて綺麗な音が「ポンポン」だったんです。優しい感じもあるし可愛い感じもあって。13年間、日本で活動してきて、日本のドラマ、韓国のドラマ、自分が住んでた街、全国を回りながら、そこの人たちをイメージして、それを言葉で説明することは出来るんだけど、音楽での説明が難しいんですよ。だからこそ恋愛の話にして作った曲で「愛」としての感情がちゃんと伝わるかなという感じなんです。

それと『カメラを向けられると』も恋愛としての話になるんですが、たとえば、ファンの皆さんが「ちょっと変顔して」って僕に言うんだけど、僕も「変顔して」と言う時もあるんですが、それが歌詞にあるんです。「すねた顔で」とか、「本当に幸せだよ」とか、ファンの皆さんに向けての『カメラを向けられると』なんですよ。でもみんなはちょっと勘違いして、(歌詞に出てくる)「キムチ」ってなに?で終わるんです。「キムチ」って食べ物じゃないですか、でも韓国では写真を撮るときの意味で作ったら、ちょっと面白い曲になってきたんです。面白いことが好きな人なので、みんなに僕の面白さが伝わるように作られた曲でもあるんです。
ーアルバムにはカッコいい曲もあれば、面白い曲もあるんですね。
もともとグループにいた時はラッパーをやってたんです。メインボーカルがいて、自分がラップをする時は激しい感じになるんですが、自分のイメージはなんだろうって思ったことがあったんですよ。自分のことを考えると結構面白い人だなと思って、ちょっとスタイル変えようと思ったんです。ちょうどコロナの時に結構会えない気持ちも含め、みんなに会いたい、なんでこんなに日本に行きたいのか?『つもらない初雪の思い出』もそうだし『星が降る今夜』も全てその頃に作ったんですが、自分で歌詞を考えて、音楽をやってる弟分と話し合って曲を作ったんです。

Q.『花火の歌』のMVはミンスさんが監督されたそうですね。自分で出演したいとは思わなかったんでしょうか?

はい、もう監督は引退しました。(笑)今まで全て自分が(MVに)出てたので、つまんないなと思って。自分が思っている“日本”を見せなきゃいけないのに、韓国から来たから人だから偽物じゃないですか。本物を見せたいという意味が大きかったから日本の人たちを使ったんです。それで知り合いの人からの紹介でお願いして、名古屋で撮影したんです。
―ミンスさんが「カット!」とかやったんですか?
「カット!」しか言ってないです(笑)
―構成もミンスさんが考えたんですか?
構成は一応自分で考えたんですが、こういう感じのところで撮影したいと言うと、マネージャーさんがいい場所を調べてくれたり、韓国のミュージシャンでカメラも上手い兄貴(先輩)が来てくれて、3人で話し合いながら作りました。
―また監督をやろうとは思わなかったんですか?
いやー、監督の人たちは素晴らしいです。やっぱり自分たちが上手く出来る場所があるんですね。自分はアーティストを頑張ります!(笑)そこはプロの人たちに任せて、自分は自分のところで頑張ります。ということで監督は一応引退!もう一回あるかもしれないけど(笑)

Q.各地でリリイベをしての感触はいかがですか?印象に残っていることは?

全部違うんです。人も違うし、日本は大きい国だから福岡は福岡、関西は関西、東北は東北の感じで、印象に残ってるのが全部違うんですよ。最近はSNSから自分に会いに来てくれる人たちも多いんですが、イベントの最初に自分の印象の話をするんですが、みんな“怖い人だと思った”とか、“強い印象のイメージだった”と。東北の方の皆さんは、ただ笑って温かく見てくれる。関西は「イエーイ!」「もっとやっていいよ!」って感じで、名古屋はなぜかちょっとシャイ。(笑)東京はいつも通りで(笑)「見てるよ私たちが!」って感じで見てるし、福岡行ったときは「強く見えても裏では優しいから」「その気持ちは分かるから」って言ってくれたりするので、みんな違うから全部印象に残ってます。

Q.ミンスさんのイベントを見せてもらった時に、トークがとても面白くて上手いなと感心したのですが、何か気を使ってることはありますか?

やっと分かりましたか?(笑)
(気を付けてることは)時に何もないんです。何もないから逆に上手く出来るのかもしれません。韓国のアイドル出身の方たちは、みんなに優しいイメージを出さなきゃいけないし自分もそうでした。この話はダメ!あれはダメ!という中で何が喋れる?何も喋れない。僕は、なんで日本が好きなのか?というと、言っていいのか分からないですけど、日本のアイドルの人たちもいろんな人がいて、口が悪そうだけど優しいイメージがあるスタイルがあります。自分も韓国人だけど、釜山だし日本の九州男児のイメージだから皆さんにちゃんと見せたかったんです、こういう人もいるよと。そしたら最初は印象的に良くなかったんです。なんでこんな話をするんだろう?なんで怒ってるの?って。いや怒ってないんです。いつもこんな感じなんです。韓国ドラマではみんな優しいソウル語のイメージですが、僕は“自分はこんな人です”というのを、どんどん見せながら、釜山の人はこんなツンデレなイメージだけど一番優しい人たちなんですと。その中で情熱を見せなきゃいけないなと思って、謙遜な気持ちでやりながらファンの皆さんへの感情も全て正直な気持ちで8年ほどやっています。やっとみんながそれを分かってくれた人たちが多くなって、ファンになってくれる人たちも多くなってきた感じです。

Q.自分をひとことで表現すると?

優しい人ではないけど、いい人です。

Q.アルバムは日本語の曲ですが、よく聴いている日本のアーティストは?

シティーポップが大好きなんですが、安全地帯さんとかX JAPANさんも好きで今でもよく聴くし、最近若いアーティストさんたちも増えてきて、あいみょんさん、優里さんもそうだし、ロック系の人たちも好きです。高校生のときに好きだったのはやっぱりロックで、GReeeeNさんとか、back numberさんとか韓国で聴いてました。アイドルだとSMAPさんや、嵐さんの曲も聴いてました。
―では好きな日本のアーティストさんはいますか?
難しいですね。でも木村拓哉さんかな。お母さんが好きだったので。その方は神です。俺はカミカミ カンミンスです。ちょっと似てる?似てない?すみません、おやじギャグです(笑)
―そういうところが面白いです。
言わないと寝れなくて(笑)

Q.アルバムで一番気に入ってる曲は?

今回は『花火の歌』です。もともとは『サニーサマーデー』の曲で一旦活動終了する予定だったんですよ。韓国に戻って新しくスタートして、有名になってもう一度日本に来る計画にしてたんです。それが正直一番早いと思ったんです。日本でずっと活動してても韓国から来てるアーティストに全部負けてるんですよ、それがちょっと悔しくて。それで一旦終わらせて、韓国で有名になってからもう一回日本に来るとみんな喜びが大きくなるじゃないですか。これが最後だからと皆さんに話したこともあるんですが俺は本気だったんです。それで『サニーサマーデー』に全てかけよう、これで全部終わらせて、みんなも後悔ないし、僕も後悔がなくて、綺麗に終われるんじゃないかと思って全てかけてたら、他のところでバズってて、それでどんどん愛の気持ちや、綺麗な気持ち、美しい気持ちになるじゃないですか、人って。そこで、なんで日本で成功したいのかを考えたら『花火の歌』になりました。空に上がる花火というのもあるけど“思い出”です。子供の時、お父さんお母さんと手を繋いで、浴衣着て見る花火もあるけど、その花火を見て、みんなが何を思ってるとしたら、綺麗!美しい!その“思い出”を一番大事にしているところに“祭り”もあって、それが、自分が今まで日本にいたのがそういう“祭り”みたいな気持ちだったんです。暗闇もあったかもしれないけど、みんな、その花火を見た瞬間、全て無くなる。その気持ちを“花火”って表現したんです。

Q.実はやってみたいことは?

やってみたいことはないですが、やりたいことはあります。日本一の韓国人です!一番有名になりたいです。本当に!

Q.バスライブ(12/3)について教えてください。

世界初!バスに乗って30分くらいのライブをやりながら渋谷を走ります。スピーカーが付いてるので外にもライブが聴こえます。

Q.12月13日には、大きな会場でライブを予定されているとのことですが、どんなところを見てほしいですか?

来れば分かる!(笑)何を説明しても分かんないからとにかく来れば分かる!どんなライブか見せてあげます!

Q.今後、予定していることは?

来年ですが、カバーアルバムを出したいなと思ってます。

Q.最後に皆さんへメッセージをお願いします。

いつもどおりなんだけど、好きな気持ちは言わなきゃいけないなと思ってるんだけど、出来ないんです。だけどその感情を曲にもそうだし、動画でもそうだし、ちゃんと見せれるように頑張ります。時間はそんなにないけど、いま32歳だから。もっと早く出来ればよかったんだけど、やっとなんか分かるようになってきてごめんなさい。一応ネットでの歳は25歳なので(笑)皆さんも21歳の気持ちでいきますように。もっともっと自分がその世界を作るので、皆さんも自分の船に乗るとしたら絶対後悔させないようにしますので信じてくれると嬉しいです。ありがとうございました!

カン ミンス ニューアルバム『蜃気楼』LOVEver.
発売日: 2024 年12 月17 日(火)発売

ライブイベント
#そろそろ日本で売れるのか?!カンミンス 2024
12月13日(金)17:00
@HEP ホール(大阪)

オフィシャルファンクラブ
KANG MINSU Official FanClub(https://minsu-lionflow.bitfan.id/)




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