ユ・アインが2回目の事情聴取を当日欠席したことに関連し、警察庁が「召喚要求を拒否し続けるならば令状請求(逮捕・拘束礼状)の検討もすべき」と、逮捕・拘束礼状の可能性に言及した。
一方のユ・アインの法律代理人は「事実上の公開召喚」となっている現状に深い憂慮を示している。

ユ・アインの薬物疑惑は現在も捜査継続中

今年2月にプロポフォール常習投薬疑惑で警察捜査を受けたことを所属事務所を通じて自ら明らかにしたユ・アイン。

その後、国立科学捜査研究院による精密検査の結果、大麻、コカイン、ケタミンなど麻薬類4種類の薬物使用容疑が浮上し、警察捜査が続いている。

3月には、ソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊が、漢南(ハンナム)洞と梨泰院(梨泰院)洞に位置するユ・アインの自宅2ヶ所を家宅捜査を行い、KBSはユ・アインに対し一時的な出演制限を決めたことを明らかにした。

ユ・アインの薬物疑惑浮上により現在も、イ・ビョンホンとの共演作「スンブ:二人の棋士」、Netflixシリーズの「終末のフール」、映画「ハイファイブ」は、公開時期保留の状態が続いている。

非公開召喚を求めるユ・アイン

ユ・アイン3月の1回目の警察調査でも日程変更

ユ・アインは3月27日に被疑者として約12時間以上の警察調査を受けた。

元々、警察での調査は3月24日午前に行われる予定だった。
しかし、ユ・アインの法律代理人が「非公開召喚であるはずの日程がマスコミ報道により公になった」ことを理由に日程調整を要請し、3日後に延期となった。

午前9時20分に警察に出頭したユ・アインは、午後9時17分頃に警察の取り調べを終えて出てきた。
待ち構えるマスコミのフラッシュを浴びながらユ・アインは「深く反省しています」と震える声で謝罪コメントを伝え、翌日の28日には自身のインスタグラムに謝罪文を掲載した。

ユ・アイン 2回目の警察調査を直前にドタキャン

ユ・アインは3月に行われた1回目の警察調査に続き、今月11日に2回目の警察召喚調査が予定されていた。

しかし、当日、ユ・アインはソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊の近くまで足を運んだが、建物内には入らずそのまま帰宅した。韓国メディアはユ・アインが多くの取材陣が集まっていることを理由に欠席したと一斉に報じた。

これについてユ・アインの法律代理人は「非公開召喚の原則に従い、他の経路の出入りなど可能な措置を要請したが、警察がこれを受け入れなかった」とし、「3月の召喚の際にも、事実上の公開召喚となり抗議の意思を明らかにしていたが、再びこのような状況が発生したことに深い遺憾を表する」との立場を伝えている。

ユ・アイン 2次召喚調査の日程はいつ？

警察はユ・アインの事情聴取をできるだけ早い時期に行う方針であることを明言している。

15日、韓国警察庁の禹鍾寿（ウ・ジョンス）国家捜査本部長は記者懇談会で、「被調査者（ユ・アイン）側が、出頭日について非常にデリケートになっている」としながら、「出来るだけ速やかに出頭日を調整し事情聴取を受けるのが良い。それが無理（召喚要求を拒否し続ける）ならば当然、令状請求(逮捕・拘束礼状)の検討もすべきだ」との立場を伝えた。

警察はユ・アイン側と2次召喚調査の日程を調整中だ。

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