ジェジュンやBTSのRM(ナムジュン)も愛読した韓国エッセイ「あなたを応援する誰か」が、辰巳出版の翻訳書レーベル（&books）より1月31日に刊行される。

ジェジュン、BTSのRM(ナムジュン)も読んだロングセラータイトル待望の邦訳本

2013年に韓国で刊行され現在27刷となる同書は、2014年にジェジュン、そしてBTSのRMが愛読したことで大きな話題になった。2019年には韓国大手書店・教保文庫にて「今年もっともプレゼント用に購入された本」のベスト3に選ばれたこともある。自分を癒し励ますために、そして自身が応援したい大切な人へ贈りたい書籍として、長く愛されている韓国エッセイ本の邦訳本がついに日本で発売となる。

春の陽だまりのような暖かいイラストとエッセイは

そんなあなたの心にそっと触れてくれるとともに、優しい言葉とイラストを通して休息を与えてくれる。

「心に絆創膏を貼りたい時に読みます」共感の声が続々

韓国では

「心に絆創膏を貼りたい時に読みます」
「わたしが応援している大切な人に贈りました」
「心が温かくなり、癒される言葉でいっぱい」
「大人だけど、落ち込んでも泣いても、怒っても、それでも大丈夫だと言ってくれているよう」

など共感の声が続々…！

自分を癒し励ますために、そして自身が応援したい大切な人へ贈りたい書籍として長く愛されている一冊が、待望の邦訳となる。

「あなたを応援する誰か」より本文の一部抜粋をご紹介

以下、「あなたを応援する誰か」より本文の一部を抜粋してをご紹介する。

休止符１ いちばん大切なのは 自分を愛すること

自分の人生を顧みて、
「よくがんばった」と思うときがある。
世の中は厳しいけれど、
嫌な顔をせず、弱気にならないように
せいいっぱい生きている。

自分をいたわり、愛し、
大切にしながら生きても大丈夫。
もう少しわがままになっていい。

――＜利己的でも大丈夫＞より

休止符2 今を生きよ、あなたを応援する誰か

不幸と幸せはいつだって隣り合わせ。
だからきっと、このままでいい。

10代も20代も、そして30代になっても、
変わらぬ重さの悩みや
膨らむ責任を抱えながら生きている。
今この瞬間、あなたがそう感じるなら、
あなたの人生はなかなかすてきでかっこいい。

――＜なかなかすてきな人生＞より

休止符3 人は、自分が思うがままに存在する

ありもしない未来をおそれる必要はない。
明るい夢を抱けば、何かが生まれるはずだから。

それに、もし何かが起きても、
きっと乗り越えられるはずだから。

――＜最初＞より

休止符4 愛とは、与えるものなのか それとも与えられるものなのか

愛という感情を持つよりも
愛という心を分かち合った方が、もっといい。
感情はたびたび変化するかもしれないけれど
分かち合った心は、簡単には変わらないから。

――＜感情と心の違い＞より

休止符5 応答せよ、きらきら輝くたくさんの瞬間たち

人生は待つことの連続だ。
待つ時間は永遠のように感じるけれど、
ちいさな喜びを見つければ、笑顔で過ごせるようになる。
不安で焦ってばかりいるよりも、
ちいさなときめきをたくさん感じるほうがいい。

寒い冬が過ぎれば
暖かい春が訪れ、
雪がとければ花が咲く。
それぞれの人生も
かならず花開くはずだから。

――＜休止符5 今年もかならず花は咲く＞より

「あなたを応援する誰か」の著者と訳者

著者 ソン・ミファ

「あなたを応援する誰か」の著者は、画家そしてエッセイストとして活躍するソン・ミファ氏。

他書に『나의 서툰 위로가 너에게 닿기를（わたしの不器用なやさしさがあなたに届きますように）』『어떤 날에도 위로는 필요하니까 （どんな日でも慰めは必要だから）』（いずれも未邦訳）などがある。

訳者 桑畑優香

訳者は、翻訳家でありライターの桑畑優香氏が手掛ける。

「ニュースス テーション」のディレクターを経てフリーとして活躍する桑畑優香氏は、多くの媒体に映画レビュー、K-POP アーティストのインタビ ューを寄稿するとともに、『家にいるのに家に帰りたい』『それぞれのうしろ姿』（辰巳出版刊）、『BTS を読む』（柏書房）など多数の訳書がある。