ユ・スンホ「幸せを届ける俳優になりたい」日本で除隊後初のファンミーティングにファン熱狂!【取材レポート】
- 2015/2/2
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- ユ・スンホ
2014年12月4日に2年間の兵役を終えた俳優ユ・スンホが、ソウルでファンとの集いを行った後、日本で除隊後初のファンミーティングをクリスマスイヴの12月24日(水)に大阪、25日(木)は東京にて開催した。25日に行われた東京でのファンミーティングの様子をお届けします!
ちょうど2年前に行ったファンミーティングと同じ会場でもある日本青年館大ホールは今回も超満員。ファンからの「お帰りなさい、ユ・スンホシ~」という掛け声で、赤いロングコートを羽織ったユ・スンホが登場すると会場は大歓声に包まれた。「こんばんは、私はユ・スンホです」と日本語で挨拶し、ファンの熱い声援に「ありがとうございます」と大照れ。「2年前の入隊する直前にもここで挨拶をしたことを思い出すと、本当に感慨深いです。その時よりももっと沢山の人が来てくれたような気がして、とても緊張して震えてしまって死ぬかと思いました」と恥ずかしそうに語ると、まずはフォトタイムが行われた。
「目が潤んでるように見えますが…」と聞かれると「気のせいです(笑)本当に嬉しいと言う気持ちと、変だなぁという気持ちがあります。2年という時間を待っていてくれた心が伝わってきて、ありがたい気持ちです」会場のファンを見て「いつも日本に来ると皆さんが純粋な少女のような感じで歓迎してくれるので嬉しい」と日本のファンの印象を語ると「今日は皆さんにとって忘れられないクリスマスになるように一生懸命頑張りたいと思います。今日は来てくださってありがとうございます」と今日のファンミーティングへの意欲を語った。
12月4日に除隊して約3週間の間「2年は短い時間ではなく沢山のことがあり、なかなか忘れられないものですが、これからやらなければならないことが決まっていて、こうして皆さんに挨拶することも分かっていたので、軍隊を終わりにして心を整理する時間を持ちました」と語り、「軍隊の2年間一番したかったことは?」には「朝寝坊。6時起床だったのでゆっくり朝寝坊したかった」と答え、今日は9時頃起きたそうで、「最近は日が昇ってから目を覚ますことが多く、遅くまで起きていることが無いように思う」とのこと。また、前日の大阪でのファンミは今日より緊張したそうで、「大阪で行なうと聞いた時、大阪に僕のファンがいるの?と思ったが、今日と同じくらいのファンの方がいて、ようやく除隊したんだと思いました」と実感したという。
5、6歳の頃から子役としてデビューし、15~6年の芸能活動を休止。特殊な軍隊生活を振り返って「軍隊での2年間、これまでやってきたことを思い出しました。テレビを見ていると同世代の俳優さんや芸能人を見ていると、自分は何をやっているんだろうと敗北感のようなものを感じて、少し憂鬱になったのも事実。でも軍隊生活の終わるころはやはり嬉しい気持ちと、これから演技生活をしていきながら何をすべきなのか、振り返ることが出来たので、意義のあるとてもいい時間を過ごせました」と軍隊生活を振り返った。
決定している次回作の映画『朝鮮魔術師』を選んだ理由には、「自分がやるキャラクターが気に入ったこと。演技に対する考え方が落ちていると思い、信頼できる監督さんなので、きっと助けてくれると思った」と答え、1月から本格的な撮影に入るという。また、「軍隊も終わって恋もしてみたいのでは?恋の魔術師とか?(笑)」と聞かれると照れながら「何より演技が最優先です。その次に外国に旅行に行って視野を広げたい。その次に恋愛ですね…」と答え、司会者から「順番通りにはいかないものですよ~」と言われると困った様子で「あ…分かりませんね~(笑)」と言って会場を沸かせた。理想の彼女像については「自分の持っている職業に集中して一生懸命頑張る人、嘘をつかない人」と答えた。
日本語については、「高校の時は頑張ったのですが、今は「いただきます」「トイレはどこですか?」くらいしか思い出せないです」と答えると、「君、すごくキレイだね」という日本語を教えられ、照れながらセリフを言うスンホに会場は大盛り上がり。
2015年の抱負には、パネルに「열심히 뛰어보자!(一生懸命走ってみよう!)」と書き、軍隊での時間は僕にとってストレッチの時間で体を温めて準備完了したので、これから本格的に走ってみようと言う意味が込められています」と答えると、会場からの声援に笑顔で「頑張りたいと思います」と笑顔を見せた。
<ファンからの質問コーナー>抽選で3名がステージ上で直接質問し、最後にハグのプレゼント。
Q.今までやった役の中で印象に残ってる役は?
スンホ:「ペク・ドンス」でヨ・ウンという悪役をやったのですが、気の毒で可愛そうな役でした。運命で仕方ないですが、演技しながらかわいそうと思い心に残ってます。
Q.飼っている猫の名前は?
スンホ:2匹いて、「サムォリ(3月)」と「ミョンウォリ(明月)」です。入隊する前にお母さんが寂しくないように家に連れてきました。その猫が好きなのは、1位は母、2位は初めて見る人、3位が僕です。(笑)
(写真集に写っているのは飼っている猫ではないとのこと)
Q.寝る時はどんな格好で寝ますか?
スンホ:全裸というわけではないです(笑)次に洗わなければならない服を着て寝ます。(会場爆笑)韓国でのファンミの時にファンの方が動物柄のパジャマのズボンをプレゼントしてくれて、上はTシャツなので平凡です。ズボンにはキリン柄がバババっと描いあります(笑)。
<ジェスチャーゲーム>抽選で8人が選ばれ4人ずつAチームとBチームに分かれて競い、勝利したBチームの4人は嬉しいプレゼント<あなたの願い叶えます>が行われた。
4枚のカードから1枚ずつ選び、カードに書いてある願いをスンホが叶えるというもの。
1人目) 「恋人のように2ショット」突然バックハグをするスンホに会場は羨む悲鳴が!
2人目) 「スンホさんと東京の中心で愛を叫びたい」手を繋いでクリスマスソングが流れる中、「○○さん、すきだ~」と叫ぶ2人に大照れ!
3人目) 「スンホさんにハンドクリームを塗ってほしい」指輪を外すスンホ、スポットライトを浴びて丁寧に塗ってあげると会場は大盛り上がり!
4人目) サンタクロースのカードなので何でもできるカード。なぜか壁がステージに用意され、壁ドンをやることに。スンホはファンの名前を呼んで、右手を壁について左手もドン!まさかの両手に挟まれたファンは硬直状態でファンも大興奮!
「僕まで冷や汗をかいてしまいました(照)」と大盛り上がりのコーナーとなった。
「ここまでどうでしたか?」に「面白かったです。質問コーナーでは自分についてもっと話したかったのですが、照れてしまって全部話せなかったけど楽しい時間でした」とまだまだ話し足りない様子。ここで着替えのため一旦退場し、雰囲気変わってグレーのチェックのジャケット姿で再登場。
<ジャンケンゲーム>では、なんと客席に降りて、ファンとジャンケンして「あっち向いてホイ!」。勝ったファンは、スンホに身に着けてほしい10個のクリスマスアイテムの中から選べるというもの。
2階席にも姿を現して「ジャンケン強いです」と自慢するスンホだが…日本語での「ジャンケンポン!あっち向いてホイ!」のため少々ぎこちない掛け声でジャンケンをするスンホは、結局サンタ帽子、トナカイの鼻、サンタのジャケット、サンタ風ワンピースなどのアイテムを着ることになった。
ジャケットを脱いで着替えるスンホ。サンタ風のワンピースで苦戦するものの、その姿はファンにはたまらない姿。帽子を被り、鼻を付け、赤いサンタのジャケットを羽織って、“スンホサンタ”の出来上がり。「ちょっと暑いです」と可愛い姿にファンも大喜び!
さらに持参したスニーカーを抽選でファン10人にプレゼントすると、ファンからはお返しの歌声をプレゼント。サプライズのクリスマスソング「ジングルベル」を歌いだすと、トナカイの鼻を気にしながら嬉しそうに手拍子をするスンホ。最後に「スンホシーファイティン!スンホシーメリークリスマス!」とファンの掛け声に「カムサハムニダ~クリスマスの時間は数時間ですが残りのクリスマスも楽しく過ごしてください。ありがとうございます」と感謝した。さらにクリスマスケーキも登場し「メリークリスマス!」と、ろうそく消してクリスマスをファンと祝うと、ファン2名を選び、ケーキを食べさせ合うという羨ましい企画も行われた。「皆さんが本当に楽しんでくれる様子を見て、とても嬉しくて楽しかったです」と笑顔で語った。
最後は、椅子に座りスポットライトを浴びて手紙を朗読した。
「こんばんは、ユ・スンホです。東京でのファンミーティングは早いもので2回目ですね。こうしてまた皆さんに会えて、とても光栄に思っています。初めてのファンミの時も思ったことですが、いつも歓迎してくださり、まだ日本では正式に活動していない僕を多くの皆さんが愛してくださっていることに感謝、そしてまた感謝しています。皆さんの愛に応えるために、いつの日かきっと日本でも素晴らしい作品を通じてご挨拶できる日が来たらいいなと願っています。軍隊に行く前には、僕への関心が時々ストレスになることもありましたし、時にはその関心も当然のことのように受け止めていた時期もありました。でも軍隊での21か月間、1人きりで沢山のことを経験して、これまで僕がどれだけ幸せな人間だったかと気づき、あらためて反省し、自分自身を振り返る貴重な時間となりました。その時間が僕を少し強く、そして大人にしてくれて、お金では買えない大切な時間と自分は思っています。皆さんが待っていてくれた分だけ、僕はより慎重に素晴らしい作品をお見せ出来るよう努力しています。
韓国でも言いましたが、僕には新しい目標が一つ出来ました。今までいたらない僕がいただいた愛を皆さんにもお返ししたい、これからは幸せを届ける俳優になりたいと思っています。皆さんが作品をご覧になっているとき、いつも幸せな微笑みと楽しみを感じていただけるよう常に努力して深く考える俳優になりたいと思っています。
健康に感謝しています。夢があって幸せです。演技が出来るということに感謝しています。僕を心配してくださり、応援してくださる皆さんに感謝しています。僕を愛してくださる皆さんに感謝しています。僕は本当に本当に幸せな人間です。
今日のファンミーティングは楽しい時間になりましたでしょうか?僕は軍隊を終えてこうしてファンの皆さんにまたお会いして、以前と変わらぬときめきに包まれています。今日は来てくださって本当にありがとうございました。とても楽しかったです。寒くなってきました。いつも健康が一番ですので、お体にお気をつけてください。2015年が皆さんの手掛けたことが全て叶う充実した素晴らしい一年になるようお祈りしています。ありがとうございました。2014年12月25日 ユ・スンホより」
率直な気持ちを綴った手紙を読み終えたスンホは椅子から立ち上がり、ファンから温かい拍手喝采を浴びると「この手紙を書くとき、午前1時までPCの前に座っていました」と語り最後にひとこと。
スンホ:今日のファンミーティングで客席がぎっしり埋まっているのを見て、驚いたのと同時に表現できないような嬉しさを心の底から感じました。軍隊生活をしているときは大変でしたが、待ってくださってるファンの方々はきっともっと大変だったと思います。でもこのように待っていてくださって、今日はファンミーティングの時間を作ってきてくださって「本当にありがとう」と言う言葉しか浮かびません。機会がありましたら日本でもいい作品に出演して皆さんにご挨拶したいと思っています。でもその前に韓国で沢山のいい作品に臨んで日本の皆さんにもぜひご覧いただきたいと思っています。今日はお越しくださいましてありがとうございました。そしてメリークリスマス!
ファンへの感謝と今後の意欲を語ったスンホに、ファンからは「スンホシーファイティン!」と声援が送られると「ファイティン!カムサハムニダ!」とこぶしを挙げて応えた。熱い歓声を受け沢山の笑顔で楽しませてくれたファンミーティングは大盛況のうちに幕を閉じ、終演後には握手会も行われ2年間待っていてくれたファンと直接触れ合った。兵役を終え一段と大人びたユ・スンホの今後の活動から目が離せないですね!
取材日:2014年12月25日(木)
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