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【取材レポ】パフォーマンスユニット”円神(エンジン)”「僕たちにしか伝えられないものを」 『nonagon(ノナゴン)〜始まりの音〜』デビューステージへの意気込みを語る
- 2020/12/11
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- PRODUCE101JAPAN, 円神
日本最大級の“サバイバル”オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」の元練習生、 A.rik(エーリック)、草地稜之、熊澤歩哉、瀧澤翼、中谷日向、中林登生、中本大賀、宮里ソル、山田恭の9名で結成されたパフォーマンスユニット”円神(エンジン)”のデビューステージ 『nonagon(ノナゴン)〜始まりの音〜』の公演が12月4日(金)東京国際フォーラム ホールCで初日を迎え、本番前にゲネプロと会見が行われた。
ゲネプロでは、それぞれ違ったカラーの衣装をまとい、特徴のあるキャラクターを演じた9人。息の合った掛け合いと演技、心に響くセリフ、元気いっぱいの歌声と力強いダンスパフォーマンスを披露した。本番さながらのゲネプロの後には会見が行われた。
Q.本公演へ向けての意気込みをお願いします。
山田恭「この1か月間は自分の人生の中でもとても濃い時間だったというか、自分のできないところを見つけたり、悔しい思いをしたり。でもメンバーのみんなが励ましてくれたり、みんなの思いが詰まってる舞台だと思うので、その思いが見てる方々に届いてくれたらなと思ってます。僕は本当に楽しんでこの舞台をやり切りたいと思ってます。」
A.rik「僕たちは1か月必死で準備してきました。そして今日からの公演を最高のパフォーマンスにするために頑張ってきました。初めて僕たちのファンのみなさんに会うことが出来るステージなので、みなさんにも楽しんでもらえるように全力で楽しみたいと思います。頑張ります!」
宮里ソル「この公演は山田君も言ってた通り、僕の人生の中で本当に濃い1~2か月間で、みんな頑張ってきたのは分かるから見に来てくれたファンの方々、応援してくださる方々の人生を少しでも変えられたら、少しでも影響できる舞台にできたらいいなと思ってるので、今、自分たちが持ってる全力のパフォーマンスを本公演でぶつけたいと思います。」
瀧澤翼「僕はリーダーとしてみんなをこの1か月間、稽古中ずっと見てきたんですけど、本当にみんな死ぬ気でずっとずっと頑張って、いろんな思いがあったり、他のお仕事だったりで時間のない中、この舞台をどんどん作り上げていって、みんな努力してきました。繋がりが薄れているこの時期にみんなで繋がろうという舞台ができることがすごく嬉しいです。なので、ぜひこの公演でみなさんと繋がれると嬉しいです。頑張ります!」
熊澤歩哉「今、着てる(衣装の)メンバーカラーだったり、円神のステージのテーマだったり、MU3E(ミューズ)というファンの方々の名前も全部MU3Eの方たちと一緒に決めて、ようやく今、形、集大成となったものを応援してくれる方々にお見せすることが出来るので、今までの自分たちの精一杯の頑張りとか、今までの繋がりへの感謝の気持ちを精一杯この舞台でお見せして、みんなが一体になれたらすごく嬉しいです。」
草地稜之「11~12月までの約1か月間、本当に長いようで短かった…すごく大変で、未経験というのもあって、周りよりも覚えるスピードや吸収力がすごく遅くて、結構、日々イライラしたり、落ち込んだりもしたんですけど、それも支えてくれる円神のメンバーがいるおかげでなんとか乗り切ってここまで来ることができました。そして先ほど熊ちゃんが言ってた通り、MU3Eのみなさんと一緒に作り上げてく舞台なので、本番もみなさんと一緒に一丸となって楽しく頑張れたらと思ってます。」
中林登生「応援してくれる家族や、ファンの皆さま、拾ってくれた会社、この舞台に関わってくれてる全てのスタッフの方々やメンバーにも、やっとパフォーマンスとして感謝だったり、一緒に這い上がっていこうぜ!という思いを伝えられる場が出来たので、その思いを舞台にぶつけてパフォーマンスを通して伝えたいと思います。」
中谷日向「この9人は一度オーディション番組で挫折や悔しさを経験してる9人だからこそ、僕たちにしか伝えられないものを伝えて、そして今日、この場所で9人の新たなスタートを切って再出発できたらいいなと思ってます。」
中本大賀「この約1か月間、稽古に入るまでは円神ってなんなんだろう?円神って何するんだろう?って僕らもそうですけど、MU3Eのみなさんもそう思ってる人が多かったと思うんですけど、この1か月でやっと円神のいる意味というか、メンバーとすごく仲良くなれたというか、本当に信頼し合える友情が出来た気がしました。個人的に僕は根暗なんですけど…このリオというこの中で一番明るい役に抜擢されて、この1か月間ですごく人間として明るく成長出来た気がしました。みんなそうですが、この明るさをこの暗い世の中をみんなでぶち上げて!見てくれた人たちを明るくできたらいいなと思います。」
Q.円陣を組むシーンについて
瀧澤翼「脚本家のマンボウやしろさんと一緒に僕たちが円陣を組むシーンで、どういう言葉を入れたらいいかというのをメンバーひとりずつマンボウさんに伝えて、マンボウさんがまとめてくれたという感じです。自分の円神にかける思いや、将来のこと、未来のことを想像して決めたものをマンボウさんはここで使ってくれたので、僕たちとしてもすごい気合が入りやすいシーンです。」
Q.見どころを一人ずつ教えてください。
山田恭「今回はいろんなペアや、新たな絡みというのも楽しんでもらいたいです。そして僕自身はダンスを見てもらいたいです。パフォーマンス面ですごく頑張って見せれたらなと思っています。」
A.rik「この舞台は、ファンのみなさんと一緒に決めた円陣というテーマがあって、円陣をどう組んでいくかというストーリーになっていて、それぞれの個性が出ている役柄になっています。円陣と聞いたら部活とか学校生活のイメージなんですけど、今回は違っていて、10年後の2030年を舞台にゲームの中の世界で、みんなで円陣を組んでいく流れを見てほしいです。」
宮里ソル「円神というプロジェクトに参加させてもらって、演技が初めてというメンバーが多い中、みんな演技を一生懸命やってて、2時間近いセリフ、立ち回りを一生懸命覚えて感情を入れて表現しているのが一番見どころなんじゃないかなと思います。この9人が成長しているのが一番分かるところじゃないかなと思うので、演技面が一番の見どころだと思います。ぜひ見てください。」
瀧澤翼「何と言っても9人9色の個性溢れる舞台だと思っているので、この9人が円陣を組むまでのパズルが1ピースずつ、はまっていくような、その過程、ストーリー、円陣を組むまでの沢山の物語や思い、人間の心情だったりをよく見てほしいです。何といっても歌、ダンス、お芝居はもちろんのこと、僕たちの表情も見ていただけたらと思います。」
熊澤歩哉「この舞台は、芝居パート、歌バートとかで分かれてるわけじゃなくて、ストーリーに沿ってキャラクターにも合った流れで歌詞やダンスなどがついてくるので、本当に1つの物語なんですけど、上手く融合されてるので、そこを楽しんでほしいです。あと、みんなの成長じゃないですけど、ここまで出来るんだというのをみんなに知ってほしいです。この9人のキャラクターを大好きになってほしいですし、最高なキャラクターたちだと思うので、ぜひ単純に見て楽しんでほしいです。」
草地稜之「何といっても一度のこの舞台で新曲を10曲以上出すというのは、なかなかないと思うし、一気にお届けできるこの機会もすごく有り難いことです。個人的なことで言えば、僕と熊ちゃん演じるアロイ、ロッペンの『お弁当』という歌は、他にはないようなジャンル(ポップでなじみやすい)の可愛らしい愛嬌あるダンスになってますので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。あと、何といっても一度結末を知ったうえで、もう一回見たくなるような舞台になってますのでぜひご検討ください。(笑)」
中林登生「本当に素晴らしい曲を作っていただいて、僕たちに合った歌詞や、ストーリーに合った歌詞だったり、ひとつひとつ本当にいろんな人が関わってくれて、すごい時間をかけて作っていただいた思いが込められた曲をみなさんにお届け出来るというところがひとつの見どころです。あとは休憩中も楽しんでいただけたらいいなと思って、休憩中も何かやろうということでひとりひとり出てきていろんなパフォーマンスとかするんですけど、来てから帰るまでずっと楽しんでいただけたらいいなと。マンボウさんの案もあり、僕たちはそういうことをやることになったので、そこも楽しんでいただけたらいいです。」
中谷日向「僕は個人的にずっと演技に苦手意識があったんですけど、この舞台の稽古が始まってから演技に対する思いが変わって、やってて楽しいなって思うことが増えて、演技が好きになりました。やっぱり見どころは楽曲のひとつひとつの振付や、ひとつひつの歌詞が、ダイレクトに今の自分たちの気持ちが伝わるんじゃないかなと思います。」
中本大賀「正直見どころは申し訳ないんですけど全部です。でもその中で一番の見どころというか、感じて帰ってほしいポイントは、円神(円陣)は僕たち9人だけでは作り上げられなくてMU3Eのみなさん、スタッフさん方と3つの円が重なってやっと円神が結成されて、見てくださったMU3Eのみなさんが僕たちと繋がったというのを感じてくれたら僕はそれだけで嬉しいというか、本当に一つでも、あ、今日ちゃんと繋がった、何か繋がれたらいいなって、円神やってて良かったなって僕たちも思えるので、そこは見どころです。」
◆あらすじ
2030年、世界は大きく分断されていた。ある日、オッケー(宮里ソル)の元に、謎の男DW(瀧澤翼)がやってくる。DWは、オッケーに「君は僕に選ばれた人間、君のミッションは誰よりも早く仲間を集めて、8人の円陣『オクタゴン』を作って世界を平和に導くこと。拒否権はない」と申し出る。寛容性が高いオッケーは疑うことなくオッケーしDWと2人の仲間探しの旅が始まった-
戦いが大好きな韓国生まれのパク(山田恭)、マイペースなデザイナーのビビ(A.rik)、生まれも育ちも違う環境でありながらも強い絆で繋がっているロッベン(草地稜之)とアロイ(熊澤歩哉)の仲良し2人、そして漫才で世界を笑わせる夢を共に追いかけている、トーイ(中林登生)、デリー(中谷日向)、リオ(中本大賀)の3人と出会い、個性的な7人と彼らの<好き>を一緒に楽しみながら、真の仲間になっていくオッケーとDW。
いよいよ8人の円陣を組む運命の瞬間、オッケーは共に旅をしてきたDWに向かって「DWも大切な旅の仲間だから9人で円陣組みたい」と伝える。「ルールを守らないと、世界は救えない」とオッケーからの突然の願いに動揺を隠せないDW。7人の仲間を集めた2人の運命は?
そして世界平和は実現するのか?—
ゲネプロを見てからの会見だったのだが、これが約1か月ほどで準備してきたとは思えない驚くほど完成度が高い。
ひとりひとりがステージで輝きながらも一体感も見せ、彼らの努力と新たな可能性を感じる舞台となっている。
東京公演に引き続き、大阪公演は、12月11日(金)~13日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演される。
オンライン配信や、来場者特典もあるのでチェックしてみて!
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