TRCNG ウヨプ&テソン、所属事務所TSエンターテインメントを告訴!双方の主張が真っ向から対立…

ウヨプとテソン

写真:TRCNG公式SNS

TRCNGのメンバー ウヨプとテソンが、所属事務所であるTSエンターテインメントを刑事告訴した衝撃の内容が報じられ、ファンに衝撃が走った。
一方の所属事務所側は、2人の主張を否定した上で法的措置を取る立場を明らかにし、双方の主張は真っ向から対立している。

18日、法務法人ナムガンは、TRCNGのウヨプとテソンが今月4日にTSエンターテインメントに専属契約解約の内容証明を送付したことを明らかにした。

ウヨプとテソンは、
代表取締役の長期不在や所属芸能人たちとの法的紛争などによる企業マネジメント能力の喪失

未成年メンバーに対する振り付け責任者であるパク・サンヒョン取締役の常習児童虐待と振り付けチーム長のウヨプに対する特殊暴行致傷

を、契約解除を求める理由とし、12日にTSエンターテインメントの取締役とスタッフ2人を相手にソウル地方警察庁に告訴状を提出、処罰を求めた。

TRCNG テソン

TRCNG テソン

TRCNG ウヨン

法務法人ナムガンによると、TSエンターテインメントは2018年にキム・テソン前代表取締役が亡くなった後は代表取締役が空席状態にあり、職員に対する給与未支払いなどで刑事手続きが進められており、さらには現在、数億ウォンに及ぶ国税が滞納状態にあるとし、専属契約の前提でもある会社の「人的」「物的」の両面の資源が不在であるとした。

そして、専属契約は、最長9年という長期契約であり、このような契約締結当時に予期することができなかった著しい事情の変更が発生した状態は、最高裁で「事情変更による契約解除」として認められており、専属契約解約の有効性を主張した。

さらに、TSエンターテインメントの振り付け責任者であるパク・サンヒョン取締役による児童虐待と振り付けチーム長によるウヨプに対する特殊暴行致傷を訴えた。

ウヨプとテソンは、「パク・サンヒョン取締役は、メンバーたちに、毎日午後5時から翌日の午前5時まで寝ずに振り付けの練習をさせ、朝10時までに出勤させてボーカルや個人練習をさせ、そして午後5時になると振り付けの練習をさせるといった過酷な振り付け練習をさせた」とし、「往復2~3時間かかる学校にきちんと通学することができず、最終的に退学して他校に再入学、現在は同年齢の学生よりも2年遅れの高校2年生として在学中だ」とした。

そして「振り付けの練習中にケガをしても、会社側は何らの措置も取らず、メンバーたちが自分たちで病院の緊急治療室に行き治療を受けたり、メンバーに常習的に悪口を言い、宿舎生活をさせておきながら食事を提供せず、水道・電気料金の未納により断水・停電が頻発し、エアコン・便器・浄水器などが故障しても直さず放置し、結局メンバーの両親たちが直したり、新しく購入するなどの状況が続いた」と精神的、肉体的に劣悪環境にあったとした。

この他にも衝撃的な暴行の具体的な内容が挙げられた。
法務法人ナムガンの文章によると、ウヨプが振り付け練習中に振り付けチーム長から鉄製の椅子などで暴行を受け、全治14日のケガをしたが会社側は治療等の措置も取らず、ウヨプは1人で大学病院の緊急治療室に行き治療を受けたこと、パク・サンヒョン取締役が振り付けチーム長を擁護し、入院したウヨプを叱責、退院後もウヨプが逆に悪者になり、振り付けチーム長をは擁護され続け、現在ウヨプは精神科病院で治療を受けている状況などが説明された。

そして、テソンについても、リーダーという理由で練習生時代から最近までずっと1人、怒られたり、叩かれることが多かったと主張した。

衝撃的な告発内容が報じられた後、TSエンターテインメントはウヨプとテソンの主張について、「一方的な主張で事実無根だ」と2人の主張を否定するとともに、「TRCNGの活動全体に被害を与え、当社の名誉を棄損させる内容、損失を与える点について誣告罪で訴える予定だ」との公式の立場を明らかにした。

TRCNGのメンバー10人のうち、ウヨプとテソンを除く8人のメンバーは現在、海外で公演中であると伝えられている。

TSエンターテイメントは、今年9月にもSleepyとSONAMOOのメンバーと専属契約を巡る紛争が報じられたことがある。

KCON 2018 JAPANでのTRCNG




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