防弾少年団(BTS)の所属事務所が、フランスの有名写真家ベルナール・フォコン(Bernard Faucon)氏の作品に酷似しているという盗作疑惑に否定の立場を改めて示した。
25日、防弾少年団(BTS)の所属事務所であるBig Hitエンターテインメントは「報道について確認した結果、昨年9月にあるギャラリーから提起された類似性の主張について、(該当の)主張が成立しないという我々の意見を既に伝えている」と、明らかにした。
同日、韓国の一部メディアは、ベルナール・フォコン氏が、2016年にリリースされた防弾少年団(BTS)の「花様年華 Young Forever」の写真集の一部シーンとアルバム「WINGS」のタイトル曲「血、汗、涙(Blood Sweat & Tears)」のMV動画の一部が、自身が1978年に撮影した代表作「夏休み」の連作である「饗宴(Le banquet)」などの一部作品の背景と演出構図が酷似していると主張していることを報じた。
↓1982年に出版されたベルナール・フォコン氏の写真集。
4枚目の写真(野外で炎と白いテーブルクロスのある長テーブルが写っている写真)が「血、汗、涙(Blood Sweat & Tears)」と酷似していると指摘されたものの一つ。
また、アルバムタイトル「The Most Beautiful Moment in Life: Young Forever」は、自身が1997年~2003年に25か国で進行した撮影プロジェクト「The Most Beautiful Day of My Youth」と非常にそっくりだと指摘しているとした。
ベルナール・フォコン氏は、フランスの有名写真家で1970年代の演出写真の先駆者として世界的に名前を知られている。
ベルナール・フォコン氏は同メディアを通じて「防弾少年団(BTS)が好きだから、私の作品からインスピレーションを受けたことを嬉しく思う。法的措置を取るつもりはないが、彼らが芸術的インスピレーションを受けたことを公開的に認め、言及することを要請する」とのコメントを伝えた。
ベルナール・フォコン氏は昨年8~9月にBig Hitエンターテインメントに2度に渡って内容証明を送付し、合意に伴う謝罪と賠償を要求したが、Big Hitエンターテインメント側は「類似性を指摘した部分については、ありふれたアイディアで法的保護対象ではない」という立場を示していた。
今回の報道を受けて、Big Hitエンターテインメントは「(該当の)主張が成立しないという我々の意見を既に伝えている」として改めて盗作疑惑について否定の立場を明らかにしている。
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