ソ・ガンジュン&ASTROら所属のファンタジオ、運営状況に赤信号…
俳優ソ・ガンジュン、ASTRO、カン・ハンナらが所属する芸能事務所、ファンタジオの運営状況に赤信号が灯った。
韓国芸能マネージメント協会が、芸能事務所ファンタジオに対して、違法営業に対する追加告知書を発送し、これを受けファンタジオ所属のアーティストたちは、韓国芸能マネージメント協会にファンタジオとの紛争調停を申請した状況だ。
韓国芸能マネージメント協会は、「ファンタジオ所属のアーティストたちは、専属契約の紛争調停を申請した状態だ」とし、「違法営業が認められれば、アーティストの専属契約は法的責任なく無効化される」と伝えた。
韓国の大衆文化芸術産業発展法第26条では、韓国で芸能事務所を運営するには、大衆文化芸術企画業に4年以上従事した者、もしくは文化体育観光部令で定めた施設が実施する「大衆文化芸術企画業関連教育課程」を履修した者などの要件が必要となっているが、共同代表から単独代表となったウォイジエ代表は、この要件を満たしていなかったという。
昨年末、ファンタジオは、創業者であるナ・ビョンジュン代表を解任、中国JCグループのウォイジエを単独代表として選任した。(赤字続きのファンタジオは中国の投資会社に株式を売却し投資を要請、その後ナ・ビョンジュン代表とウォイジエ代表の共同代表となっていた)
年明けにはファンの間で「ファンタジオに何が起きているのか?」「今、ファンタジオがやばい」「現場スタッフがストライキして対立してる」など、一気に噂が広まっていた。
実際、ファンタジオのスタッフは、今年1月に緊急対策委員会を設立し、「創業者ナ・ビョンジュン代表を即時復帰させ、中国系大株主の異常な経営介入を中断しろ」と要求をしたが、これが受け入れられることはなかった。
また、11日、子会社ファンタジオミュージックのウ・ヨンスン代表も一方的に解任された。
現在、複数の俳優らがファンタジオを相手に専属契約解約調整申請をした状態だ。
ウ・ヨンスン代表が解任された後は、ASTRO(アストロ)、Weki Meki(ウィキミキ)、HELLO VENUS(ハローヴィーナス)など所属歌手らの心的動揺が大きいと伝えられている。
特に、ASTRO(アストロ)は、約7か月ぶりの新曲準備をしてきたが、予定されていた6月のカムバックは難しい状況に陥った。
所属アーティストらは、お互いに連絡を取り合い、業界関係者に助言を求めるなどしながら、事態の推移を見守っているとのことだ。
ファンタジオには、ソ・ガンジュン、コンミョン、イ・テファン、カン・ハンナ、HELLO VENUS(ハローヴィーナス)、ASTRO(アストロ)、Weki Meki(ウィキミキ)、プロジェクトグループWanna One(ワーナーワン)のメンバー、オン・ソンウなどが所属している。
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