10年前のセクハラ事件を認めたタレントのキム・センミンがすべての番組を降板を決定し、韓国の放送・広告業界は非常事態に陥った。
キム・センミン所属事務所であるSM C&Cは、最近セクハラ疑惑を認めたキム・センミンの今後の去就について公式立場を明らかにした。
SM C&Cは、「キム・センミンが自分の行動に対して心から反省して悔いている」としながら、「現在、出演しているすべての番組に大きな影響を及ぼすことができない。製作陣の方々に了解を求め、番組降板の意思を伝えた」と伝えた。
キム・センミンは、現在、KBS 2TV「キム・センミンの領収書」、「演芸街中継」、MBC「全知的おせっかい視点」、「出発 ビデオ旅行」、SBS「TV動物農場」、tvN「チャンネツアー」、MBN「今日休むか」など10個の番組に出演中だ。
番組降板の決定を下したとしても、それに対応するために多くの時間がかかる見込みだ。
また広告業界での打撃も少なくない。キム・センミンは、現在、10を超える広告モデルとして活躍している。3~6ヶ月の単発広告がほとんどではあるものの、まだ契約期間が残っているものも多い。状況が悪化した場合には、広告主が違約金を請求する可能性もある。
今回の件で、キム・センミンが今まで韓国で持たれていた「誠実さ」と「信頼感」といったイメージは一気に崩壊することになってしまったが、キム・センミンが被害者に対して謝罪した日以降にも他の番組の収録を行っていたことが報じられ、さらに世間に衝撃を与えることになった。
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