ユ・スンホ、猫にデレデレ!一年半ぶりにファンミーティングを開催【取材レポート】 

  • 2016/5/24
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除隊後すぐの2014年クリスマスに日本でファンミーティングを行い、その後韓国で映画に続き地上波ドラマにも復帰したユ・スンホが約一年半ぶりに日本でファンミーティングを開催した。4月22日(金)豊洲PITで行われた様子をレポートします。

ユ・スンホ5会場の「スンホシー!」の掛け声で、紺ブレとジーンズ姿でステージに登場したユ・スンホ。大歓声を受け「緊張します。今日は楽しい時間にしたいと思います。お会い出来て嬉しいです。」と照れながら挨拶し、まずはフォトタイムが行われた。

「久しぶりです。とても元気です。一年間作品をとても忙しくやって、今は休息の時間をとってます。」と近況を報告しトークコーナーへ。
今朝来日したというスンホ。「目が覚めたら日本でした。あわただしく韓国を出発して日本に来て、インタビューしてご飯食べてここにいます。」「顔を洗ったのは日本に来てからです。」と語り、ご飯は太ろうとカロリー高めのお弁当を食べたそうで、「軍隊の頃はがっちりしていたが、除隊してこの一年間で4つの作品に出演してだんだん痩せてきてしまったので、力を付けようと6㎏増やしました。今は脂肪3割、筋肉7割くらい。」MCに身体が出来上がったら見せてほしいですねと言われタジタジになりながら「あと1㎏増やすのが目標。ジムに通って運動を一生懸命やってます。」と答えた。

ドラマ『想像猫』について
実際にも猫が大好きと言うスンホ。ドラマでは猫とのシーンがあるということもあり出演を決めたそうで、ここでゲストにタレント猫のシナモン君(8歳オス)がステージへ。見たとたん嬉しそうに「韓国に連れて帰ってもいいですか~」と抱っこにチュー(笑)。おとなしい猫のため抱っこしたまましばらくトークへ。ドラマで猫との撮影について語り、実際にも猫を4匹飼っているということで、写真を公開し嬉しそうに説明した。猫のトークが終わると、ここでシナモン君ともお別れだが離さないスンホ(笑)だが、名残り惜しそうにお別れした。

ユ・スンホ1ドラマ『リメンバー』について
どんなドラマでしたか?と聞かれると「このドラマで初めて壁にぶち当たった気がしました。弁護士という難しい役どころに加えて、アルツハイマーを抱えている主人公で、悩みましたが監督と相談しながら役作りをしました。」さらに最初の部分では、記憶しすぎてしまう過剰記憶症候群で、セリフも長くて覚えるのが大変だったという。ドラマを通じて発見した部分は?の問いに「自分自身を発見することにも繋がりましたし、監督、先輩方との出会いで学んだことも沢山ありました。自分にとって貴重な作品、経験だったと思う。」と振り返った。

次チャレンジするならどんな役がいいか?と聞かれると「個人的にアクションがやってみたいんですが、体を動かすのが苦手なんです。」と意外な答え。「ドラマの中でダンスの場面があって、やりたくないなと思ったのですが…恥ずかしくて素っ裸になった気分でした。」「SNSで、友達がその動画を撮って見せるんですよ!棒みたいって。」と恥ずかしそうに話し「体を動かすのが苦手だからこそやってみたい」「ふり幅のある破格的な役もいいなと思う」と新たなチャレンジへの意気込みを語った。

<人生相談コーナー>
『リメンバー』では弁護士役ということで、抽選で2名を選びお悩み相談のコーナーへ。

1人目は「Q.最近友達が鯉(コイ)になっていた変な夢を見ますが、どうしてでしょう?」というファン。「深刻ですね。ファンミが終わったら病院へ。(汗)」と答えに苦しむスンホ。(笑)ここでMCのYumiが「魚の夢は幸運。コイ(恋)の予感では?」という助言もあり、スンホも「鯉は幸運な魚なのでいい夢なんです。」と上手くまとめて解決!?「最初のお悩みを上手く解決出来たかなと思う(笑)」と自画自賛(笑)。

2人目は「Q.悩みは今、どうしていいか分からない。スクリーンの中の人がここにいる。現実に引き戻してほしい。」という悩み。またまた困ったスンホはファンの手をつねってみることに。どうにか現実に戻ってきたらしく、「これですっきり解決。悩み相談は完璧でした!」と再び満足気に相談コーナーは終了。

<ファンから質問コーナー>
「どんな質問も全てお受けします。」と客席に降りると会場は大興奮!ファンを指名し質問を受けることに。

Q.好きな色を3つ教えてください。
「一番好きなのはブルー、そしてグリーン、ピンク」

Q.一緒に仕事が出来ますか?
「都合がつけば参加したいと思います。」

Q.(沖縄から来たファンから)沖縄でもイベントをしてくれますか?
「日本巡回!個人的に沖縄は大好きなので一人旅をしてみたいですね」Yumiから水着ファンミを提案されると「アイデアはいいと思います」と大照れ(笑)

Q.セリフが多い弁護士役でしたが、逆のナムグン・ミンさんの役をやってみたいと思ったことはありますか?
「あります。ストレス発散できて羨ましかったんです。自分がずっと泣いたりする重い役だったので、次はそういう役をやってみたいと思います」。

Q.お酒は強いほうですか?
「そんなに好きではないのですが、ドラマの打ち上げでビールを飲みます。マッコリは口に合わないようで。」

<ファンと演技再現コーナー>
ヘッドセットを付けて、抽選でファン2名がステージへ。
『リメンバー』のシーンから、1人目は「ヌナ!(お姉さん!)」と呼んで首を羽交いじめにされるシーン。2人目はアイスを食べ、彼女の口についているアイスを指で拭ってあげるシーンでも会場は大盛り上がり。「どちらの方も緊張してるはずなのにセリフも言えて凄いと思いました。」と感想を述べた。

<『リメンバー』の名シーンを一人で再演>
父の無実を晴らすために弁護士になって最後の弁論するシーンをアフレコで再演。一人舞台でセリフを語る熱演に会場は感動に包まれ大喝采となった。
「あのシーンを撮ってた時は僕自身がジヌそのもので、経験したことが自分のことのようでした。沢山の悔しさを抱え、法廷の場面では涙が自然と溢れて、沢山の先輩方がうなずく姿を見てもっと涙が溢れてきた、とても記憶に残る場面です。」と語り俳優・ユ・スンホの姿を堂々と披露。

ユ・スンホ4<料理コーナー>
続いてさくらんぼの絵が入ったグレーのトレーナーに赤いエプロンで登場。スイートポテトとレモネードを作って抽選で2名に試食してもらうことに。普段は料理番組を見るのが好きだが、ラーメンを作るくらいでなかなか作る機会がないという。

スイートポテト作りでは、すでに茹で上がっているサツマイモに砂糖や卵、バター、牛乳を加えてこね、くるくる丸めてトースターへ。最後にツヤだしの卵を塗るのを忘れて大慌てのスンホ。
レモネード作りでは、檸檬を絞り器で絞ると腕の筋肉が見えると、「レモンを絞るために鍛えました」というジョークを飛ばし(笑)、かなりのレモン汁とはちみつと氷を入れてかき混ぜ、どうにか完成。

ユ・スンホ3試食するファン2人に「サツマイモを使った美味しいスイーツです。レモネードは少し酸っぱいかもしれませんが(笑)美味しく作ったのでどうぞ」と勧めると、レモネードは少々酸っぱかったようだが、「美味しかった」というファン。「家でも作らないのに、遠い日本で作りました。素質があるかもしれないですね(笑)」と自己満足気味で料理コーナーは終了。
さらにステージ上でファンの携帯で2ショットを3名にプレゼントし、「いつも思うのですが、日本に来るたびに、韓国とは違う日本ならではのエネルギーを感じています。」とファンにとっても嬉しいのコーナーの連続となった。

<手紙朗読>では、一人ステージで手紙を読み始めた。
「去年は精神的にも肉体的にもきつい一年でした。いつも感謝の気持ちを忘れずに最善を尽くしてきたので後悔はありません。…これからもいい作品でより成熟し発展した姿をお見せしたい。」また「大きな地震があったと聞きとても心が痛いです。これ以上の被害が起こらないよう祈っています。」と熊本地震の被災地への復興を願い、「次またこの場で幸せにまた会えることを楽しみにしています。」という内容の手紙を朗読。

ユ・スンホ2大きな拍手に包まれると最後の挨拶では「時間があっという間に感じました。いつも思うのですが、遠くから来てくれる方に対して、もっと楽しい時間を作れたのではないか?日本で活動していないのに、この2、3時間という短い時間で、もっと、もっと…という心残りもあり、全部含めてみなさんに心から感謝しています。そしてこれからもっと楽しい時間やファンミーティング、可能であれば日本での作品活動もしていきたいですし、みなさんともお会いしたいと思っています。本当にありがとうございました。」とファンに感謝を述べ、最後に会場から「スンホシー、ファイティン!」の声援に「ファイティン!」とガッツポーズで返し、嬉しそうに手を振ってステージを後にした。

ユ・スンホ6大盛況で終えたイベント終了後には握手会で1人1人ファンを見送り、今回のイベントの出演料を熊本地震のために寄付することが終演後に伝えられるなど、優しい人柄のうえに、ますます男らしくなってさらにファンを虜にしてしまったスンホさんの次回作がとても楽しみですね。




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