まるごと一冊ハン・ヒョジュ!「ハン・ヒョジュのすべて」発刊記念 記者会見 取材レポート

ドラマ『華麗なる遺産』『トンイ』映画では『王になった男』『ビューティー・インサイド』など数々の大ヒット作品に出演した韓国トップ女優のハン・ヒョジュが、日本で2冊目となる写真集発刊(3月31日発売)を記念して、4月29日(金・祝)に都内ホテルにてサイン会が行われ、直前に記者会見が行われました。

ハン・ヒョジュ2透明感あふれる爽やかな色合いの装いで取材陣の前に登壇し会見スタート。

Q.2年ぶりの写真集を自分で見た感想は?

「このように2冊目の写真集が発刊できてとても嬉しく思っています。1冊目を出した時もとても嬉しかったという思い出がありますが、今回2回目の写真集というのは“春夏秋冬”という四季のテーマもありますし、自分が今まで10年以上活動してきた作品について一度にまとめてあり、自分でも気づかなかったような、こんなに沢山の作品をやってきたんだなという思いもあります。今まで写真集はファンのみなさんのために作ったものではありますが、自分にとってもとても価値のある写真集だと思いますし感謝しています。」

ここで「質問の途中ですが、挨拶が遅れてしまって申し訳ないのですが、みなさんお忙しいなか、こうして集まっていただきありがとうございます。」と照れながら挨拶。
ハン・ヒョジュ3Q.韓国で4月13日公開の主演映画『ヘオファ』や、5月からは5年ぶりのドラマ『ダブルユー』の出演も控えていますが、簡単に内容を教えてください。

「これまで忙しく演技生活をしてきたのですが、いい作品に続けて出演できて、本当に幸運だなと思っていますし、ベストを尽くして後悔のないようにいつも作品に臨んでいます。先日韓国で公開になった『ヘオファ』という作品については、1年かけて撮影してきた作品で、情熱をかたむけて臨んだ作品ですので忘れられない作品になりました。日本でもこの作品が公開になるといいなと思っています。

このあと放送になる『ダブルユー』という作品は『トンイ』のあと、久しぶりに出演するドラマになるので、今ちょっと緊張していて頑張らないといけないという気持ちでいます。イ・ジョンソクさんと共演することになりますので、出来る限り楽しく撮影していい作品にしたいなと思っています。

Q.この2作品について、具体的な役どころや内容を教えていただけますか?

「映画『ヘオファ』の役は、妓生の役で芸にかけた人物になりたいと思う役でした。韓国のチョンガ(正歌)という韓国で伝統的な声楽の曲を歌いこなせるようになりたいと願う、複雑ですが、ある面では悲劇的な話であるとも言えます。自分が演じたのはソユルという役で、唯一無二の友達と言えるヨニと、その時代に一番優れた作曲家のユヌという3人が絡む話です。歌の練習や、踊りの練習もしなくてはならないので、本当に自分にとっては挑戦することが沢山あって本当に大変だったのですが、それだけにとても価値のある作品になったと思っています。




ドラマ『ダブルユー』はロマンティック、サスペンス、メロドラマで、複合的なジャンルであるだけにとても新鮮に感じました。この作品を選んだ理由についてはシンプルに台本が面白かったのが理由です。面白い台本ですので、自分さえ頑張れば面白いドラマが出来るのではないかと思っていますし、努力して楽しい作品にしたいと思っています。(役柄は?)医者です(笑)凄くファンタジーなドラマの中で現実的な人物です。」

Q.これまであまりドラマに出演されなかった理由は?

「特にはないですが、いつもシナリオを基準に選んでいるので、そのタイミングによって、面白い台本だなと思ったら、それがたまたま映画だったということが続いたということが大きいです。」

IMGP4753-2-01Q.今回サイン会がありますが、これまで日本のファンとの交流で印象に残っていることがあれば教えてください。

「前に日本での初めてのファンミーティングがあったのですが、その時の気分が今でも忘れられません。沢山のファンの方たちが来てくださって、一番最後の挨拶のときに、会場のみなさんが本当に心を込めて大きな拍手を送ってくださって、その拍手の温かさが今でも忘れられない、いい思い出です。」

Q.写真集で、これまでの演じてきた作品を見て、あらためて思うことはありますか?

「このように、一度に自分の作品を並べてみて、本当に自分は沢山作品に出てきたのだなというのが正直な感想で不思議な気持ちにもなりました。毎回作品を演じているときは、作品の演技に嵌っていて前ばかり見ていたので、自分の過去の作品を振り返ることが今までなかったのですが、こうして振り返ってみて一生懸命俳優生活をしてきたんだなと思います。当時の演技が物足りなかったなと思う部分もあったりしますし、本当にいろんな思いが入り混じります。本当にありがたいことだと思います。」

Q.この写真集の中で、一番見てほしいところをぜひピーアールしてください。

「『ハン・ヒョジュのすべて』というタイトルのとおり、私の全てをここに詰め込んだ作品で、これまでの作品を一度に見ていただける本でもあります。2年という長い期間その時々に撮り溜めたものを今回の写真集にしていますので、その時その時に合わせた自分の表情や雰囲気も見ていただけると思いますし、自分としてはとても満足していますので見ていただく方にも満足してみていただけたらと思います。例えばヘアスタイルが短い時もありますし、長い時もありますし、ちょっと中途半端な長さの時もあります。その時の自分の雰囲気を楽しんでいただけたらと思います。」

記者に、「今話していて気になったのですが、私の髪型は長いほうが似合いますか?短いほうが似合いますか?(長いほうが似合うという多数意見に)はい、ありがとうございます(照れ笑)」

ハン・ヒョジュ1Q.今後、日本で活動したいことや日本の俳優さんで共演してみたい方はいますか?

「俳優としての夢というのは、素敵な監督と出会って素敵な作品を作るということです。この夢はどこへ行っても同じだと思います。日本でも素敵な監督と出会いがあって、映画であれドラマであれ、自分にとっていい経験が出来ればいいなと思っています。先日ソウルで『はなちゃんのみそ汁』と言う映画を母と一緒に観に行って大泣きしてしまったのですが、凄く印象的でした。日本では広末涼子さんと事務所が一緒なのですが、昔からとても好きな女優さんですので、いつか一緒にできたらいいなと思っています。蒼井優さんも好きですし、是枝裕和監督も好きです。いい出会いがあって一緒に作品に出れたらいいなと思っています。

Q.最後にファンのみなさんのひとことお願いします。
「いつも応援してくれてありがとうございます。これからもいい女優になれるように頑張ります。いつもありがとうございます。」

4.29サイン会風景1会見後は、購入者の中から抽選で選ばれたファン250人を対象にしたサイン会が行われ、久しぶりにファンと触れ合ったハン・ヒョジュさん。これまでの作品が一度に見れる今回の写真集はファン必見! 5年ぶりというドラマ出演もとても楽しみですね!

ぴあムック「ハン・ヒョジュのすべて」

発売日:2016年3月31日(木)
定価:本体価格3,600円+税
カバー付+メイキングDVD(24分)

掲載内容
○巻頭グラビア40ページ
ハン・ヒョジュの最新グラビア
○グラビア企画「四季物語」
春夏秋冬にわたって撮影された「AJ」人気連載グラビア企画を再録
○ハン・ヒョジュ全映画&全ドラマ解説&インタビュー
○ハン・ヒョジュの“好きな映画”    etc・・・

ハン・ヒョジュ(Han Hyo Joo)
1987年2月22日生まれ。韓国忠清北道清州市出身。
代表作は『華麗なる遺産』(’09)、『トンイ』(’10)など。『トンイ』以降は『ただ君だけ』(’11)『王になった男』(’12)『監視者たち』(’13)など映画を中心に活躍。韓国で200万人以上動員し、大ヒットした映画『ビューティー・インサイド』が現在、日本で公開中。また、今年は5年ぶりにドラマへの出演が決定。イ・ジョンソクとの共演によるMBC連続ドラマ「W」が注目を集めている。

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