ハン・ヒョジュ「相葉さんのファンになりました」映画「MIRACLEデビクロくんの恋と魔法」TIFFプレミアイベント&舞台挨拶 取材レポート!
11月22日(土)に全国公開される嵐の相葉雅紀初主演の映画「MIRACLEデビクロくんの恋と魔法」が、10月23日から開催中の第27回東京国際映画祭の特別招待作品として選出され、プレミアイベントと舞台挨拶が行われました。韓国からは、主演の相葉雅紀扮する光の運命の女性(ソヨン)役としてハン・ヒョジュが出演し、劇中では流暢な日本語も披露。10月26日(日)会場となった六本木ヒルズアリーナで行われたプレミアイベントと舞台挨拶の様子をお届けします!
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先に屋外の六本木アリーナで行われたプレミアイベントには、早くから会場に駆け付けた沢山のファンが見守る中、山下達郎の名曲「クリスマス・イブ」にのせて、キャストの相葉雅紀、榮倉奈々、ハン・ヒョジュ、生田斗真、そして監督の犬童一心が登壇すると、会場は黄色い大歓声が上がった。
相葉雅紀はベルベット素材の紺色のスーツと赤い蝶ネクタイ、腕にはデビクロくんのぬいぐるみ。ハン・ヒョジュは赤いワンピース、榮倉奈々は赤いブラウスに黒いパンツ、生田斗真は襟元に赤いポイントのあるブラック系のスーツで登壇。
―ひとことずつ挨拶をお願いします。
相葉:皆さんお忙しい中、本当に今日はどうもありがとうございます。この冬クリスマスにぴったりの映画が出来たんじゃないかと思います。本日はよろしくお願いします。(―腕に何か付いてますね?)これですか?デビクロくんという映画の中で恋のキューピットをしてくれる役で、今日は一緒にトゥゲザーしてます!
榮倉:皆さんこんにちは。光(相葉)の幼なじみの杏奈役を演じました榮倉奈々です。きっとこの冬、恋がしたくなるような映画になってると思うので、ぜひ公開楽しみにしていてください。
ハン・ヒョジュ:(日本語で)皆さんこんにちは。テ・ソヨン役を演じたハン・ヒョジュです。よろしくお願いします。
生田:皆さんこんにちは。生田斗真です。相葉君とお仕事をするのは中学生の時以来で17年ぶりでしょうか?大人になった僕らの魅力が(笑)沢山詰まってる映画だと思います。楽しんで見てもらえたらと思います。よろしくお願いします。
犬童監督:監督しました犬童です。相葉雅紀さんの初主演、恋愛映画です。皆さん応援してください。よろしくお願いします。
―相葉さん、初主演おめでとうございます!お客さんもこの日を待ちに待ってたと思いますが、どんなお気持ちですか?
相葉:ありがとうございます。本当にいい緊張感の中で出来たんじゃないかなと思うんですけど、犬童監督とは2007年に嵐として「黄色い涙」を撮っていただいた監督さんで、知らない仲ではないので、凄くやりやすい空気の中やらせていただきました。ありがとうございます!(お辞儀する相葉)
生田:ういっす!急に男らしくなりましたね。(笑)
―生田さんもいた撮影現場は?
相葉:撮影現場は本当に映画の空気感というか、ピリピリも一切なかったですし、和やかな愛が溢れる現場でした。(榮倉に)そうだよね?間違ってないよね?
榮倉:そうですね。間違ってないです。穏やかに過ごした気がします。
相葉:(今度はヒョジュに)楽しかったよね?
ハン・ヒョジュ:そうです…(笑)
―生田さんは?
生田:楽しかったですよ。犬童監督が本当に温かい方なので、監督の空気感に包まれた感じだったなんじゃないかと思います。
―相葉さんにとっても思い入れのある映画になったのではないかと思いますが、どんな風に仕上がったと思いますか?
相葉:デビクロくんというアニメーションと融合してるんですけども、凄く自然で、ファンタジーでありながらリアリティーがある素敵な作品だと思います。これは犬童監督のおかげです。監督!素晴らしい映画をありがとうございます。
犬童監督:僕も嬉しいです。相葉君と映画が撮れて。
相葉:本当ですか?(笑)全体的に言わされてる感があるような…
犬童監督:違う違う!「黄色い涙」を撮っている途中から相葉君の映画を撮りたいと思ってたので、それが実現出来て嬉しかったです。
相葉:ありがとうございます。
犬童監督:ウソじゃないんで!思った瞬間も覚えてるから。西大垣の駅で相葉君が駅のホームで立ってアップを撮ってる時に“凄いかっこいいな、いいスタイルだな”と思ったの。それまで気が付いてないのもおかしいんですが(笑)こういうキャラの人は、他にいないなぁと思って。この人でしか取れない映画がきっとあるから撮りたいなと思ってたんです。
相葉:本当ですか?ぜひ使ってください、今のコメントを!ありがとうございます。
―榮倉奈々さん、相葉さんと共演してみていかがでしたか?
榮倉:基本的に現場でもいつもこんな感じで、スタイルを崩されない方だったんですけど、少しだけときめくようなシーンがあったじゃないですか?凄く緊張されてるのが伝わって凄い恥ずかしかったです。
相葉:光君のね?光君は恋を上手く出来ない子なので、凄く緊張してたし、僕自身も緊張してたんでしょうね。きっと…それが伝わっちゃったこと?
榮倉:(―そのシーンは?)たまにあって、一回だけ手を繋ぐシーンがあったんですけど、手が折れるかと思った!手がこう(まっすぐ)になっちゃって(笑)
相葉:俺がチカラが強すぎてってこと?(榮倉:緊張してるから全然言えなくて…)言ってよ!その時に。ここで言わなくていいじゃん!(笑)
榮倉:ずっと溜めてたんです。相葉さんの裏側を皆さんに。(笑)
―ハン・ヒョジュさん、初の日本映画出演ということでおめでとうございます。韓国の現場と日本の現場は違うと思いますが、いかがでしたか?
ハン・ヒョジュ:ありがとうございます。撮影期間が韓国より日本の方が短いので、スケジュールが少しタイトだなと思ったのですが、現場の雰囲気や感じは、本当によく似ていると思いました。
―皆さんと共演していかがでしたか?
ハン・ヒョジュ:(日本語で)本当に…(隣の相葉がヒョジュの方に向いているので笑ってしまうヒョジュ)初めての日本の作品なので、愛情が沢山入ってます。この映画でこんなにいい人々、いい役者の方たちと、いい監督さんと出会って、本当に嬉しいです。ありがとうございます。
―日本語が上手ですね。
相葉:上手ですよ。こういう普通のスピードでも全部聞き取ってくださるので、凄い上達の速さだなと思います。
ハン・ヒョジュ:(日本語で)ん~ゆっくり話してください。
相葉:はい、すみません。ゆっくり話します。(笑)
―生田さんは、撮影現場でエピソードはありますか?
生田:一度みんなで食事に行きましたね。撮影の中盤くらいのときに…。あと相葉君とは、よくマンガの話をしてました。
相葉:そうなんです。「どんなマンガ読んでるの?」という話をしてたら、あとで監督が、「おれはこんなの読んでるよ」と持ってきてくれましたよね?
犬童監督:吾妻ひでおさんの「アル中病棟」です。
生田:マンガ同好会みたいでした。
相葉:それこそマンガを描く役でもあったので。
―監督、今回の映画を作る上でのこだわりは?
犬童監督:映画を見に行く頃はクリスマスだと思うので、映画を見た後も外に出るとクリスマスだと思うんです。それがずっと繋がっていくような映画にしたいと思ったんです。その日一日クリスマスにどっぷり浸かることが出来たような。クリスマスでお腹いっぱいになるように、映画を見てる間も、街に出た時から家に帰るまでつながってクリスマスの思い出になるような、そんな映画に出来たらなと思ってます。「クリスマス・イブ」という国民的なクリスマスソングがかかるので、そういう映画にしたいなと思いました。
―相葉さん、光は幼なじみの杏奈の思いに、ずっと気づかない恋に凄く鈍感な男子だと思うのですが、自身との共通具合はどうですか?
相葉:共通具合ですか?そうですね…光君と共通するのはひとつのことを集中すると、周りが見えなくなのは僕も一緒です。ずっとひとつのことしか、一緒に器用に両方は出来ないタイプなので、光君と同じようなところがあるかもしれませんね。周りの人に凄いよく似てるねと言われます。(― 人の好意や思いに対しては、鈍感ですか?敏感ですか?)人の思いに関しては、敏感です…(なぜか会場笑)敏感だと思ってますけど、自分では…。
―共演された皆さんは?
榮倉:私も台本を読ませてもらったときに相葉さんがすぐに思い浮かぶような、ピッタリな役だなと思ったんですけど、鈍感な人って自分で気づかないですもんね?
相葉:あ、そう…そうなの?そう思ってたの?俺のこと。そうだね、鈍感な人は自分で分からないですよ。僕、鈍感だと思ってないもん、はい。
榮倉:斗真さんの方が知ってそうですね。
生田:でも人間が考えてることより、動物が考えてることのほうが、たぶん詳しいんじゃにかなと思いますけど(笑)
相葉:そうなんだ、俺って…こんなフォーマルな格好してきたのに…そっか…(ヒョジュに)どうですか?僕。
ハン・ヒョジュ:基本的に思いやりが沢山ある人だと思いました。優しいし、いい人でしたけど(笑)本当に光と似てる部分もあるし…デビクロくんの部分もありますか?
相葉:ありますけど、一生見せることはないと思います。
生田:僕、見たことありまーす。凄い昔怖かったでーす(笑)
相葉:うそ、やめろって、そういう場所じゃないの!(会場笑)
―杏奈は、光のどんなところが好き、素敵だと思いますか?
榮倉:幼稚園の頃からずっと近所で一緒に育ってきた光君には、精神的に子供の頃から沢山助けられてきたことがあるんです。だからずっと特別な人ではあったと思います。ちょっとした優しさや思いやりは相葉さんにも感じます。(―相葉さんの素敵ポイントというと、そこらへんですか?)そうですね。そこらへんかな(笑)
相葉:ざっくりしてますね。
榮倉:映画見てもらえれば沢山素敵なシーンがあるから、私が言うより映画を見てもらったほうがいいと思います。
―ヒョジュさんは、演じた相葉さんと生田さんのどっちかを選ぶのは難しいと思いますが…それぞれの素敵ポイントは?
ハン・ヒョジュ:難しいですね。本当に二人とも素敵な男性でした。優しいし…(相葉を見て)優しいし(笑)私は現場で本当に相葉さんのファンになりました。現場で一生懸命頑張っている姿を拝見して、これだけ長い期間活動されてきたのに、現場では本当に初めて仕事をする新人のような姿勢で仕事をされている姿を見て、素敵だなと思いました。斗真さんは今回の撮影中に日本語の発音を直していただいたり、いろいろ助けていただいて、今回はご一緒した時間が短かったので、次回チャンスがあればまた素敵な映画で必ずご一緒したいなと思っています。
生田:嬉しいですね。本当にヒョジュさんは、全然日本語が喋れない状態でこっちに来てるので、台本も日本語のセリフを少なくしたほうがいいのでは?という話もあったんですけど、「撮影まで必ず日本語をマスターするので、脚本家の先生の好きなように書いてください」と彼女がオーダーをしていて、さすが、韓国でトップスターになる人なんだなと思いました。僕もまた一緒に出来たらなと思います。
―生田さんは、相葉さんに(言えなかった)伝えたかったことはありますか?
生田:最近家の整理してたら、凄い昔、相葉君に借りたゲームカセットが出てきて、ひらがなで「まさき」って書いてあったの。あれ、僕持ってます(笑)
相葉:あげます!(笑)(ー当時ゲームも一緒にやってたんですか?)やってましたね。先輩のバックで踊ってた時期が一緒だったので、青春時代を一緒にいた感じですね。
ここで、アジア各国からオファーがあり、韓国、台湾、香港での公開が決定したことが発表。(各国2015年公開予定)
―相葉さん、単独初主演映画がアジアで公開されますがどうですか?
相葉:本当に凄いですよね。日本でもまだ公開してないのに。沢山の人に見ていただきたいので、凄く嬉しいことです。ありがとうございます。
―ヒョジュさん、韓国での相葉さんの人気は?
ハン・ヒョジュ:沢山人気があります。今も私の周りの人たちが、「いつ映画見れる?」と聞かれるし、本当に嵐が人気あります。
相葉:ありがとうございます。嬉しいです。コンサートとかでも韓国から来ました、というウチワとか見てるので、韓国でも映画が上映されるのは凄く嬉しいです。
犬童監督:嬉しいです。でも、できればクリスマスにやってほしいですけどね(笑)
―最後に主演の相葉雅紀さんから皆さんにメッセージをお願いします。
相葉:本当に恋がしたくなると思います。恋をする予定のある方、そしてもう一度恋に燃えたい方にピッタリな映画だと思いますので、ぜひ「MIRACLEデビクロくんの恋の魔法」をよろしくお願いします!
最後はキャスト陣、監督がお客さんをバックに写真撮影。相葉の「ミラクル!」という合図にお客さんが「デビクロくんの恋の魔法!」と声を合わせ手でハートを作り、天井から1000個のハートの風船が降りくるという仕掛けでフォトセッションが行われイベントは終了した。
その後、行われた舞台挨拶では、「東京国際映画祭」でのワールドプレミアの上映会ということで会話の合間に英語の通訳も入ることに。
「お忙しい中、皆さんありがとうございます。この冬、このクリスマスにピッタリの映画が出来たと思います。今日はよろしくお願いいします」と挨拶をした相葉は、海外のお客さんもいることを聞くと「サンキューベリーマッチ!」と言って会場を沸かせた。ハン・ヒョジュは「心が暖かかくなる映画です。よろしくお願いします」と日本語で挨拶。
―撮影中に言えなかった共演者のキュン!としたところは?
相葉:斗真かな(笑)もちろん女優さんにもキュンとしたことは沢山あるんですが、撮影に入ってすぐに僕が誕生日を迎えたばかりで「相葉ちゃん、これ使って」とベンチコートをくれたんです。凄い寒い撮影だったから凄く助かってキュンキュンしました。(生田は照れ笑い)
榮倉:キュンというか、やったーと思ったことがありました。相葉さんは裏の顔を絶対見せてくれないんです、このままだから。照れちゃうようなシーンの時に、手をギュッと握られて緊張してたのが伝わってくるようで、やったーと思ったんです。
相葉:(照)凄く恥ずかしいです。(英語通訳で「シャイ」と訳されるのを聞いて)シャイです(笑)
ハン・ヒョジュ:(しばらく考え日本語で)ソヨンと光と初めて会うシーンの時、本当に寒かった日で、下を見て顔を上げたら光君が鼻水を…(会場笑)「鼻水が!」って感覚がなくなるほど寒くて。純粋な人だなとキュンとしました。
相葉:(「ベリピュア」と通訳され)はい、ピュアボーイです(笑)
生田:北山とソヨンの回想シーンでセリフのないイメージカットだったので好きなように話してという撮影で、突然彼女がケガをしていた僕の手を取って、傷を撫でたんです。かわいい~と思って。(相葉に「マジじゃねーかよ」とツッコまれる)
犬童監督:かわいいと思った瞬間が使われてるよね。
ハン・ヒョジュ:(照れながら)ありがとうございます。嬉しいです。
犬童監督:いっぱいあるけど、撮影前に北山役を生田君はどうかと思ったときに、同じ事務所だし、断られると思ったら、出てくれると聞いてキュンとしました。友情だなと思って。待ち時間に2人の姿を見ると年月を感じてそれもキュンとしました。
相葉:17年くらい、一緒にいますからね。
アジアで公開が決定したことについて「コンサートで行った場所で公開されるのは嬉しい」と答えた相葉は、最後に「本当に素敵な作品で、見たらきっと恋をしたくなると思いますし、斗真のマジな照れ顔と、光君の鼻水も探してみてください。ぜひ楽しんでください。ありがとうございました」と挨拶し、終始笑いに包まれた舞台挨拶は和やかに終了、上映会が行われた。
(C)2014『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』製作委員会 (C)2013中村航/小学館
みんな、片思い。
この冬、きっと恋がしたくなる!夢がときめくミラクル☆ラブストーリー!
漫画家をめざす書店員の光(ひかる)は、世界的な照明アーティストのソヨンと偶然知り合う。
一瞬で恋に落ちてしまった光は、彼女を“運命の人”と思い込み、幼なじみの杏奈(あんな)に相談するが、なんとソヨンと杏奈は仕事仲間だった。光の片思いを応援する杏奈。だが、彼女自身も子供の頃から光に秘めていた恋心を抱いていた。
一方、光は大学時代の同級生で売れっ子漫画家の北山と再会したのだが、彼がソヨンの元恋人だと知ってしまう。
すれちがう4人の片思い。そんなとき、光にしか見えない相棒のデビクロくんが現れ…。
山下達郎の名曲「クリスマス・イブ」モチーフにした中村航の原作小説を「ジョゼと虎と魚たち」「のぼうの城」の犬童一心監督が待望の映画化!
この冬、あなたのハートへ素敵な恋と魔法をお届けします!
11月22日(土)全国ロードショー!
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