キム・ボムレ、初の単独コンサート&トーク開催 来日記者会見取材レポート!

キム・ボムレ2
日本でも『Jack the Ripper』『三銃士』で来日し、その圧倒的な存在感で観客の心を鷲掴みにしたミュージカル俳優キム・ボムレが5月15日(木)、16日(金)日本で初の単独コンサート&トークを開催。追加公演となった15日(木)の初日の公演前に囲み会見が行われた。

Q.今回、韓国でも日本でも初のソロコンサートとなりますが、今の心境は?

キム・ボムレ:いい声でしょう?(と、重低音ヴォイスで笑顔を見せ)このようにソロのコンサートをすることになって自分自身驚いていますし、自分のようなものがなぜ日本で公演出来るのだろうか?と今でも信じられないです。

Q.ミュージカルでは、いつも強いキャラクターを演じることが多いですが、今日はどのようなキム・ボムレさんが見れますか?

キム・ボムレ:いつもキャラクターの強い役をやっていますので、今日はもっと自分のいろんな面を見せられるように、ミュージカルナンバー以外にも韓国の歌謡曲や、太く低い声だけではなくて、もっとソフトな声も聞いていただけるように、いろんなジャンルの曲を選択しました。

Q.この曲は歌いたいと思う曲は?

キム・ボムレ:ご存じだと思いますが、少し前に韓国では旅客船の事故があり、セウォル号で犠牲になった方たちが沢山いました。自分の息子も高1なんですが、事故で犠牲になったのが高2の子供たちがほとんどでしたので、子供を持つ親の立場として何か歌いたいと思いました。曲は前から決まっていたのですが、『手紙』という曲が、追悼の思いを込めて歌いたい曲です。それから、今までミュージカル作品をやっていて一番大変だった『ノートルダム・ド・パリ』なのですが、その中で歌った曲が、自分の音域より高い曲でして大変だったのですが、今日、いろいろな姿を見せたい、いい公演にしたいということでその中からも2曲選びました。

Q.声楽科出身だとお聞きしていますが、声楽家を目指したきっかけと、声楽からミュージカル俳優になったきっかけを教えてください。

キム・ボムレ:ちょっと笑われるかもしれませんが、声楽科に入ったのは、勉強があまり出来なかったからです。ほかに何が出来るかなと思ったときに父親から受け継いだこの声に特徴があったので声楽家を目指しました。実は姉も声楽科で、家族みんな声がいい家族なので、その長所を生かして声楽科にしました。そしてミュージカル俳優になったきっかけですが、これも笑われるかもしれませんが、勉強はできなかったのですが、大学の声楽科の代表になったり、留学の話もあったくらいよく出来た学生でした。卒業したあとにお金でも稼いで遊ぼうかなと思ってアルバイトで、あるミュージカルの団体に所属したのですが、それが今日まで続いているという感じです。だからと言って今もアルバイトのような気持ちでやっているわけではありません(笑)そのミュージカルの魅力に嵌りました。(笑)

Q.今まで印象に残っている好きな作品は?

キム・ボムレ:今まで一番印象に残った作品は、作品性というものではなく、自分がやりながら凄く幸せだった作品として、『三銃士』です。自分で演じていて楽しくて、一人でなくいつも仲間と演じる場面が多いので、とても演じながら楽しいですし、一緒に出ていた俳優さん達、オム・ギジュンさんやユ・ジュンサンさん達と、とても気が合って、心の通う仲間で、最初のメイクの時から終わるまでずっと楽しくて、ご覧になった方は分かると思いますが、見ている方も愉快ですし、演じているほうもとても楽しい作品だと思っています。

Q. 韓国で公演するのと日本で公演するミュージカルは気分的に違いはありますか?

キム・ボムレ:『三銃士』と『ジャック・ザ・リッパー』の2つの作品は自分の人生を変えた作品であるのは過言ではないと思います。ファンの皆さんがとても応援してくださるおかげもありますし『ジャック・ザ・リッパー』を韓国でやったときは、初演はジャック役ではなかったのですが日本での初演でジャックになりました。実はそれまでのジャック役とはずいぶんイメージを変えてしまって、もの凄い印象の強いジャックを演じたために、逆に韓国では今までのイメージと違うと酷評を受けたので、実は自分も傷付きました。日本に来てみて、韓国では評判が良くなかったのに、なぜ日本ではこんなに応援してくれるのか?自分だけでなく周りの人たちもなぜだろう?と凄く驚いていました。何がいいの?と聞くと「声」と皆さん言ってくれました。そこは韓国と日本と違うなと感じたところですし、本当に感謝しています。本当に何と表現していいか分からないくらい驚きと感謝でいっぱいです。

Q.日本の観客はリアクションが少ないと言われますが、どう感じますか?

キム・ボムレ:初めて日本で公演したときは、これは失敗だと実は思いました。ひとつのシーンが終わって拍手をしてくれるのは、日本も韓国も同じですが、とても大人しく拍手をしてくれるので、これは失敗だと思ったのですが、公演が終わって、20分もカーテンコールが鳴り止まず、皆さんが帰らずにずっと拍手と声援を送り続けてくれて、こういう差があるんだと感じました。反応の差はありますが、むしろ日本の方のほうが熱い声援、思いで観てくれるような気さえしています。テレビでしか見たことのない韓流スターのような声援を、自分達にまで送ってくださって、びっくりしてますし、ありがたいと思います。

Q.日本では、アイドルと一緒にミュージカルをやることが多いかと思いますが、いかがですか?

キム・ボムレ:実際、ミュージカル俳優の中では、自分が一番いろんなアイドルの方と共演したミュージカル俳優ではないかと思います。本当に沢山のアイドルの方と演技をしてきましたが、もしあまり上手く出来なかったら、もちろんしっかりと自分も怒りますが、彼らは本当に熱心で一生懸命やっていますし、上手にやっていると思います。アイドルの方がミュージカルに出ることで、観客の皆さんが見に来てくれることが増えますし、それによってミュージカルを知ってもらうことが出来るのは良い点だと思います。残念なことは、若いミュージカル俳優の後輩達の出演の機会がちょっと減ってしまうのも事実で、彼らが成長する過程に少し障害があるというということと、アイドルの方だけを見に来るファンの方が、周りのミュージカルを見に来ている方に時々迷惑を掛けてしまうこともあるようで、その辺がちょっと残念だなと思います。

Q.いつものミュージカルの会場と違って教会でのコンサートというのは、どういう気分でしょうか?

キム・ボムレ:自分自身もクリスチャンなので、このような教会の雰囲気はとてもいいなと思います。ただ教会というのであまり厳粛しすぎると合わないかなと思ったのですが、先ほどリハーサルをしてみたらとても雰囲気もいいですし、音響もとても良くて満足しています。

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