チョ・インソン『ZO INSUNG WHITEDAY Live Night~今夜限りのカンジナムバンド~』取材レポート!
- 2014/3/19
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- チョ・インソン
チョ・インソンがファンに贈るホワイトデーのプレゼントとして、自ら企画した初のライブ公演『ZO INSUNG WHITEDAY Live Night~今夜限りのカンジナムバンド~』が3月15日(土)五反田ゆうぽうとにて開催された。
MVにも出演し、プライベートでも親交のあるキムC率いるHOT POTATO(ホットポテト)をスペシャルゲストに迎え、一夜限りの<カンジナムバンド>を結成。俳優とはまた違ったチョ・インソンの魅力を披露した。
HOT POTATOの曲『LOVE』のMVが流れ、チョ・インソンの切ない表情がスクリーンに映し出された。曲が終わると真っ暗なステージにはキムC率いるバンドHOT POTATOと、グレーのジャケットを着て椅子に座ったチョ・インソンがスポットライトに照らされ、大歓声の中、『星明かりの中』、『シソ(SeeSaw)』を甘い歌声で披露して幕を開けた。
2曲歌い終り、チョ・インソンが「サンキュー!」と言って大きな拍手に包まれると椅子から立ち上がり、スラッとしたモデル並みのスタイルで会場を見渡した。笑顔で「皆さんの目がキラキラしていますが、終わってがっかりしても我慢してくださいね。こんにちは、チョ・インソンです!」と挨拶。「皆さんにお願いがあります。楽しい時は大きい声援は大歓迎ですが、気に入らないと言ってペットボトルや物を投げるのは遠慮してください(笑)」と会場を沸かせ、今回のステージに華を添えてくれるバンドHOT POTATOを紹介した。
HOT POTATOのボーカル、キムCは「はじめまして、今日は天気がいいですね。今日は僕達の曲ですが、全てが人気の曲ではないですが、彼が歌ってくれることに意味があると思うので、とても気分がいいです」とチョ・インソンとの仲の良さを見せた。
チョ・インソンは「本当にふてぶてしく次の曲をお届けしたいと思います」と笑いを誘い、HOT POTATOとともに『春風を追う恋人』、『思考』を披露。「皆さんの前だから、ふざけたり、歌ったり、踊ったり出来るんです。今日のライブを終えたら“最高だった!”と2倍くらい宣伝してください!(笑)」とファンにアピールした。
近況を問われたキムCは「少し前に演技をやってみました。40代で結婚できず、社会にも適用出来ないみじめな会社員の役でした」と語るとすかさず「彼以外にその役をこなせる人はいません」と笑わせるチョ・インソン。さらにキムCも「10年ぶりにヒゲを剃ったら自分の横顔がキツツキみたいだと思いました(笑)」と盛り上げ、「彼(チョ・インソン)の仕事は本当に大変と感じることが出来ました」と言ってHOT POTATOの単独ステージへ。40代の青春について笑いを交えて語り『青春』を披露。続けてファンのリズムに合わせた手拍子の中『Bless Me』で会場を酔わせた。
ここでMCの古家正亨氏から「チョ・インソンさんからの素敵なプレゼントがあります!」と案内があり、客席横の扉から突然のチョ・インソンの登場に会場は大興奮!沢山のファンと握手をしながらステージへ移動しトークコーナーへ。
今回のライブ公演について「ずいぶん大胆なことを考えました。日本では何度かファンミーティングをしていますが、通常はドラマの映像を見ながらトークするのですが、自分が哲学者のようで訳が分からなくなってくるんです」「普段と違う姿で皆さんの前なら歌えると思ったんです。少なくても音を外しても“やめてくれ”とは言わないですよね?(会場笑)長年の義理が大きく役立ちました」と沸かせ「実は僕が上手く出せそうにないなという時は歌をやめていたんです。やっぱりキムCさん、さすがです!」と明かし、笑いで盛り上げた。
昨年の『その冬、風が吹く』のドラマイベント以来の近況を聞かれると「ヒマラヤに行ってきました。すでに4回も登りました。美しいところです。山が凄いです、ヤマ、ヤマ、ヤマ…(笑)」と楽しいトークが炸裂。夏に放送予定のドラマ『大丈夫、愛だ』は、4月から撮影が始まる予定のキム・ギュテ監督とノ・ヒギョン脚本家の作品で「皆さんが愛してくれればいいなと思います」と意気込みを語った。
質問コーナーでは、公式サイトに寄せられた質問から「Q.何も予定がない休日は何をしますか?」に「犬のお世話をしています。その仕事が終わるとコーヒーを一杯飲んで、見れなかったテレビ番組や再放送を見ています」と答えると、「コーヒーはCMのようにニコニコ笑って飲むんですか?」と言う古家氏に「笑いながら飲んだら怪しいですよね?実生活でやったら母に驚かれると思います」と笑いながら答えた。また、「困ったプレゼントは?」には「イグアナを貰ったことがある。幸いイグアナ好きの人に大切に育ててもらっている」や、「Q.作品選びの決め手は?」には「まずは感謝したい。やりたいと思えば全力でやってあとは任せる。リクエストはこちらへ~」とテレビ放送のように下を指差して会場は笑いの渦へ。さらに質問が続き“初恋は高校の時”と答えた。
会場からの質問では「Q.女性を見てかわいいと思う仕草は?」に「あまりにも女性らしいとか、ボーイッシュ過ぎない自分らしさを持っている人」と答え、夫婦でチョ・インソンのファンという男性からは「自分達の長男のように思ってる」と言われ嬉しそうな顔をした。広島の女性ファンには逆質問をしたり「ぜひ広島でファンミーティングを」とリクエストされたりと沢山のファンと直接会話をして盛り上げた。
続いて客席をバックに記念撮影をして、再びHOT POTATOとともに後半のライブがスタート!『雨の涙』や『Lemming』でリズムに乗って歌いファンを魅了した。
キムCが「韓国の人達はこういった曲を聞くと、一瞬にして自分を忘れてしまう人が多いが、日本の皆さんはずっと品位を保っているように見えます。自分達が間違っているのではないか?と思う事も…次の曲は挫折しないでください(笑)」と『挫折禁止』を披露し、ラスト曲『試してごらん』ではジャンプをしながら歌い、チョ・インソンはジャケットを脱いでTシャツ姿でステージを自由に駆け回った。
鳴り止まないアンコールの拍手に、1人でステージに登場したチョ・インソン。「実力が未熟なのにも関わらず熱い声援をいただいてありがとうございます」と安全地帯の『Friend』を日本語でしっとり歌いあげた。会場が大きな拍手喝采に包まれると、「発音が悪くてすみませんでした、さよなら!」と手を振ってチョ・インソンの魅力たっぷりのライブイベントは終演となった。
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