ソン・ジェリム「Japan First Fan Meeting in TOKYO」【取材レポート】

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ファッションモデルとして活躍し、大ヒットドラマ『太陽を抱く月』で主演のフォン(キム・スヒョン扮)の護衛武士ウン役で一躍脚光を浴び、『ネイルサロン・パリス』ではクールなイケメンのケイ役を演じるなど、俳優としても注目を浴び続けているソン・ジェリムが2月16日(日)東京ラフォーレミュージアム六本木にて、日本で初めてのファンミーティング「ソン・ジェリム Japan First Fan Meeting in TOKYO」を開催しました。その様子をレポートします!

 

グレーのジャケットを着たソン・ジェリムが、イジョクの『♪タヘンイダ(よかった)』を歌いながらステージに登場すると会場は一気に大歓声となった。

「こんにちは、私の初めてのファンミーティングに沢山来てくれてありがとうございます。僕の人生の中においてもこうして沢山の人の前に立つのが初めてのことだと思います。とても緊張していたのですが、ファンの皆さんが温かく迎えてくれて元気が出てきました」と挨拶。司会のYumiが、会場の皆さんの顔は見えますか?に「魅力的ですね、かわいい~」と流暢な日本語で答え会場を熱くさせた。

まずは<フォトタイム>が行なわれ、ファンが思い思いにステージ上のソン・ジェリムを激写。会場からは「かっこいい」「かわいい」との声があがった。

日本語は?に「ゆっくり話してくれたら結構聞きとれますよ」「モデル時代の2011年からちょっとずつ勉強していました」と、モデル時代日本に4カ月ほどいたというジェリムは好きな日本語に「ゆき(雪)、はな(花)、しろ(白)、ごはん!」そして日本での好きな食べものは?に「刺身、寿司、卵焼き、お茶漬け、日本の家庭食が好き。自分で牛丼も作るし、卵焼きも作ります。韓国の卵焼きより甘くて美味しいです」と発音が不安だとしながらも、すらすらと日本語で語った。また、モデルの時以来、日本へ来日したのは「同じ事務所のパク・ヨンハさんの追悼式の時と『ネイルサロン・パリス』のプロモーション、そして今日です」と答えた。

日本で好きな場所は?に「新宿の美味しい天丼屋さん(笑)」、買物は「キャットストリート(原宿)でジーパンやTシャツを買いました」来日した昨日は、お寿司とお酒を飲んだとのことで「(お寿司は)チョ―好きです。けっこう美味かったですよ」と目を細めて嬉しそうな顔をした。

好きな女性のタイプには、「性格はきつめだけど、時に女性らしい意外性のある方」「恋愛から遠ざかって3年経ちました…恋愛の細胞が、もう死んでしまったかもしれません」と寂しそうに答えると、会場にいる沢山の女性を前に細胞が活性化したのでは?に「皆さんから良いエネルギーが貰っています」女性の好きな仕草に「もみあげ」と答え会場を沸かせた。

ドラマ『ネイルサロン・パリス』では、ネイリスト役だったため、撮影前にレッスンを受けたというジェリム。もし彼女がいたら「自分でもやってあげたいし、ネイルサロンにも行かせてあげたいです」と言ってファンを悩殺。

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過去の写真を公開>内向的で、すぐ顔が赤くなっていた、という幼少時代やモデルをしていた雑誌「メンズノンノ」でロングヘアだったお気に入りのショットを見せ、「髪の量が多くて耳にかけると収まらなかった(笑)」「今は演技をするので髪は短い方がバサバサしなくていい」と説明し、ドラマ撮影時のセルフショットも公開した。内向的なのになぜモデルや俳優に?と聞かれると「僕自身も分かりません。人生って分からないもので、人と人との出会いや定められた運命もあると思います。今は流れに任せてここにいます。自分が俳優という職業なので自分の人生に責任を持たなくてはならない、この職業に愛着を持っています。」と役者への熱い思いを語った。

<質問コーナー>では、抽選で3名がステージで直接質問することに。緊張で質問が出ないファンに「どこから来ましたか?」とジェリムが逆質問。ファンが「大阪」と答えると、「なんでやねん」「ほんま」「あかん」など大阪弁が次々出てきたり、『ネイルサロン・パリス』のセリフを言ってほしいとのリクエストには「子ども子どもが、そんなことするか?」というセリフを言うと、会場中から黄色い悲鳴が起きた。
「ファンの皆さんが何を望んでいる、分かった気がしますので、皆さんに近づけた気がします。長い時間こうしてファンの方と過ごすことが無いので、今日はとても意味のある時間だと思います。」と感想を語った。

<本日限定 ネイルサロンJAELIM>と題して、ネイリスト役を演じたソン・ジェリムが会場から選ばれたファンに、ハンドマッサージと爪のお手入れをしてくれるという夢のようなコーナーが行なわれた。「すみません、専門家じゃなくて…」と言ってファンの手をとり、照れ臭そうにマッサージが始まった。叙々に慣れていくと日本語でファンとの会話も弾み(笑)、“子供が心配”というファンに「自分も親に沢山心配かけました。幼い頃に心配かけた子は大きくなって親孝行するものです」「あまり心配しないで」とアドバイスと丁寧なハンドマッサージで夢のような時間となった。

「歌詞がいいので、最初のファンミだから慎重に選びました。僕の心の歌です」と自ら韓国語を翻訳した日本語が映し出されたスクリーンの前で、ミュージカル「パルレ(洗濯)」より『♪チャム イェポヨ』(とってもかわいいね)を優しく包み込むような歌声で歌った。

<プレゼントコーナー>では韓国で選んできたものをファンへプレゼント。故郷の香りがするというキャンドルやお気に入りの猫グッズ、(キーホルダー、携帯スタンド、マグネット)、さらに実際に使用していた『ネイルサロン・パリス』の台本、自宅で保管していた自分が掲載されている雑誌(メンズノンノ)をジャンケンでジェリムと同じものを出した人が勝ち残りで7人へプレゼントされた。

ここで2日後の2月18日が28歳(韓国で30歳)の誕生日というソン・ジェリムにサプライズでお祝いのケーキがステージに登場。みんなで『♪ハッピーバーステー』の歌でお祝いされると「僕が生れてからこんなに沢山の皆さんから拍手をいただいのは初めてだと思います」と嬉しそうに語った。そのケーキをファンから食べさせてもらうことになったのだが、自分が食べさせるのかと勘違いし、「10人!」と答えてしまい、本当に自分が10人から食べさせてもらうことに!(笑)「食べさせてください」「あ~ん」などと言って、ファン1人ずつからケーキをフォークでもらい、ジェリムもファンに「食べてごらん」と言って食べさせると言う、ファンには甘く羨ましい時間となった。

「これからも沢山の作品に俳優として参加させていただきたいと思いますし、皆さんに僕のカッコいい姿、頑張っている姿を沢山お見せ出来るように頑張って努力していきたいと思います。今日の思い出をずっと大切に、初心を忘れない人間でいたいと思います」とミュージカル「キム・ジョンウクを探せ」OSTより『♪チョウン サラム(良い人)』をしっとりと歌った。

「今日は来てくれてありがとうございました。という言葉じゃ足りないと思うのですが、本当にありがとうございました。日本でこんなに早くファンミーティングが出来るとは思ってもいませんでしたし、こんなに沢山の方に愛して貰えるとは思ってもいませんでした。今日のこの気持ちはこれからもずっと、込み上げてくるような感情として残ると思います」「5月25日には大阪でもファンミーティングをさせていただくことになりました。その時はもっと新しい姿をお見せしたいと練習を重ねています。また機会がありましたらぜひこうした一緒の時間を過ごさせてほしいと思います。そして皆さんのすべてが上手くいって、幸運であることを祈っています」と挨拶しファンの熱い拍手と声援を受け終演となった。イベント終了後には、握手会とツーショット撮影会も行なわれ沢山のファンと触れ合い、初めてファンミーティングは大盛況で幕を閉じた。

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取材後記

役柄ではクールなイメージが強いソン・ジェリムさんですが、実際にはユニークでとても気さくな人柄というのが見えた楽しいファンミーティングでした。今後もいろんな役柄でファンを楽しませてほしいですね。




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