安重根義士記念館

  • 2014/1/18
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安重根義士記念館
安重根義士記念館は1970年に独立運動家である、安重根を称えるために作られました。
獄中で残された数十点の遺品が展示されており、安重根に関する各種資料が所蔵されています。
韓国民族の自主性と自尊心を再び感じさせてくれる空間となっています。

2010年10月26日に新装開館した安重根義士記念館。
安重根とは、日本統治時代の有名な独立運動家です。
伊藤博文を中国のハルビンで銃殺したことで有名で、韓国では最も尊敬されている人物と言えます。
安重根の命を惜しまない愛国精神を称え、現在でもたくさんの人が安重根義士記念館を訪ねてきます。

展示室は1〜9で構成されており第1・第2展示室では出生、成長、遺言などのテーマに沿って安重根の銅像や歴史を見ることが出来ます。
第3〜5展示室では、1909年に左手の薬指を切断したことで知られている「断指同盟」に関する内容などが展示されています。
第6〜9展示室は独立運動の様子を展示しています。
獄中で書いたとされる「安膺七歴史」と「東洋平和論」などの自叙伝は必見。
その他安重根の肖像画や関連写真、書籍、当時の新聞記事なども展示されています。

彼の遺品は約200点以上存在することで知られていますが、残念ながら現在は40点ほどしか見つかっていません。
現在も継続して安重根に関する各種遺物と資料を発掘、収集していると言います。

日本と韓国の歴史を知る上で忘れてはならない事件・人物の一人である安重根。
これからの日本と韓国のためにも、過去になにがあったのか一人一人が知ることが大事です。
毎週月曜日は休館日で、入場料は一般1000ウォン、学生700ウォンです。

 安重根義士記念館の基本情報

名称 安重根義士記念館
住所 ソウル市中区南大門路5街471-2番地
電話番号 02-3789-1016
営業時間 09:30〜17:00(3〜10月は18:00まで)
定休日 月曜日、秋夕、旧正月
交通 地下鉄1号線ソウル駅1・9番出口

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