R&Bデュオ「Fly To The Sky」でデビュー、数々のヒット曲やドラマのOSTで一躍認知度を高め、ドラマ出演で活躍の場を広げたHWANHEE（ファニ）。10周年を期にソロ活動に突入し、男性アイドルグループMYNAMEをプロデュースするなど精力的に取り組む中、2011年10月27日入隊、約2年の兵役を終え、今年10月25日に除隊した。それから2週間程しか経っていない11月15日（金）東京・渋谷公会堂にて、久しぶりに日本のファンとの再会のために来日ファンミーティングを開催。その直前に記者会見を行ないました。

―まずはご挨拶をお願いします。
ファニ：（日本語で）こんにちは、ファニです。日本も韓国も寒いです…（笑）

―今日はファニさんが除隊されてから初めて日本のファンの皆さんと過ごしますが、本番を前にして今のお気持ちはいかがでしょうか？
ファニ：2年という歳月が経ちまして、今日、ファンの方々が来てくださるかどうか心配です。クワクする気持ちと緊張だけです。

―日本のファンも凄く楽しみにしていると思うのですが、今回の公演でファニさんが一番楽しみにしていることは何でしょうか？
ファニ：出会ったファンの方々との今まで付き合いを大切にしていきたいと思いますし、しばらくこのようなコンサートなどは出来なかったのですが、ファンの皆さんが凄く長く待っていてくれましたので、同じ空間で呼吸して、皆さんにぜひ自分の歌を聞かせてあげたいですし、楽しみです。

―今回2年間の入隊生活の間、一番したかったことは？
ファニ：自分が歌手というのもあり、軍隊にいる時もいろんな行事で歌を歌う事が出来ましたが１、2曲くらいで、沢山の歌を皆さんと同じ空間でコンサートをするのは難しかったんです。そういったコンサートがやりたかったのですが、今日、やっと夢が叶って嬉しいです。

―2年間短くはない期間だったと思いますが、ファニさんご自身が、一番ここが変わったなとか成長したなと思う部分はありますか？
ファニ：2年という時間はあっと言う間という人もいますが、私にとっては本当に退屈な長い時間でした。芸能人として生きてきて、普通の平凡な一般人に戻っての軍生活でしたが、その中で人々への気配りなどが自分を成長させたと思います。番組活動やコンサートは出来なくて寂しかったのですが、その寂しい期間と言うのが、自分が一生懸命頑張れる原動力となりました。

―今後ファニさんがしてみたいと思うことや、抱負は？
ファニ：まず、韓国でのアルバム計画があります。たぶん来年の始めくらいになると思いますが、今までは軍隊ということもあり、日本での活動もいろいろ制約されていたのですが、今は自由人になったので、韓国だけでなく、日本での活動もこれから幅広くやりたいと思います。今後ともいい歌で皆さんといいお付き合いが出来るのではないかと思います。

―入隊中にファンの方が来たと思いますが、何かエピソードがあれば教えてください。
ファニ:遠いところからファンの方が来てくださったのですが、自分が勤務していた場所が8階だったので、上司の人に怒られてしまい、その後からはファンの方々は、1階と地下駐車場のほうに来てくださいました。私が軍生活をしていたのを知らなかった人達にまで噂が広まりました。

―日本語の上達はどうでしょうか？
ファニ：今日、最初に出て来た時に日本語で挨拶したのですが、あまり皆さんの反応が無かったので、やっぱりまだまだかなと思いました（笑）。去年までは日本語の勉強をして基本的な ひらがな、数字、曜日など2、3歳の子供達が話せるような言葉を全部覚えたのですが、今年は忙しくてなかなか日本語の勉強出来なかったので、これから頑張るつもりです。

―自身がプロデュースをしたMYNAMEが韓国や日本でどんどん成長しているのを見てどう思われますか？
ファニ：MYNAMEは私が入隊の日にデビューをしたんです。日本でも愛された理由というのは、私がプロデュースをしたからではなくて、彼らが自分たちで一生懸命練習をして、プロフェッショナルな意識も高く、頑張った成果だと思います。彼らを何か指導するというと言うよりも、悪い道に行かないように、いい道に自分が導いてあげるというのがプロデューサーの仕事じゃないかなと思っています。

―今後、日本でも音楽活動を活発にされるそうですが、例えば誰かとコラボレーションしてみたいなど具体的にありましたら教えてください。
ファニ：除隊してからまだ2週間しか経ってないので、会社の代表ともまだ相談してなくて、このファンミーティングが終わってからいろいろ計画を立てるつもりです。

―最後に日本の応援してくれるファンの皆さんにメッセージをお願いします。
ファニ：日本での久々の公演ですので凄く嬉しいです。今後も日本で活動しますので、今日こちらに来られなかったファンの方もあまり寂しがらず、今後の活動に期待してください。私としては歌として皆さんに恩返しをするつもりですので、MYNAMEも含めて今後の活動に期待してください。

• FLY TO THE SKY関連記事