ハン・ガインとオム・テウン主演の映画「建築家概論」で使用されたセットが、そのままカフェに生まれかわり話題になっている。
昨年、約410万人の観客動員数を記録し人気を博した純愛映画「建築家概論」のセットのひとつが済州島(チェジュド)西帰浦(ソギィポ)市にある「ソヨンの家」。この「ソヨンの家」がそのままカフェとなり、27日にオープン式典が行われた。同式典には監督をはじめ、主人公を演じたハン・ガインやオム・テウンらも参加し華を添えた。
劇中、ソヨン役を演じた女優ハン·ガインは「購入せずしてこんなに素敵な家を得るこことができて嬉しい」と冗談交じりのコメントで場の空気を和ませながら、「普段映画の撮影が終わると、セットがなくなってしまうのは寂しいけれど、今回のように撮影が終わった後も残って月日が流れてもそこを訪れることができるのはとてもありがたく嬉しい。みなさんもぜひ訪れてほしい」とコメントした。
一方、ソヨンの家を建てた建築家スンミン役を演じたオム·テウンは、「映画の撮影後はセットや撮影での思い出の場所がなくなることで、自分の記憶から忘れ去られてしまう場合が多いが、<建築家概論>はとても良い作品で、さらにそのセットがずっとそのまま残ってくれるのは嬉しい。このカフェが多くの方々に初恋を思い出させるスポットになってほしい」と語った。
カフェ「ソヨンの家」は、映画のセットのイメージを極力壊さないように配慮した上で、劇中に出てくる屋上の芝生や全面のガラス窓も撮影当時の姿を残している。カフェは年中無休で毎日午前10時30分〜午後10時までミョンフィルム財団によって運営される予定だ。
写真:映画「建築家概論」
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