パク・シフ、警察が確保した事件当時のCCTVカメラ映像は事件にどう影響する…?

  • 2013/2/21
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俳優パク・シフに性暴行されたとして告訴したタレント志望の女性Aさんが、事件が発生した15日深夜に泥酔した状態で知人の背中におぶさってパク・シフと共に移動する映像がCCTV(監視カメラ)によって確認された。

同映像が「強制的な性関係ではなく、お互いが好感を持ち合意の上だった」としたパク・シフの主張に対し、何らかの影響を及ぼす可能性があり、注目を集めている。

20日、ソウル警察は15日深夜、パク・シフとAさん、二人の知人である俳優キム氏が共に江南区清潭洞(チョンダムドン)のマンションに入っていく様子をCCTVで確認したことを明らかにした。

警察によると三人はこの日深夜2時頃にキム氏が運転する車から降り駐車場のエレベーターに乗った。この時、Aさんはキム氏の背中におぶさった状態にあったとのことだ。

Aさんは14日の夜11時頃に清潭洞の居酒屋で普段からの知人であるキム氏の紹介でパク・シフと出会い、三人で酒を飲んだ。

Aさんは、この席で急に酔っぱらい、ある瞬間から記憶がなくなってしまい、気づいた時にはすでにパク・シフから性暴行を受けた後であったと主張している。

警察が確保したマンションのCCTVは、このようなAさんの陳述の信憑性を高める根拠となりそうな雲行きだ。

警察は三人が最初に出会い一緒に酒を飲んだ居酒屋のCCTVも確認した。このCCTVではAさんが一人で居酒屋の階段を歩いて降りていく姿が写っていた。

居酒屋の店主も「店を出る時までは(Aさんは)そんなに酔っているようには見えなかった。パク・シフさんはAさんが転ぶのではと横でエスコートする程度だった」と証言したと伝えられている。

これらが事実であるならば、三人が居酒屋を出てマンションまで車で移動する約10分間の間にAさんが自分で体をコントロールできないほど急変して泥酔状態に陥ったということになるが、Aさんは警察で「三人でホンチョ焼酎二本飲んだが、私がそんな一瞬で酔うということ自体信じられない」と語ったと報じられている。

パク・シフはAさんとは合意の上で性関係を持ったとの立場を明らかにしているが、警察は事件当時Aさんが性関係の拒否や抵抗が不可能な状態にあったかどうかに注目しさらなる捜査を進めているところだ。Aさんは15日に性暴行されたとしてワンストップ性暴力相談センターに訴えるとともに産婦人科を訪れて検査を受けたことが明らかになっており、21日に警察はAさんの産婦人科検査記録など関連資料を国立科学捜査研究院に対し分析するよう依頼した。これらの結果も今後の捜査の参考資料となる見込みだ。

一方、警察はパク・シフに対し24日に警察に出頭し調査を受けるよう通告している。


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