自殺したキム・ソンミン、脳死判定を受け5人に臓器提供し本日出棺…

キム・ソンミンの写真日本でも「ファンタスティック・カップル」など数々の作品を通じて知られていた俳優、キム・ソンミンが26日、脳死判定を受け亡くなった。

生前、臓器提供の意思を示していたキム・ソンミンは、家族の同意の元、腎臓と肝臓、角膜などの臓器を5人の難病患者に提供し、本日出棺式が行われた。

臓器提供については、24日午後、キム・ソンミンが緊急入院し心肺蘇生等を指揮した主治医である、ソウル・瑞草(ソチョ)区の聖母(ソンモ)病院のイム・ジヨン応急医学学科教授が、マスコミに対しブリーフィングにて「保護者に脳死の可能性を説明し、25日、脳死判定委員会に脳死判定を依頼した」と説明した。
この席で、臓器移植センター長ヤン・チョルウ教授は「本日午前10時10分、最終的に脳死の判定を下した。キムさんは、常に家族や友人に臓器を提供したいという意思を明らかにしていた。家族は、この言葉を記憶しており、臓器提供に同意した」とコメント、ヤン・チョル教授が「2回の脳死判定が完了した。キムさんは脳死状態だ。摘出は26日午後6時、ソウル聖母(ソンモ)病院で手術を行う」と伝えていた。

28日午前8時前後には、ソウル聖母(ソンモ) 病院の葬儀場にてキム・ソンミンの出棺式が行われ、家族や知人、芸能界の先輩・後輩らが故人の最後を見送った。1973年生まれのキム・ソンミンは、43歳の若さたった。

キム・ソンミンは、24日に夫婦喧嘩をした後、自宅の浴室で重篤な状態で発見され、警察と救急による心肺蘇生を受けたものの、意識不明の状態で病院に運ばれ、治療を受けたが帰らぬ人となった。




関連記事