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ファニ(FLY TO THE SKY)、タワレコ渋谷店リニューアル3周年記念イベントでファンミーティングを開催 MYNAMEセヨンも登場【取材レポート】
- 2016/5/11
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- ファニ, HWANHEE, Fly to the Sky, MYNAME, セヨン
FLY TO THE SKYのファニがタワーレコード渋谷店リニューアル3周年記念イベント“Super Vocalist Series”の第1回目のゲストとして来日、5月3日(火)スペシャルファンミーティングを行い多くのファンが集結した。
イベントは昼夜2回行われ、昼公演では冒頭に初のソロアルバム『H Soul』から『遅れた告白』を歌い、存在感ある力強い歌声を響かせ幕を開けると「こんにちはファニです。久しぶりにみなさんとお会い出来て嬉しいです。」と挨拶。
司会のYumiから今回のイベントのテーマ“Carry On”(進み続ける)について問われると、「僕自身も歌手としてずっと歌を歌い続けています。その結果ファンの皆さんもこうしていつも来てくださって、こうした一連のつながりが“Carry On”ではないかと思います。これからもいい音楽をずっと続けてやっていかなければならないと思いました。」と答え、最近は「音楽活動以外は運動を沢山やっていました。」「FLY TO THE SKYの活動以外にもソロの活動計画もあるのですが、まだ正確には決まっていない状況です」と近況を語った。
次にSNS(Instagram)の写真をパネルで紹介。ソウルにある自身がオーナーのPinci caffeでの写真や、俳優のキム・ジフンや、番組で一緒だったSISTARのボラ、JYJユチョンの弟のユファン、INFINITEのソンヨルなど友人や弟分などと一緒に写っている写真を公開した。最近フローリスト(花屋)を経営しているブライアンとの写真も公開し、「普段はお互い仕事が忙しいので、連絡のやりとりはあるのですが頻繁には会わないです。15年以上一緒にやってきたので、お互いに嫌がることも知っているのでケンカすることもないですね。」と家族のような存在という。
<不朽の名曲!>
コンサートでもよく歌われる名曲3曲でファンに聞いたアンケートの順位は
2位『Missing You』
1位『男らしく』
「イベントが昼の時間帯のために、よく歌えないのですが…」としながらもアカペラで3曲ともサビを披露し見事な歌声でファンを魅了した。
2位の『Missing You』では、カラオケで歌うアドバイスを聞かれると、「2人で歌うものなので、1人のときは歌いにくいので他の曲を歌うことです(笑)」と答え、1位の『男らしく』は「当時は重たい感じの声だったのですが、今はダイエットしたので声の重さもダイエットしたんです。」とジョーク交じりに会場を沸かせた。
歌手としてデビューして15年。初ステージはH.O.Tが司会の『ロックインH.O.Tショー』のステージだったというファニ。「僕もその時は若かった」「日本で一番最初に行ったのが大阪だと思う」と当時を振り返り、以前司会をやったというYumiから「こんな面白い大人になるなんて…」と言われたファニは照れながら「時間が経つのは早いですね。そんな前にお会いしていたんですね、ヌナ(姉さん)!」と叫んで会場を笑わせた。
自分の曲以外で気に入っている曲を聞かれると、「最近発売されている曲はあまり聴いてないんです。昔の洋楽やPOPなどをよく聴いています。All-4-One の『Someday』やBoyz II Menの曲なども今聴いてもいい曲ですね。最近はジャスティン・ビーバーの曲もよく聴いてます。」
「もし世界中どこでもコンサートしていいならどこでしたいですか?」には、「日本」の他に「中国」「シンガポール」を挙げ、「中国ではまだライブをしたことがないんです。機会があればシンガポールも」と答えた。
「歌手活動していて一番変わったところは?」には「音楽性というよりも、自分自身の感情や感性が変わったと思う。音楽を歌う、聴くという姿勢が本当に真剣になったと思います。」歌手を続けていける原動力になっているのは「自分自身の気持ちの持ちようもありますが、イベントやコンサートのたびに、歌を聴くと本当に力が沸いてきますなどのファンの言葉が原動力になっています。」という。
「音楽をやっていて大変な部分は?」を問われると、「自分は大衆のために歌う歌手。一般のみなさんに共感してもらえるような歌を歌わなければならないという気持ちがあります。でも僕自身がやりたい音楽もありますが、一般のみなさんはすぐに受け入れることが出来ないと思うので、大変な部分というよりは、自分のやりたい音楽が出来たらいいなと思うことがあります。」と音楽活動の難しさを語ると、椅子に座り、自身が主人公を演じたドラマ『オーバーザレインボー』のOST『Tomorrow』を披露。圧巻の歌声でファンを感動させた。
これまでいろんな決断があったと思うが「選択を迫られたときは決断は早いほうですか?」という質問には「以前は間違っても間違っていなくてもすぐに決断していたが、最近は、時間が経ったせいか振り返って考えてみたり、家族や周りに意見を聞いてみたりするように変わりました。」と答え、次にファンの悩みにファニが答えるコーナーへ。
「ファニがヘリコプターに乗る番組を見てセスナで飛んで高所恐怖症を克服した」というファンには「僕が助けてもらったほうがいいかもしれません。昨日宿泊したホテルが高い場所だったんです。」「実は僕が解決できてないのが高所恐怖症なんです」と明かしたり、「今日のファンミーティングに行くか行かないか?」には「それは悩んではいけません。」、「ファニさんが好きすぎて辛いので、ファンをやめようか悩んでいる。」には直接ファンに「僕も好きです」と返し、会場の悲鳴に大照れするファニ。「好きな人へ告白するのを迷ってる」というファンには「もう少し時間をかけて会ってみて」「男性があなたのことを大切にしてるのでは?」とファンの悩みをじっくり聞いて真剣に答えた。
イベント後半には弟分でもあるMYNAMEのセヨンが応援に駆け付けた。「会社としては社長なんですけど、お兄さんだから、弟として行かなきゃいけないんじゃないかと思って来ました。」と挨拶するセヨン。ファニは「僕には、いとこ(イ・ジャンウ)より、身近ないとこに感じられる存在」と弟分の登場に笑顔を見せた。
セヨンは、「普段遊んだりご飯を食べている時は面白いのですが、MYNAMEのアルバムを作る時はプロデューサーとしてめちゃ怖いです。(笑)」「レコーディングのときは、声が低いんですよ!でも一緒にご飯食べるときは違うので…このギャップがファニ兄さんの魅力だと思う」にファニは「韓国に友達も家族もいるのにも関わらず、いろいろなものを諦めながら遠く日本まで来て活動しているんです。僕にとって弟分のメンバーは沢山いますが、なかでもセヨン君はいつも黙って一生懸命努力をするタイプで、何かを多く語るのではなく成長のために本当に頑張っているので、みなさん、セヨン君のことをぜひ応援してください。」という言葉に嬉しそうなセヨン。続けて「日本でもMYNAMEと一緒に近々遊ぼうと思っているので、もし道端で笑いながら寝ている人たちを見かけたら…」と言いかけるとセヨンは「ちょっと待ってください!僕らはまだアイドルだから~」と返し会場を盛り上げた。
「他のメンバーも義理堅いのですが、本当に義理堅いセヨン君です。」と褒められたセヨンは、「ファニ兄さんも日本でもっと活動して、ぜひMYNAMEと一緒にコラボコンサートを一緒できたら素敵なコンサートが出来ると思うので…みなさん来てくれますか?」と呼びかけステージを後にした。
あまり披露したことがないという『胸が痛くても Part.2』を歌い、最後の挨拶へ。
「韓国での活動も久しぶりになりますが、今回こうして日本に来て本当に光栄に思っています。こんなに沢山のみなさんが来てくれるとは思っていませんでした。本当にありがとうございました。活動計画は韓国に戻ったらコンサートが予定されています。あとはOSTも出ると思います。具体的にはまだ言えませんが大作といえば大作になると思います。『太陽の末裔』に勝てたらいいなと思っています…希望を語っただけです(笑)」と今後の予定と意気込みを語り、ラストはMVにセヨンやいとこのイ・ジャンウが出演している『死にそうだ』を熱唱し、昼のイベントは大盛況で終演となった。
取材日:2016年5月3日(火)
先輩アーティストとして沢山の後輩に慕われているファニさん。いつまでも素敵な歌声や音楽を聴かせてほしいですね。今後の日本での活動も期待しています!
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