解散のSHU-I『2015 FINAL TOUR「以上、SHU-Iでした!!」』東京ラスト公演開催【取材レポート】

  • 2016/1/24
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2015年12月21日(月)東京・Zepp DiverCityにて行われた『SHU-I』にとって東京最後のLIVE『2015 FINAL TOUR「以上、SHU-Iでした!!」』の様子をレポートします。

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2009年韓国デビュー。その後日本拠点に活動、2011年には「日本発会えるチワワ系韓国アイドル」として『Smile For Me』で日本メジャーデビューを果たしSHU-Iとして6年間の活動経て2015年8月解散を発表。11月25日には6年間の思い出が詰まった『BEST』が発売され、12月21日東京でのLIVEはこの日が最後のため沢山のファンが集結した。

会場が暗転すると上段のステージから黒い衣装で登場したSHU-I。インディーズの曲『STAR LIGHT』からステージが始まった。続いて『虹をさがして』『Please Help Me』で会場いっぱいに歓声と共にペンライトが広がった。そして「いち に SHU-Iで~す!」と恒例の挨拶へ。

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「いつもキラキラ、僕もキラキラ!SHU-Iのチャンヒョンです」
「皆さんアンニョハセヨ!今日は最後まで盛り上がっていきましょう!SHU-Iのミンホで~す」
「SHU-Iリーダーのインソクです!今日東京最後まで全力でいきたいと思いますので、よろしくお願いします!」
「SHU-Iのいつも元気な男はだれ?(会場「ジンソーク!」)SHU-Iのダンスマンはだれ?(会場「ジンソーク!」)SHU-Iで一番食いしん坊はだれ?(会場「ジンソーク!」)SHU-Iで一番イケメンは誰?(会場からはばらばらに答えが返ってくる)やかましいわ~!今日はよろしくお願いします!」とそれぞれに挨拶。「4時間のLIVEで一番心配なのがチャンヒョンの体力(笑)」というミンホのMCでは会場から大きな笑いが起きた。

2011年に発売したデビュー曲『Smile For Me』等を披露すると、会場はさらに一体になり盛り上がった。PVでの思い出の話では『Smile For Me』の宣伝トラックが通った時、写真を撮ろうとしたら前に大きな人がいて撮れなかったなどのエピソードの話題になった。

『こんなに君を好きなのにどうして?』『FOREVER WITH YOU~僕らの未来図~』のバラードではじっと聴き入るファン。LIVEの間ではスクリーンにメンバーからファンへのメッセージと、今までの思い出の写真が写し出された。終わると『SO IN LUV』を歌いながらサンタのスタイルで登場し、大きな袋からサイン入りカラーボールを出し会場へ投げファンへプレゼントした。
「『ネバギバYeah!』では初オリコン10位に入ってびっくりして嬉しくて泣きました」と嬉しそうに話すジンソク。「ほんとに懐かしい曲です」と韓国デビュー曲『BOMB BOMB BOMB』を披露し、続いて『Don’t Be Down』『Rolling Love~飾らない愛のかたち~』『Scream』等激しいパフォーマンスでカッコイイ姿を見せ、更に会場はヒートアップした。

後半は赤いジャケットで登場。『Summer Sweet』『Can’t Let You Go』『GLOW WILD』を熱唱。「インソクさんがセクシィーな衣装で登場しましたぁ~」とジンソクが言うと会場からは歓声が起こった。「チャンちゃんが『Summer Sweet』から何もしゃべれないでしょ」とミンホ。「僕たち20分休憩したのに体力なくなった」と息を切らして話すチャンヒョン。『GLOW WILD』はジンソクが振付けをしたというダンスマンのジンソク。激しいダンスパフォーマンスの後はバラードの曲へ。

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『約束の場所』をしっとり歌い上げ、『HEY GIRL』では会場と一体になり盛り上がっていった。その後のVTRではメンバーからのメッセージが流れた。

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「皆さんアンニョハセョ!SHU-Iインソクです。2015年ファイナルツアー「以上、SHU-Iでした!!」にようこそ。今日もたくさん来て下さってありがとうございます。まず2009年9月から2015年12月まで、6年以上SHU-Iのリーダーインソクとして過ごした時間が僕にとって永遠に忘れられない記憶になって、心の奥のどこかに刻まれています。これからは、『SHU-Iのリーダーインソクでーす』って毎日言ってきたこの言葉も、もう少しで言えなくなるんですね。そう考えると生まれてから感じたことがない不思議というか、言葉では説明できないそんな気分になるんです。本当に言葉では表現できないことがあるんだなと思いました。なぜなら、SHU-Iが自分にとってすべてだったからかもしれないですね。不安だらけの中、毎日見えない未来でも、僕たちが今日ここまで来れたのは、本当に奇跡だと、そして運命だと思います。それは本当に今、会場で僕たちを見に来て下さった皆さんのおかげだと、すべて僕たちの事を支えて下さった皆さんの力だと思います。今までの感謝の気持ちを込めて自分の作った曲を今から皆さんの前で歌いたいと思います。僕が皆さんに伝えたいメッセージ聴いて下さい」
と椅子に座るインソクは『ここまで』を熱唱した。今までの思いが詰まった歌詞に、会場にはタオル持ち涙をぬぐっているファンもいた。

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続いてミンホが登場し階段に腰をかけ語り始めた。「皆さんの一人一人の顔見ながら…今日のLIVEがSHU-Iとして東京は最後ですね。ソロコーナーがあると聞いて何の曲にしようか…と思ったんですけど、何かメッセージのあるー曲を歌いたいと思って…SHU-Iのミンホとして始めて書いた曲、SHU-Iのミンホとして歌う『約束』聴いて下さい」とアカペラで歌い始め、その後曲に合わせしっとり歌いあげた。

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次に緊張すると言っていたジンソクが登場。「じゃ聴いてください。あんこ・・・(笑)」に会場は大爆笑。(『あんこ』はインソクのソロ曲)「SHU-Iのお兄さんたちと過ごしてきた時間がめちゃくちゃ嬉しい思い出でした…僕に勇気をくれた曲です。綾香の『みんなの空の下』を初めて練習して初めて弾きます」と、ピアノの弾き語りをするが、途中感極まって声が詰まるジンソク。会場からは「がんばれ~!」の声援で泣きながらも最後まで歌い切ると、大きな拍手が沸いた。

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最後に登場したのはチャンヒョン。自作曲の『過ぎ去った風』を熱唱し会場ではペンライトが横に揺れながら、歌の中に引き込まれていく。『君が想う』ではメンバーが1人ずつステージに登場し4人が揃い心込めて歌い上げていた。その後 メドレーで会場も盛り上がり終盤へ。

『HITORIJIME』の後は「皆さんこれで最後の曲です」と伝えるとステージ横でスタンバイするチャンヒョンの指揮のもと、会場は一斉に「み~ぢ~か~い~」のコール(笑)
「ほんとに全力で最後まで盛り上がりましょう!」と『未来へ』を歌い「ありがとうございました!」と一旦ステージが終わると会場からはSHU-Iコールが響く。すると再びファンからのメッセージ入りのTシャツに着替え登場し『Brand New Page』でパワフルなステージを見せた。

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グッズの話題になり、インソクの考えた“インチョク”というキャラクターをもとに、今回○○チョクというキャラクターをみんなで考え、その共通なのは毛が3本しかないという話題で会場は大爆笑!トークでもファンを楽しませてくれた。そしてSHU-Iとしての最後の新曲、「BEST」にも収録された『arigatou』を感情込めて歌い「次の曲で最後です」とインソクが伝えると上段でスタンバイしているチャンヒョンが再び指揮をとり、ファンも最後の「み~ぢ~か~い~」を楽しんだ。

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チャンヒョン「僕たちが日本に来て5年経って、時間が早いな~と思うけど、東京に住みながら仕事でもいい思い出がいっぱい出来たし、プライベートでもいい思い出を作ったんですけど、やっぱりファンの皆さんと会うのが楽しかったし、もう東京(公演)は今日で最後なんですけど、永遠に最後ではなくて、また戻ってきて頑張って日本で活動する予定なので、これからも応援してください。」

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ミンホ「チャンちゃんが言った通り、これで完全なさよならじゃないです。特にジンソクは来年から頑張る予定なので、皆さん来年からもジンソクを応援してくれたらいいなと思います。3人は韓国に帰ったら皆さんの前で歌ったり踊ったりの生活じゃなくなるけど、1人1人の顔を想い浮かべてもらって、幸せな時間を永遠に忘れないでください。また会いたいなぁ、盛り上がりたいなという皆さんの願いが叶えられるように頑張ります。今日はありがとうございました。」

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ジンソク「もう泣かないです!お兄さんたちが兵役に行くことになって、僕もすごく悩んだ時期があって…正直5人でやってきて1人でできるのか?と怖かったんですけど、周りのスタッフさんたちが応援して下さって、すごく勇気がでました。昔から応援して下さったアイズ(ファン)の皆さんのおかげで日本で活動すること出来たし、最後にもかかわらずファンになってくださって僕たちを応援してくださる方がいまして、この可能性を感じて、もうちょっと前に進んでみたいなと思いました。お兄さんたちがいない間、寂しいですけど前向きに考えて笑顔で待っていましょう。今日でSHU-IのLIVEが最後の方もいるし、事情があって来れなかった方、その方たちみんな心が繋がっていると信じていますので、皆さまこれからもよろしくお願いします。」

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インソク「いつもLIVEの前の日に、感想とか気持ちを頭の中で整理して会場に入るんですけど、今日は当日の気持ちで言いたくて準備なしで来ました。僕たち色んなことがあって、解散するかもしれないという状況が何回もきたんですけど、その度にファンの皆さんの応援のおかげですごくいい機会になって、またそれが僕たちのチャンスに繋がって日本で活動が出来ました。それが何回もあったんです。その時に考えたことが、日本で活動できるのは僕たちの力じゃなくて、皆さんが後ろで応援してくださるから今日の最後までZeppツアーが出来るんだと思って、たまに韓国へ帰ると不安になるんです。皆さんが僕たちの事(ファン「わすれなーい!」)…ありがとうございます。落ち込む時が結構多いんですけど、でも(兵役に)行かなきゃいけないから、2年間もっと日本語勉強したり、時間があるか分からないんですけど、また日本で活動する時に自分たちにプラスになれるように、2年間頑張って戻ってきた時にいい笑顔で皆さんと“これからもよろしくお願いします”と言えるように、2年間の1日1日を大切に充実した時間にしたいと思います。5人の形は変わりますけど、ヒョンジュンとジンソクはまた頑張るし、3人は(兵役に)行って来て、また新しい形で日本で全力で頑張っていきたいと思っていますので引き続き応援して下さい。ありがとうございます」と言葉を詰まらせながら語ってくれた。

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「これで最後の曲になりますけど、涙でさよならはしたくないですよね?」とジンソクのかけ声でタオルを持ち、『ハジマリソング』をSHU-Iらしく元気いっぱいのステージを見せてくれた。最後に手をつなぎ「ありがとうございました!」と挨拶しステージを後にしたが、
鳴り止まないSHU-Iコールで再登場、『陽の当たる場所』では一人ひとりのファンの目を見て別れを惜しんだ。最後の締めは「以上、SHU-Iでしたぁ~」と「よしよしよ~し」とエンジンを組み2015年FINAL TOUR「以上、SHU-Iでした!!」東京最後の公演は大盛況で終演した。

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この日の東京公演そして名古屋、大阪公演を最後に『SHU-I』としての活動を終了した彼ら。インソク、チャンヒョン、ミンホは兵役へ。末っ子ジンソクは準備期間を経て再び日本でソロ活動をスタートさせるとのこと。これまで私たちを沢山楽しませてくれたSHU-Iに感謝し、それぞれの選んだ新しいスタートに注目していきたい!

【セットリスト】
『2015 FINAL TOUR「以上、SHU-Iでした!!」』

2015年12月21日(月)@東京・Zepp DiverCity

1.STAR LIGHT
2.虹をさがして
3.Please Help Me
4.Candy Rain
5.Forever my friend
6.Smile For Me
7.Ash gray sky
8.こんなに君を好きなのにどうして?
9.LOST LOVE
10.FOREVER WITH YOU~僕らの未来図~
11.SO IN LUV
12.Kiss My Life
13.ネバギバYeah!
14.BOMB BOMB BOMB
15.Don’t Be Down
16.Rolling Love~飾らない愛のかたち~
17.Scream
18.Summer Sweet
19.Can’t Let you Go
20.GLOW WILD
21.約束の場所
22.Ghost/触りたい
23.HEY GIRL
24.インソクSOLO「ここまで」
25.ミンホSOLO「約束」
26.ジンソクSOLO「みんな空の下」
27.チャンヒョンSOLO「過ぎ去った風」
28.君を想う
29.メドレー
30.HITORIJIME
31.未来へ

E1.Brand New Page
E2.arigatou
E3.ハジマリソング

WE陽の当たる場所




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