リョウク(SUPER JUNIOR)&チョン・ソンウW主演!ミュージカル「女神様が見ている」初日取材会レポート!
2012年「ソウル・ミュージカル・フェスティバル」にて、最優秀作品賞を受賞。そして、2013年「第19回韓国ミュージカル大賞」を受賞した最も話題の韓国創作ミュージカル「女神様が見ている」。
“心に傷を持ちながらも、唯一船を修理する技術の持ち主である北朝鮮人民軍兵士” リュ・スンホ役にSUPER JUNIORのリョウクと、昨年「恋の駆け引きの誕生」の王子役で日本のファンを虜にしたチョン・ソンウのダブルキャストで9月20日(土)~10月5日(日)まで上演。20日(土)の舞台初日公演後、主演を務めたチョン・ソンウほかキャスト陣が登壇し取材会が行われました。
舞台は戦下の1952年。対立する南・北軍の兵士6人が、漂着した無人島から脱出するために協力し合い、次第に心を通わせていく人間ドラマ。冒頭では緊張感に満ちた展開から始まるが、ストーリーが進むにつれて徐々に打ち解け合う兵士たち。笑いあり、涙ありで見ている側も心を揺さぶられる内容となっている。初日公演を無事に終えた出演者たちがステージに登壇。マスコミの他に初日を見終えたファンも見学する中、まずはフォトセッションが行われました。
左から、アン・ジェヨン、チョ・ヒョンギュン、ジン・ソンギュ、ソン・ミヨン、ユン・ソクヒョン、チョン・ソンウ、チュ・ミンジン
―ひとりずつ自己紹介と初日を終えた感想をお願いします。
チョン・ソンウ(北の兵士・リュ・スンホ役):ちょうど一年前に違う作品で日本で公演をさせていただいて、また一年後に日本で皆さまにお目にかかれることになってとても幸せで、とても光栄に思っています。その時と同様、皆さまに沢山お会いしたいので、また見に来て楽しい時間を過ごしていただければと思いますのでよろしくおねがいいたします。
ソン・ミヨン(女神役):つい一か月くらい前まで、この楽しいメンバーで公演をしていたのですが、またそのメンバーと日本で公演が出来て同じように楽しく過ごしたいですし、皆さんにも沢山楽しんでいただきたいので、劇場に足を運んでただければと思います。よろしくお願いいたします。
チョ・ヒョンギュン(南の隊長・ハン・ヨンボム役):韓国から出るのが今回生まれて初めてです。いつか来てみたいと思った日本で公演が出来て、またこんな素敵な劇場で公演が出来るようにしてくださった皆さまに感謝します。皆さんも沢山見に来ていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
チュ・ミンジン(北の兵士・ビョン・ジュファ役):(日本語で自己紹介)つい今年他の作品で来日してたので、また日本で公演出来ることがとても嬉しいです。みんなで一生懸命作ったとても素敵な作品なので、沢山共感していただいて楽しんでいただければと思います。一生懸命頑張りますのでよろしくお願いいたします。
ユン・ソクヒョン(北の兵士・チョ・ドンヒョン役):この作品が持っているメッセージや、感性など、皆さんにきちんとお伝えしたいので、いつか最終日までこの客席が満杯になって、それをお伝えできるようにしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
ジン・ソンギュ(北の隊長・イ・チャンソプ役):いつか日本に来てみたいと思っていたのですが、今回こういう機会が与えられて日本に来て、まず空港に着いたとたん、日本が凄く綺麗で、可愛いものも沢山あって驚きの連続です。劇場もとても素敵で、今日、皆さまにお会いしたらみんな美しくて、とても熱心に見ていただいたので、ぜひよろしくお願いいたします。
アン・ジェヨン(南の兵士・シン・ソック役):日本にいつか来たいと思っていて、初めて来たのですが、食べ物も美味しいですし、街も綺麗ですし、とても可愛い感じがして、劇場もとても素敵ですので、日本で過ごす時を大切に、いい時間にしたいと思います。何よりも公演をきっちりやって皆さんにお届けすることが一番大切だと思いますので、最後までよろしくお願いいたします。
―自分にとっての女神様は誰でしょうか?
ソンウ:自分がこの世に存在して、今この仕事をしている原動力になっているのは両親です。一人っ子で、両親と自分だけの家族で、お互い自分の仕事に忙しくてなかなか顔を合わせられないのですが、二人がいるから自分も頑張れると思うので、自分だけの女神様は、父と母の家族です。
ミヨン:年齢を重ねるごとに、自分に近い存在の家族や友達、自分が今まで携わって自分が愛する人、愛してくれる人、自分と縁とゆかりを持ってくれた全ての人が自分にとっては女神様だと思います。
ヒョンギュン:同じようですが、近い存在の家族になります。何か嬉しいことがあったり悲しいことがあったり辛いことがあると、真っ先に浮かぶのは両親の顔だったり、子供の顔だったり、兄弟だったりするので、家族が自分にとっての女神様だと思います。
ジェヨン:やはり家族です。もちろん両親だったり、兄弟だったり。ただ美味しいものを食べたり旅行に行ったりする日常で出会う人たちも大切なのですが、その中でも一番大切なのは家族だと思います。
ソンギュ:もちろん家族なんですが、ソウルにいる妻と2歳の娘が大切な存在です。(照れながら)自分は既婚者です(笑)
ソクヒョン:ここ数日間離れてみて、改めて家族の存在が大切だと思いました。それと同時に、今このキャストのみんながいるから演じられるので、この仲間たちも自分にとっての女神になります。
ミンジン:女神様は時と場合によって変わったりするのですが、今一番自分にとっての女神様は客席に来ていただいているお客様です。沢山の女神様に会いたいので、今いらっしゃる女神様は、また違う女神様を連れて劇場に来ていただければと思いますので(笑)何よりも皆さんが大切な存在です。
―この作品についてと、南北の兵士の役作りについての苦労を教えてください。
ソンギュ(北の兵士役):もちろん歴史的背景がある作品になってますが、やっぱり人間ドラマ、人間同士の話だと思うので、例えば自分が敵対する人や関係が悪い人と無人島に流されたとしても、今回みたいな関係性を作り上げるんじゃないかなという思いで作品を作りました。特に北の兵士役は、今使ってない言葉を研究して、まずは言葉づくりからやって、そこから役作りをします。
ヒョンギュン(南の兵士役):ネットで検索するとすぐ出てくるくらい、大きな争いで、望んで起きた戦争ではないですが、歴史的な背景も見れたりするので、その時は敵と味方になってましたが、たぶんこの無人島に流れた人たちも自分たちの意思ではなくて、国と国との対立によってそういう状況に置かれてしまったのですが、そこで人間同士として、どう触れ合って、どういう動きをしていたかを考えて人間として、人間ドラマとして、作品、役作りに挑みました。
―皆さんとても息が合っていますが、練習以外で一緒に食事に行ったり、お酒を飲みに行ったりして、話す機会はありましたか?
ミンジン:日本の舞台作りは分かりませんが、韓国の場合は、稽古になると12時間くらい一緒に居るので、本当に家族みたないな存在で、みんな呼吸がぴったりだと自信を持って言えます。仲間意識が強くて、睡眠時間以外は一緒にご飯を食べて稽古もしてますが、今、日本の街を探索したり、いつも一緒にいて、そこでまた呼吸を合わせているという秘訣があります。
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―初めて日本に来られた方は、日本に来てビックリしたことなどありましたか?
ジェヨン:お酒!(笑)
ソンギュ:弁当。車のクラクションの音を一回も聞いてないです。韓国では結構聞けるのですが、とても静かに運転をされてるのが印象的。
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ミヨン:日本の街並みが可愛い。
ヒョンギュン:日本の皆さんはみんなルールをきちんと守るという印象。道がとてもキレイ。
―自分のシーンで見てほしい見どころのシーンは?
ミンジン:特に自分の動き、仕草とか立ち姿とか、たたずまいを研究して役を表現したいと思ったので、舞台で自分の姿を見ていただければそこが見せどころだと思います。
ソクヒョン:作品の後半のほうに自分のシーンがあって、そこで皆さん感動して観ていただけるのですが、そこに至るまで自分の変化が本当に細かいので、もしかしたら気づいていただけないかもしれないですが、そういう変化も一緒に追って見ていただければと思います。それは自分だけじゃなくて他の人も一緒です。
ソンギュ:悪い役で怖いキャラクターですが、「♪将軍様が生きている」というナンバーから「♪女神様が見ている」まで、船が早く直ると聞いて、本当に嬉しくて浮かれて、自分でも思いつかない踊りや、いつもはとらないポーズをとったり、自分で分からなかった部分が出てしまうところだと思います。それ以外は重いシーンなので、その意外なところを見ていただきたいと思います。
ジェヨン:自分自身は何よりこの無人島に流れ着いて、敵対するもの同志流れ着いたときの悲惨さや、その思いとか、どのキャラクターよりも一番正直な性格を持っているキャラクターで、感情が全て出てしまったり、置かれた状況をストレートに表現するので、自分を見ていただくと、今彼らが逆にどれだけ悲惨な状況に置かれているかが伝わると思います。
ヒョンギュン:もちろん全体の流れを見ていただきたいのですが、特に自分の役はセリフも多くておしゃべりですし、感情の起伏も激しいですし、行動も沢山しますので、一回しかこの舞台から退場することが無いんです。汗だくになっていく自分の姿を見ていただくとどれだけ頑張ってるか、自分の変化を見ていただきたいです。
ミヨン:自分の役の女神様は舞台に登場しない時間が結構あるので、舞台を見守ってると度のシーンもどの瞬間もなくてはならないものだと思うので、やっぱり作品を通じて見ていただいて感じていただくものが、見ていただいた方にとって凄く需要なポイントになるのではないかと思います。
ソンウ:他の仲間も言ってましたが、やはり全体を見ていただくことです。ひとつひとつ見せ場があってお見せすることも出来ますが、そこは人物の断面しかお見せできないと思うので、全体を通じて彼らの変化する姿、どう時間が経過していくのか、ずっと全体を見ていただくと、ここで自分の気持ちに通じるものがあるのではないかなと思います。
ー最後にソンギュさんからメッセージを。
ソンギュ:日本で公演が出来たということ自体とても光栄に思います。韓国のお客様へお届けしたのと同じ感動を皆さんにお届けできるように頑張りますので、沢山の関心を持っていただきたいと思います。本日はありがとうございました。
■出演者のうち4人が初めて日本に来たと嬉しそうに話されていたのが印象的で、とても息の合った和気あいあいな取材会でした。9月30日~10月2日にはSUPER JUNIORのリョウクが出演することもあり、今秋話題の韓国ミュージカル「女神様が見ている」。ぜひ劇場でその感動を味わってほしい。
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